EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.8.1(Wed)

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  • 新潟の新主将に小川佳純が就任。人生で初のチーム主将に抜擢

    新潟の新主将に小川佳純が就任。人生で初のチーム主将に抜擢

     1日、新潟は聖籠町の専用練習場で二部練習を行った。チームはこの日から、新体制でスタート。主将・磯村亮太が長崎へ完全移籍し、3名体制の副将のうち渡辺泰広がVONDS市原(関東1部)への期限付き移籍が内定したことを受け、小川佳純が副将から主将へ昇格。副将は現職の加藤大に加え、新たに富澤清太郎と戸嶋祥郎が就任。練習前に鈴木政一監督から任命を受け、ミーティングで発表された。

     鈴木監督は「小川は、今やろうとしているサッカーへの理解度が高く、どんな状況でもコミュニケーションがとれる人材。戸嶋は若い連中のまとめ役として。かんぺー(富澤)はチームとして守備に課題があるので、その中心になってほしい」と、選出の意図を明かした。

     人生で初のチーム主将を務めるという小川は「キャプテンになったからといって、自分のクオリティーは変わらない。これまでも必要なことは言ってきたし、やることは変わらない。継続して、勝てるチームになっていくようにやれることをやるだけ」と意気込みを語った。

     チームは1年でのJ1復帰を掲げているが、現在J2で17位と苦戦中。ただ、小川が故障から戻り、先発に復帰した第22節以降は、攻撃面で改善が見られている。小川は「チャンスを多く作って、ゴールの匂いがあれば、見ていて面白かったと言ってもらえる。見ている人に楽しんでもらえるような試合にすることプラス、ミスを減らして勝てるようにしたい」と課題を上げ、「それぞれがJ2で戦い続けることをよしとせず、もっと高いレベルを目指してやれるようにしたい。俺も含め、J1で長くやってきた選手が若手を引っ張って、J1に持っていける集団になっていくべき。試合に出ていない選手にも、満足せず上を目指してやってもらえるような雰囲気を作っていきたい」と目標達成に向け、チームの底上げも促していく。

     以下、副将のコメント。

     富澤「このクラブを思う気持ち、支えてくださっている方々の思いを絶やさないように、自分なりにやれることを続けていくことが使命だと思っている。一人ひとりが自立してプロとしての自覚を持ち、ピッチに立つ集合体になることで強いチームになれる。若い選手もいっぱいいるので、自分の姿を見せていくことと、苦しんでいる選手がいたら、うまくサポートしていきたい」。

     加藤「チームとしてどういう方向を向いてやるかは決まっているので、続けていくことが一番大事。個々の弱いところを練習で直すように努めることと、弱い部分が出ないように周りが助けること。文句ではなく、チームがよりよくなるための声がけを続けたいし、もっともっと出していく」。

     戸嶋「若手選手をまとめるという役割を与えられたことに感謝し、より責任をもっていきたい。新人が試合に絡んでいることはチームにプラスになっていると思うが、慢心せずに続けて、競争意識を高めていきたい」。

    文・写真:野本桂子(エルゴラッソ新潟担当)
  • 小野瀬康介、感謝を胸に新天地・G大阪へ 最後の挨拶に約300人集う。

    小野瀬康介、感謝を胸に新天地・G大阪へ 最後の挨拶に約300人集う。

     8月1日、山口からG大阪へ移籍する小野瀬康介にエールを送ろうと、ファン・サポーター約300人が練習場「きらら博記念公園スポーツ広場」に集まった。

     チームへの挨拶を終えた小野瀬の前には、背番号8のユニフォームを着た子どもたちや、グッズをもつ女性ファン、男性サポーターらが長い行列を作り、「頑張ってね」「ガンバにいっても応援しちょるよ」などと声を掛けた。

     小野瀬は「山口のファン・サポーターには感謝しかない。こうして応援してくださる人たちがいるので、その人たちへの感謝の気持ちを忘れずにやっていきたい」と穏やかな笑顔を見せ、「山口で成長できた自分のストロングを評価してもらっているので、ガンバでも出せるように努力したい」と強い気持ちを見せた。

     昨季はJ2リーグ戦41試合に出場し、今季はここまで全試合に先発出場した。山口でのラストゲームとなった第25節・熊本戦では2ゴールを決め、目標としていた今季10ゴールを達成。「この試合が最後になるかもしれないと心に秘めていた。感謝の気持ちをもって頑張って、2ゴールを決められたのですごくうれしかった」と振り返り、「いろいろ悩んだけど、シモさん(霜田正浩監督)が『康介の選択を尊重する。どっちにいっても正解だ』と言ってくれたことが一番大きかった。自分の気持ちに素直になって決めた」と話す。

     約1年半を過ごした山口での生活を聞くと、「ひさびさに東京に帰ったときに違和感があるというか、いまはこっちにいたほうが落ち着く。居心地がすごくいい」と言い、「早く大阪という街に慣れたい」と付け加えた。

     2時間以上をかけてファン・サポーターとの写真撮影やサインに丁寧に応じた小野瀬。山口からの温かいエールを後押しに、夢見たJ1の舞台に挑む。

    文・写真:松原純(エルゴラッソ山口担当)

  • 福岡加入のレオミネイロ、次節・甲府戦でのメンバー入りが濃厚に

    福岡加入のレオミネイロ、次節・甲府戦でのメンバー入りが濃厚に

     この夏、福岡に加わったレオミネイロの今節・甲府戦でのメンバー入りの可能性が濃厚なった。

     6月末に移籍加入のリリースがクラブから流れ、7月に入ってすぐにチームに合流していたが、選手登録に必要な書類がそろわずに試合出場資格を得られないまま時が過ぎていた。しかし本日8月1日、井原正巳監督が「登録が認められる状況になりました」と、あとはJリーグ側の登録審査を待つだけとなったと明かした。3日にJリーグから登録完了の知らせが届けば、4日に行われるアウェイでの甲府戦からの出場が可能となる。

     この甲府戦は、甲府からの期限付き移籍の形で福岡の一員となっているドゥドゥが甲府との契約により出場ができないため、レオミネイロはその穴埋めとして井原監督にとって貴重なカードとなる。

     ようやく登録の準備が整ったレオミネイロは「待ち遠しかった。早くゲームに出たくてね。だから、いまはとてもうれしいよ」と満面の笑み。「ゲーム勘やチームメートとのコンビネーションは実戦の中で高めていく必要はあるけれど、フィジカルコンディションは100%に近いよ」と甲府戦での加入後初出場に向けて意欲満々。

     井原監督や松田力が認めるシュート技術と決定力の高さを、今週末のゲームでさっそく目にしたい。

    文・写真:島田徹(エルゴラッソ福岡担当) 

  • かつて大宮の躍進を支えたアタッカー同士の対決。マテウスが元大宮・泉澤仁との対戦に意気込み

    かつて大宮の躍進を支えたアタッカー同士の対決。マテウスが元大宮・泉澤仁との対戦に意気込み

     大宮が今節(4日)のJ2第27節で対戦する東京Vには、シーズン途中から元・大宮の泉澤仁が加入している。前回のJ1昇格、そしてJ1年間5位に大きく貢献したアタッカーとの対戦は、当時を知る選手たちにとって一つのトピックだ。

      かつて泉澤と左右のサイドハーフを形成していたマテウスは開口一番、「非常にイヤです(笑)」と一言。もちろん再会を嫌がっているのではなく、相手が警戒すべき選手だからこそ。「彼は素晴らしい能力、試合を一人で決められる力を持っている」とリスペクトを示しつつ、必勝を誓う。

    「本当は同じチームで試合をしたかったんですけど、今回は敵。しっかりと彼を抑えて、彼以外にもヴェルディには素晴らしい選手がたくさんいるので、ヴェルディをしっかりと抑えてわれわれのサッカーを出せば、いいプレーはできると思います」。

      大宮の躍進を支えたサイドアタッカー同士の対決。マテウスは「対戦は非常にイヤですけど、楽しみでもあります」と本音ものぞかせ、「いいプレーをして、彼自身にも勝ちたいですね」と意気込んでいる。

    文・片村光博(エルゴラッソ大宮担当)

  • 磐田のFW大久保嘉人が移籍後初先発でホームデビューへ

    磐田のFW大久保嘉人が移籍後初先発でホームデビューへ

     今日の19時にキックオフされるG大阪戦を翌日に控えた7月31日、磐田は試合会場となるヤマハスタジアムで約1時間半のトレーニングを行った。気温が30℃を超える酷暑の中でG大阪戦に向けたセットプレーの確認など試合前日のトレーニングメニューを消化し、再開後初勝利に向けて入念に準備を行った。

     セットプレーのトレーニング時には先発組と思われるチームに入り、移籍後初先発が濃厚となった大久保は「攻撃に厚みを持たせて、チャンスを多く作りたい」とG大阪戦に向けて意気込んだ。

     ポジションはシャドーの位置での起用が濃厚。「流動的にやっていきたい。そこで相手DFが捕まえづらくさせることができればいい」と、シャドーでプレーする上でのポイントにも触れた。

     プロ初ゴールも、Jリーグ初ゴールもヤマハスタジアムで記録している大久保は、「いいイメージはありますよ」と磐田のホームスタジアムに好印象。ホームデビューを飾る大久保の移籍後初ゴールに期待がかかる。

    文・写真:森亮太(エルゴラッソ磐田担当)

  • 岐阜のFW古橋亨梧、イニエスタやポドルスキの所属する神戸への移籍が決定

    岐阜のFW古橋亨梧、イニエスタやポドルスキの所属する神戸への移籍が決定

     本日、8月1日に岐阜のFW・古橋亨梧が神戸に移籍することがクラブから発表された。近日中に神戸の練習に合流する流れになるという。

     移籍の経緯として、昨季から古橋を注視していた神戸が今夏での同選手獲得へと動き、選手とクラブ間で移籍合意へと至ったことがクラブ関係者への取材で分かった。

     古橋は奈良県出身の23歳。大阪の興国高を経て、中央大に進学。サイドを主戦場とするドリブラーで、岐阜に加入後はここまで公式戦全71試合すべてに先発出場。今季はここまでのリーグ戦で11ゴール6アシストの戦績を残している。

     昨季はルーカス・ポドルスキ、そして今季はアンドレス・イニエスタら大物外国籍選手が新加入し、新たにパスサッカーを指標するJ1の神戸。一方で古橋も、岐阜では大木武監督のもとパスを繋いで相手を押し込むスタイルにフィットする急先鋒としてプレーしてきた選手となる。新チームで、古橋がどんな活躍をするのかに注目が集まる移籍となった。

    文・岩波陽平(エルゴラッソ岐阜担当)
  • 宮本恒靖監督×名波浩監督。新時代突入を告げる初対決

    宮本恒靖監督×名波浩監督。新時代突入を告げる初対決

     Jリーグが新時代に突入しようとしている。

     W杯を経験した監督同士が対戦するのは初めてではないが、W杯とヨーロッパでのプレー経験をもつ指揮官同士が対戦するのは初めて。磐田を率いる名波浩監督は98年のW杯経験者。一方のG大阪を率いる宮本恒靖監督も2度のW杯に出場し、オーストリアでもプレーした。

    「名波さんと対戦するわけじゃないから」と監督対決にはさほど興味がなさそうな宮本監督だったが「(大久保)嘉人が入って変わっている部分もある。しっかりと相手をみながらやる部分と、選手が今週、トライしてきている部分のバランスかなと思う」と対磐田を見据えたキャスティングや采配は必見。ボランチとして一時代を築いた名波監督と、最終ラインを束ねた宮本監督による頭脳戦が楽しみだ。

    文・下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)
    写真:六川則夫、徳丸篤史

  • [本日のエルゴラッソ1面]昇るか、止まるか

    [本日のエルゴラッソ1面]昇るか、止まるか

    [明治安田J2第11節 マッチレポート]
    ■大宮 vs 熊本
    流れを一変させ、逆転を呼び込んだ富山の投入

    [明治安田J1第19節 プレビュー]
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    首位・広島を撃破した浦和。続けて3位・川崎F狩りへ

    [EG FEATURES]
    ■鹿島を去ったヒーロー。背番号10が残したもの
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