EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.11.15(Wed)

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  • うれしさと悔しさと。扇原貴宏が迎える古巣・C大阪との特別な一戦

    うれしさと悔しさと。扇原貴宏が迎える古巣・C大阪との特別な一戦

     横浜FMのMF扇原貴宏が18日のC大阪戦に向けてテンションを上げている。古巣との一戦に向けて、今週は主力組に入って調整。リーグ戦5試合ぶりの先発が濃厚となった。

     育成組織時代から所属していた桜軍団への思いは、いまでも胸の内に秘めている。先日のルヴァンカップ制覇についても「ほとんどの選手を知っているし、うれしかった」と笑みをこぼした一方で、「悔しい気持ちもあったし、複雑な感情も抱いた」と話す。

     横浜FMとC大阪は3位の座を争うライバル関係にあり、目標に掲げている『ACL出場権獲得』を達成するためには勝利が必要な一戦となる。大一番を前に扇原は「大事な一戦をセレッソと戦えるのは幸せなこと。めちゃくちゃ楽しみ」と心を躍らせていた。

    文・藤井雅彦(エルゴラッソ横浜FM担当)

  • G大阪・遠藤保仁が一部スポーツ紙の退団報道にコメント「契約が1年残っている。それしか言いようがない」

    G大阪・遠藤保仁が一部スポーツ紙の退団報道にコメント「契約が1年残っている。それしか言いようがない」

     一部スポーツ紙で今季限りでの退団の可能性を報じられたG大阪のMF遠藤保仁が15日、練習後の取材で「何も聞いていないですし、まあクラブとも僕は契約が1年残っている。それしか言いようがない。いまは(18日の)フロンターレ戦に向けてということしかないですけどね」と話した。

     すでに長谷川健太監督の今季限りでの退任が発表され、来季は元C大阪監督のレヴィー・クルピ氏の就任が決定的。遠藤は「来季のこともまだ何も考えていないけど、また、タイトル争いができるように。監督が変わることはもう決まっているので、自分自身も良いコンディションで戦いながらやっていければいい」と、38歳で迎える来季のタイトル奪回への意欲を口にしていた。

    文・下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)

  • 圧巻の一撃で今季16点目。金沢のエース・佐藤洸一、次はキャリアハイ更新を狙う

    圧巻の一撃で今季16点目。金沢のエース・佐藤洸一、次はキャリアハイ更新を狙う

     金沢のFW佐藤洸一が、前節・熊本戦で今季16点目をマーク。岐阜に在籍した09年に挙げたキャリアハイに並んだ。

     今季16点目は、圧巻の一撃だった。ペナルティーエリアの外から左足一閃、ゴールネットを揺らした。佐藤は「相手をかわしたときにちょうどいいところに(ボールを)置けたので、打ったら入った」と振り返る。

     得点場面の10分ほど前にも、味方のクロスに頭で合わせる決定機を迎えた佐藤だが、これは仕留め切れず。「決めたかった。叩きつけ過ぎて自分の肩に当たってしまった。外したときは『今日はないかな?』と思ったけど、ありましたね(笑)」。

     今節・水戸戦が今季最終戦。金沢のエースは「ここまで来たら、あと1、2点取れたら良い」とキャリアハイ更新に意欲を示した。

    文・野中拓也(エルゴラッソ金沢担当)

  • 「こんなもんじゃねえぞ」。神戸の高橋秀人が秘めているのは衰えぬ“向上心”

    「こんなもんじゃねえぞ」。神戸の高橋秀人が秘めているのは衰えぬ“向上心”

     神戸MF高橋秀人の動きが軽快だ。14日、強めの雨の中で行われたミニゲームでは、攻守の素早い切り替えを披露し、ゴール前のチャンスでは着実に得点を重ねた。高橋秀は「今日はバチバチした練習をやれた」と充実した様子で話し、週末に控えるJ1第32節・広島戦への士気の高さをうかがわせた。

     日本代表戦などのため、およそ2週間、リーグ戦が中断。この期間を振り返った高橋秀は「練習や練習試合をとおして、チームの約束事や個人の特性を生かす部分とかはできたと思う。そこはチームの成果かな」と話した上で、「今日は3週目でしたが、練習のゲームでも公式戦と同じような雰囲気を作ることができていた。ピリッとした中で練習ができましたね」と、オフ明けのトレーニングだったこの日を振り返った。

     ミニゲームの中で、高橋秀は鮮やかなゴールを決めるなど、躍動感のあるパフォーマンスを見せた。「まだ神戸で見せられていない部分も多い」とFC東京から神戸に移籍した今季の自身を見つめ、「『こんなもんじゃねえぞ』と。もっと自分を高めるためにやれるし、努力を惜しまずにやっていきたい」と、言葉に負けん気の強さを含ませた。

     今年で30歳を迎えた神戸の背番号16が対峙しているのは、いまなお、衰えない“向上心”だ。

    「11人の中の一人。11分の1の自分という考え方をしている。特徴は消してもダメだし、規制し過ぎてもいけない。それは年齢を重ねるごとに感じている。ヒデオさん(田中英雄)は『尖んなきゃダメ』ということをよく言ってるんですけど、試行錯誤、楽しむ気持ち、向上心をもってやるのが良い」

     その目のギラつきからは、プロフェッショナルとしての野心が見えた。

    文・写真:小野慶太(エルゴラッソ神戸担当)