EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.2.6(Mon)

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  • 元日本代表GK権田修一、鳥栖電撃加入の背景とは!?

    元日本代表GK権田修一、鳥栖電撃加入の背景とは!?

     6日、鳥栖は元日本代表GK権田修一の獲得を発表した。

     SVホルン(オーストリア)での1年間の期限付き移籍を満了した権田だったが、欧州でのプレー継続を希望し、所属元であるFC東京との契約を両者合意のうえで解除。欧州での移籍市場が閉まる1月31日ギリギリまでチームを模索したが見付からなかった。

     そんな状況の中、権田に獲得のオファーを出したのが鳥栖だった。「どっちみち帰る予定だった」という権田は4日に日本に帰国。このタイミングで鳥栖が正式にオファーし、翌5日に権田が鳥栖にやってきた。ここで契約内容や条件について話し合いが行われたが、「昨日(5日)の7時くらいでもサインするかは決めていなかった」と権田が話すように、まだこの時点では加入に対して前向きな状況ではなかった。

     そんな権田の気持ちを突き動かしたのは竹原稔社長の熱意だった。交渉の場で竹元義幸強化部長やマッシモ・フィッカデンティ監督から「ここの社長は素晴らしい」という話を聞いた権田は、「それだけみなさんが良いと言っている方と会ってみて決めたいなと思った」と話す。そして、その出会いは大きなものになった。「やっぱり会ってみたら決まりましたねという感じ」と明かすように、竹原社長との面会が鳥栖加入の大きな決め手となった。

     「自分のやっている仕事の中で稼いだお金をこのチームのためにどう使ったらいいかとか、このチームはどうしたらACLに行けるのか、優勝できるのかというのを本当に考えている」と権田は面会での竹原社長の印象を振り返り、「例えば、『空港をそばに作ってくださいよ』と言ったら『分かった、できないかもしれないけどとりあえずやってみる』と言ってくれそうな、『お前らが必要なんだったらやってあげるよ』という雰囲気は話していて感じた。この人のためにやってみたいと思った」とその人柄にほれ込んだ様子だった。

     オフの早い段階から権田の獲得調査を進め、何度も熱心に権田本人に接触した竹元強化部長の存在についても権田は「熱心に誘ってくれて、何回会ったか分からないくらい会っているので、そこへの感謝もあった」と話しており、最終的には竹原社長と竹元強化部長、二人の熱意が実った形となった。

     SVホルン退団後は知り合いのコーチや欧州での人脈を生かし、ドイツやスペインなどで練習を行っており、コンディションの面では大きな問題は感じられない。合流初日となったこの日はゲーム形式には参加しなかったが、GKのトレーニングをしっかりとこなしている。鳥栖にとっては不安視されていたGKだが、権田の獲得で十分な陣容になった。

     

    文・写真:杉山 文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)

  • [特集]元Jクラブ強化責任者に聞く Jリーガーの査定方法

    [特集]元Jクラブ強化責任者に聞く  Jリーガーの査定方法

    選手名鑑掲載の特集『元Jクラブ強化担当者に聞く Jリーガーの査定方法』を一部公開!!

    エル・ゴラッソ選手名鑑(大判ハンディ版)では
    今年から推定年俸の掲載をスタート!(J1クラブのみ)

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     昨年7月、Jリーグは「DAZN(ダ・ゾーン)」を運営する英国のパフォームグループと10年間、約2,100億円という巨額な放映権契約を締結。今季から均等分配金と賞金が増額され、強化分配金、降格救済金が新たに設けられるなど、クラブをめぐる“おカネ”事情は今後大きく変わることになるだろう。

     そんな中、気になるのが選手たちの年俸事情。エル・ゴラッソでは今回の選手名鑑から推定年俸を掲載しているが(J1クラブのみ)、そもそもクラブはどのようにして選手の年俸を決めているのか。東京V、柏で長く強化・編成に携わってきた小見幸隆氏に直撃し、Jリーガーの査定方法に迫った。

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    毎試合の評価表という基準

     

    ―チームスポーツであるサッカーにおいて、選手の評価基準としてはどのようなものがあるのでしょうか?
    「各クラブによって多少違いはあるけど、何mダッシュしたとか、何km走ったとか(データ)を採用しているところもある。選手はイヤだろうね。『毎日監督やコーチが見ているから試合のデータで判断するのは違うんじゃないの? じゃあ(あまり走っていない)メッシはどうするの?』ということになっちゃうので。サッカーの場合、“貢献度”と言ってもいろいろな基準がある。ダッシュなんていうのはある種いい加減なデータで、頑張って(自陣に)戻っているのもダッシュだし、あれはあれで信憑性のほどは…というのはある。
     だから、試合でどれだけ役に立っているのかを、ポジション別に評価しているクラブもある。いわゆる評価表みたいなもの。もちろんチームによって仕様は違うと思うけれど、例えば『ABCDE』の5段階評価で作ったりする。ただ、5段階評価だと、どうしても真ん中(のC評価)が増えてしまう。~」

    「(評価基準は)ポジションによっても違うし、外国人監督の場合には、試合ごとに『今日は何点』と10点満点で出場選手の点数をつけてもらうこともある。(外国籍)監督は(項目を細かくするよりも)結構フィーリングで判断、評価するからね」

     

    自然と生まれる選手の序列を
    強化部も尊重している

     

    ―選手の査定会議には監督も参加するものですか?
    「監督は入らない。大事な会議だとGMや強化部長を中心に大体4人くらいで、ほとんどのクラブがやっていると思う。ただ、予算の割り振りなどに関しては、最後にもう一人専門家が入ってくれないと、数字を出すことができない。~」

    ―そうした会議は毎年どのくらいの時期にやっているのでしょうか?
    「最終戦より前、大体2週間前くらいだと思う。まず採点表が1年間分溜まっているので、それを計算する。その数字(採点表)を掛け算する係数があって、そうすると“計算機”で出せるある程度の(年俸の)評価に出てくる。ただ、それだと機械的だから、評価する側のイメージも必要。『この選手はもう少し上げたいな』、『この選手は下げたほうがいいか』とか、最後はそこで調整をすることになる。~」

     

    続きは、『Jリーグ選手名鑑2017』でチェック!

    【Jリーグ選手名鑑 大判】
    タイトル:Jリーグ選手名鑑2017 J1・J2・J3 エル・ゴラッソ特別編集
    発売日:2月8日(水)
    価格:定価972円(本体900円)
    判型:A4変型 288P

  • 久保建英も招集。NEXT GENERATION MATCHのU-18Jリーグ選抜が発表

    久保建英も招集。NEXT GENERATION MATCHのU-18Jリーグ選抜が発表

     18日に行われる「NEXT GENERATION MATCH U-18 Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜」のU-18Jリーグ選抜の参加選手が発表された。

     昨季の高校年代二冠に輝いたFC東京U-18からは久保建英、平川怜をはじめ5人が選出。また、昨年のAFC・U-19選手権優勝メンバーである若原智哉(広島ユース)や中村駿太(柏U-18)なども選ばれている。なお、監督はFC東京U-18の佐藤一樹監督が務める。

     この試合は富士ゼロックス・スーパーカップの開催前、10時20分にキックオフされる。

     

    GK

    若原 智哉(京都U-18)

    大迫 敬介(広島ユース)

    DF

    橋岡 大樹(浦和ユース)

    中川 創 (柏U-18)

    岡庭 愁人(FC東京U-18)

    坂口 祥尉(FC東京U-18)

    青山 夕祐(名古屋U18)

    瀬古 歩夢(C大阪U-18)

    MF

    井澤 春輝(浦和ユース)

    藤本 寛也(東京Vユース)

    平川 怜 (FC東京U-18)

    中島 元彦(C大阪U-18)

    川村 拓夢(広島ユース)

    FW

    中村 駿太(柏U-18)

    久保 建英(FC東京U-18)

    小林 幹 (FC東京U-18)

    平墳 迅 (清水ユース)

    満田 誠 (広島ユース)

     

    監督

    佐藤一樹 (FC東京U-18監督)

  • 元日本代表GK権田修一が日本復帰。恩師が監督を務める鳥栖に加入

    元日本代表GK権田修一が日本復帰。恩師が監督を務める鳥栖に加入

     6日、鳥栖が元日本代表GK権田修一の加入を発表した。

     権田はクラブの公式HPを通じ、「チームの発展、成長、勝利のために精一杯頑張ります」とコメントしている。

     権田は15年に9年間在籍したFC東京から本田圭佑が実質的なオーナーを務めるSVホルン(当時オーストリア3部)に期限付き移籍。加入直後の脛骨骨折で長期離脱を強いられたものの、復帰後は守護神として活躍し、チームの2部昇格に貢献した。

     昨年12月に期限付き移籍が終了しホルンを退団。その後、所属元のFC東京も退団し、欧州で新天地を模索していた。

     加入先の鳥栖は、昨季まで不動の守護神として活躍した日本代表GK林彰洋が今オフにFC東京に完全移籍。新たな守護神を探していた。また、かつてFC東京時代に権田を指導した、マッシモ・フィッカデンティ氏が昨季から監督を務めている。

  • 岡山の赤嶺真吾が肉離れで全治4~6週間

    岡山の赤嶺真吾が肉離れで全治4~6週間

     岡山はFW赤嶺真吾が2月2日の練習中に負傷し、左下腿部肉離れで全治4~6週間と発表した。

     赤嶺は昨季、G大阪から岡山に期限付き移籍。J2リーグ戦41試合に出場し4得点を挙げ、今季、岡山に完全移籍となっていた。

  • ニューイヤーカップ宮崎ラウンド最終日。横浜FCが優勝を決める

    ニューイヤーカップ宮崎ラウンド最終日。横浜FCが優勝を決める

     ニューイヤーカップ宮崎ラウンドの第3戦が行われ、長崎と引き分けた横浜FCが優勝に輝いた。

     4日にJ1王者・鹿島を1-0で下していた横浜FC。第3戦では大卒ルーキーの新井純平や19歳の前嶋洋太など、若手を積極的に先発起用した。試合は前半終了間際に長崎の田上大地にヘディングゴールを許し、横浜FCが1点ビハインドで折り返す。

     それでも今大会、後半に強さを見せている横浜FCは47分、前嶋のパスに抜け出したナ・ソンスが左足でネットを揺らして同点に追い付く。その後、スコアボードは動かなかったが、2勝1分の横浜FCが宮崎ラウンドの優勝を決めた。

     また、続いて行われた鹿島vs福岡の一戦は49分にCKから鈴木がゴールを奪い、鹿島が先制。この1点を最後まで守り切った鹿島が1-0で勝利を収めている。

  • 浦和のイリッチが退団。「このチームへの愛が消えることはない」

    浦和のイリッチが退団。「このチームへの愛が消えることはない」

     浦和はブランコ・イリッチがスロベニアのNKオリンピア・リュブリャナへ完全移籍することになったと発表した。

     イリッチは昨季、浦和に加入。スロベニア代表で欧州CLの出場経験もあったが、けがなどもあり浦和のDF陣になかなか割って入ることができず、日本での出場はACLでの1試合だった。

     以下、イリッチのコメント。

    「今までのことを含めてすべてに心から感謝をしています。また来日をしてから僕をサポートしてくれたすべての方に感謝しています。残念ながら、来日してからケガをしてしまい、なかなかうまくいかず、みなさんにもご迷惑をおかけしてしまいました。ファン・サポーターのみなさんにも残念な気持ちにさせてしまい、チームにもなかなか貢献できなかったことを申し訳なく思っています。これからの新シーズン、浦和レッズに本当によい結果が出ることを願っていますし、この先、僕は新たな地でプレーし、活躍したいと思っています。もし、僕を見かけることがあったら、声援をいただければうれしいです。浦和レッズの一員ではなくなったからといって、このチームへの愛が消えることはないですし、選手、コーチングスタッフ、ファン・サポーターのみなさんにタイトルを一つでも多く獲ってほしいと願っています。本当にありがとうございました」

  • 甲府キャンプにドゥドゥが合流。「ウイルソンとは連係できると思うし結果も残せる」と自信を見せる

    甲府キャンプにドゥドゥが合流。「ウイルソンとは連係できると思うし結果も残せる」と自信を見せる

     昨季の甲府を救ったエースがようやく合流。11月25日にブラジルで左ひざの内視鏡手術(軟骨周辺のクリーニング手術)を行い、そのリハビリで来日が遅れていたドゥドゥが宮崎県綾町で合宿中のチームに2月6日に合流した。

     吉田達磨新監督を迎えて選手の向上心や意欲を引き出す練習でチームは変化を見せているものの、4日の夜に主将の山本英臣がチーム内3人目となるインフルエンザを発症。5日から離脱しており、なんとなくの不安が漂っていた。しかし、明るい性格のドゥドゥが練習後に選手の輪に入ると、そこかしこで笑顔の花が咲いた。ドゥドゥのリハビリは最終段階だが、順調に進んでも2月26日の開幕戦で先発することは難しい見込み。それでも、ウイルソンとドゥドゥは最強コンビになり得るため、心強い選手がそろったことになる。

     来日が遅れているとき、なんでもアリの世界だけに「代理人が移籍交渉をやっているのでは……」と報道陣は疑心暗鬼になっていた。佐久間悟GMによると、クラブが複数年の優先交渉権を持つそうだが、昨季途中で柏に移籍したクリスティアーノのように違約金を払うクラブが出てくればどうなるか判らない。違約金は甲府にとっては大きな金額だが、母体が大きいリッチクラブからすれば電話2~3本で用意できそうな金額(推定)。佐久間GMは「(昨季終盤の)けががなければ(契約延長自体が)どうなっていたか分からない」という。

     ドゥドゥにはウイルソンと組んで活躍してほしいが、そうすればリッチクラブの関心を惹きつける。ただ、その心配をするのは達磨甲府が結果を出してから。「吉田さんは僕を日本に呼んでくれた恩人(14年8月に柏に加入した際、吉田氏が強化ダイレクターを担当)。監督・選手という関係で仕事をするのは初めてだけど、感謝の気持ちを表したい。ウイルソンとは連係できると思うし結果も残せる」と話すドゥドゥ。さっそく報道陣に囲まれて取材に応じた言葉に自信はたっぷりと詰まっていた。

    文・写真:松尾潤(エルゴラッソ甲府担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]復権を目指すG大阪、アジアの戦いからスタート

    [本日のエルゴラッソ1面]復権を目指すG大阪、アジアの戦いからスタート

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    ■G大阪 vs ジョホール・ダルル・タクジム
    昨季の悔しさを晴らすための第一歩

    [特集]
    ■桜に返り咲いた清武弘嗣。タイトルへ、決意の加入会見

    [追悼 岡野俊一郎氏]
    ■種をまく人

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