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「デジタルいいよね。デジタルいいよね」。徳島の新型バスに岩尾憲が大興奮
徳島の移動用バスが一新! テンションの上がった岩尾憲に感想を聞いた。
20日の取材時、駐車場に入ってくる移動用バスを発見。昨季のものと違うなと思いながら近付いてみるとバスが新しくなっていた。フォルムがやや流線型になり、ラッピングされたデザインはクラブカラーの青色を基調に緑色と赤色がアクセントになっている。背景には渦のデザインが施されており、なかなかスタイリッシュだ。
初めてバスを見た岩尾は行き先などを表示する部分がデジタルになっていることを発見。それを見て、「デジタルいいよね。デジタルいいよね」と2回繰り返すテンションの上がりよう。運転手さんに「操作性はどうですか?」と見た目だけではなく機能性にも興味を示し、「ちょっと運転席座ってみてもいいですか?」と子どもが遊園地に行ったときのようにはしゃいでいた。車内は3列シートになり、前後の感覚にもゆとりができて「広い〜!」。ちなみに、ナンバープレートは『12』。こういうアイデアもうれしい。
開幕戦・東京V戦はもちろんのこと、第2節・京都戦もこのバスで向かうことになる。「かっこいい集団になって、首位でこういうバスから降りて会場へ向かいたいですね。身の引き締まる思いです」と開幕が近付いていることをあらためて肌で感じていた。
文・写真:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)
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松本が“偶然”発掘した国見高出身・左SB下川陽太。特別指定選手として「絶対に試合に出たい」
17日に来季、松本への加入内定が発表され、同時に特別指定選手となった大阪商業大のDF下川陽太。17日から19日まで行われたデンソーカップチャレンジサッカーには関西選抜の一員として参加し、3位入賞に貢献した。大会を振り返って下川は「普段は関西の2部リーグでプレーしているので、こういうレベルの高い選手と対戦する機会が本当にない。この大会に出るのが大学に入っての一つの夢だったし、すごく楽しみにしていた。チームメートや相手のレベルの高い選手の良い部分を吸収して、自分のプレーに生かせるものは今後生かしたい」と語った。
下川が所属する大阪商大は現在、関西学生リーグの2部に所属する。そんな下川がなぜ松本の目にとまったかというと昨年6月の関西ステップアップリーグ・関西学生選抜vsG大阪戦(2-1)。今季松本に加入した桃山学院大のFW岡佳樹の視察のために松本のスカウトが試合に訪れると、後半から出場し、高いパフォーマンスを見せる一人のSBが目についた。そのSBは岡の決勝点までアシストし、チームを勝利に導いた。そのSBこそが下川だった。そのプレーにほれ込んだ松本のスカウトは下川を視察するために毎週、関西2部リーグに足を運び、夏には3週間の練習参加が決まった。そしてそこでのプレーがクラブの首脳陣からも認められ、異例とも言えるこの時期での来季加入内定が発表された。
下川は右利きながら、左足も不自由なく使えるため左SBを本職とする。国見高で3年間鍛え上げられた走力、フィジカルには絶対の自信を持ち、「そこは絶対に負けたくない」と話す。
今後は大学が始まる4月初旬まで松本の練習に参加し、プロの環境の中でレベルアップを目指す。「1年目とか、特別指定選手とか関係なく絶対に試合に出たい」と意気込む下川。彼のサクセスストーリーはまだ始まったばかりである。
文・写真:内田 浩嗣 -
清水のキャンプに参加し、「いまのままではプロに通用しない」と実感した筑波大MF西澤健太。デンチャレでベストイレブンに輝く
デンソーカップチャレンジサッカーで関東選抜Aを優勝に導いた筑波大MF西澤健太(清水ユース出身・写真左)。決勝の全日本大学選抜戦(2〇1)では持ち味であるキックから後半ロスタイムの劇的な逆転ゴールを演出。大会のベストイレブンにも選ばれ、「良い結果を残せて良かった」と笑みを見せた。
大会前には清水のキャンプに参加し、プロのレベルをあらためて肌で感じた。柏との練習試合では清水の下部組織でチームメートだったFW北川航也のアシストからゴールも決めたが、プロのレベルに驚くことも多かったようで「いまのままではプロに通用しないということが分かった」と宿題を持ち帰った。
今大会もベストイレブンには選ばれたが、本来の得点に絡むプレーを見せた場面は少なかった。それだけに西澤も「全日本に勝てたので自分としては少し手ごたえはあったが、もうちょっと得点に絡むプレーができなければ全日本に入れないと思う」と全日本大学選抜のドイツ遠征メンバーから外れたことを悔しがった。
下部組織に所属した清水に「必ず戻りたい」と誓う西澤。大学3年生となる今季、どんな飛躍を遂げるのか。
文・写真:内田 浩嗣 -
デンソーチャレンジMVPは関東選抜AのMF守田英正(流通経済大)。「MVP受賞は今後の自信になる」
関東選抜Aが10年ぶりの優勝を飾った第31回デンソーカップチャレンジサッカー刈谷大会。最優秀選手は関東選抜AのMF守田英正(流通経済大・3年)が選ばれた。守田は今大会、ボランチで攻守において安定したプレーを披露。関東選抜Aの優勝に大きく貢献した。守田は「今大会はそれなりの手ごたえを得ていたので、MVPを獲れて良かった。今後の自信になる」と受賞を喜んだ。
またベストイレブンには磐田への加入が内定している全日本大学選抜のFW中野誠也(筑波大・3年)や元U-19日本代表候補の関東選抜AのMF鈴木徳真(筑波大・2年)などが選ばれた。
■第31回デンソーカップチャレンジサッカー刈谷大会・表彰一覧
【最優秀選手】
MF 守田 英正(関東選抜A/流通経済大・3年)
【ベストイレブン】
GK 長谷川 洸(関東選抜A/日本体育大・3年)
DF 鈴木 準弥(全日本大学選抜/早稲田大・3年)
眞鍋 旭輝(関東選抜A/桐蔭横浜大・1年)
菊池 流帆(関西選抜/大阪体育大・2年)
MF 重廣 卓也(全日本大学選抜/阪南大・3年)
柴戸 海(全日本大学選抜/明治大・3年)
西澤 健太(関東選抜A/筑波大・2年)
鈴木 徳真(関東選抜A/筑波大・2年)
渡邉 新太(関東選抜A/流通経済大・3年)
FW 中野 誠也(全日本大学選抜/筑波大・3年)
旗手 怜央(全日本大学選抜/順天堂大・1年)
【刈谷市長賞】
DF 鈴木 準弥(全日本大学選抜/早稲田大・3年)
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関東選抜Aが全日本大学選抜に劇的な逆転勝利。デンソーチャレンジで10年ぶりの優勝
デンソーカップチャレンジサッカーの決勝戦が行われ、関東選抜Aが全日本大学選抜に2-1と逆転勝利。10年ぶりの優勝を飾った。
関東選抜Aは17分に裏に抜け出したFWジャーメイン良(流通経済大・3年)に先制点を許したが、焦ることなく28分、CKの混線からFW土居柊太(明治大・3年)が決めて同点に追い付く。その後は互いにチャンスを作るものの、GKの好守などもありなかなかスコアが動かない。
しかし、ドラマは終盤に待っていた。PK戦突入が濃厚と思われた後半ロスタイム、関東選抜AがCKを獲得するとMF西澤健太(筑波大・2年)が蹴ったボールは途中出場のFW鈴木国友(桐蔭横浜大・3年)の頭に当たりゴール。劇的な幕切れで関東選抜Aがデンソーカップチャレンジサッカーを制した。
この試合で好セーブを連発したGK長谷川洸(日本体育大・3年)は「小さな差にこだわらないと勝てないと思っていた。最後まで集中してあきらめなかったことが勝利につながった」と優勝の喜びを噛みしめていた。
■第31回デンソーカップチャレンジサッカー刈谷大会結果
優勝:関東選抜A
2位:全日本大学選抜
3位:関西選抜
4位:関東B・北信越選抜
5位:九州選抜
6位:中国・四国選抜
7位:東海選抜
8位:北海道・東北選抜
■第3日結果(2月19日)
[決勝戦]
全日本大学選抜 1(1-1、0-1)2 関東選抜A
【得点者】
(全)17’ ジャーメイン良
(関)28’ 土居柊太 90+3’ 鈴木国友
[3位・4位決定戦]
関東B・北信越選抜 1(1-0、0-2)2 関西選抜
【得点者】
(関東)15’ 戸嶋祥郎
(関西)53’ 和田健太郎 56’ 大野佑哉
[5位・6位決定戦]
九州選抜 3(1-1、2-1)2 中国・四国選抜
【得点者】
(九)17’ 儀保幸英 52’ 樋口雄太 68’ 福森勇太
(中)7’ 山﨑一帆 69’ 梶山勝矢
[7位・8位決定戦]
北海道・東北選抜 1(0-0、0-0)2 東海選抜
【得点者】
(北)83’ 遠藤祐馬
(東)44’ 渡邊柊斗 80’ 内海徹也
関西選抜はDF大野佑哉(阪南大・2年)の逆転ゴールで3位に輝いた
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[本日のエルゴラッソ1面]勝ち続ける。それが鹿島
[FUJI XEROX SUPER CUP 2017]
■鹿島 vs 浦和
鹿島、全タイトル獲得への第一歩[NEXT GENERATION MATCH]
■U-18 Jリーグ選抜 vs 日本高校サッカー選抜
4-0の大勝。高校選抜、抜け目なし[国際親善試合]
■鳥栖 vs 水原三星
本番に向けたテストマッチは鳥栖に軍配