EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.3.14(Tue)

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  • 端山らの先発が濃厚。新潟はフレッシュな面々で公式戦今季初勝利を狙う

    端山らの先発が濃厚。新潟はフレッシュな面々で公式戦今季初勝利を狙う

     新潟は14日、ルヴァンカップグループリーグ第1節・鳥栖戦に向けたトレーニングを行った。冒頭のウォーミングアップは公開し、その後は非公開でセットプレーの確認を行った。

     中2日で控えるJ1第4節・横浜FM戦も含め、新潟はアウェイ2連戦。そのため、鳥栖戦は大きくメンバーを入れ替えて臨むことになりそうだ。この試合に向け、三浦文丈監督は「溜まったものがあるので、プラスに解放して『俺もやれるぞ』とアピールしてほしい」とその奮起を期待する。

     今季初出場が濃厚なMF端山豪は「ボールを奪ったあとの精度を上げて、ゴールに迫る回数を増やしたい。DFをはがせるチャンスがあれば、積極的にしかけたい」と攻撃意識を高める。また、新潟への移籍後初出場を狙うDF堀米悠斗は「中2日であるリーグ戦にも絡んでいけるくらいアピールができれば。チームが勝てるようにまずは守備をしっかりして、攻撃参加でチャンスを多く作りたい」と意欲を燃やしている。

     フレッシュな顔ぶれで臨む一戦。今季の公式戦今季初勝利をつかみ、その勢いをリーグ戦へとつなぐつもりだ。

    文・写真:野本桂子(エルゴラッソ新潟担当)

  • キンチョウスタジアム帰還が濃厚な扇原貴宏について。「意識はします」と秋山大地

    キンチョウスタジアム帰還が濃厚な扇原貴宏について。「意識はします」と秋山大地

     横浜FMとのルヴァンカップ・グループステージ第1節の注目の一つは、トリコロールのユニフォームを身にまとった扇原貴宏がキンチョウスタジアムに戻ってくるかどうか、ということ。

     ボランチで先発予定の秋山大地は、C大阪の下部組織時代からの先輩について「もちろん、意識はします。特長は分かっているので、出てきたら抑えたい」と話す。

     昨季、扇原から「アドバイスをもらっていた」という木本恭生も、「一発でロングパスを通してくるので、タカさん(扇原)にフリーでボールを蹴らせないことが大事」と対戦を見据える。

     また、この試合では、その木本に加えて、プロ2年目の庄司朋乃也、ルーキー・舩木翔のJ1デビューが濃厚。「可能性があるからトップチームで練習させている。いまは大変なことを乗り越えていく時期だけど、ミスを怖がらず、自分を積極的に表現してほしい」とユン・ジョンファン監督は期待を寄せた。

     今季初勝利を目指すC大阪。いろいろな意味で、見どころが多い一戦となりそうだ。

    文・写真:小田尚史(エル・ゴラッソC大阪担当)

  • ギラギラ感十分の磐田・荒木大吾。ルヴァンカップで爪痕を残す!!

     磐田の荒木大吾は14日、ルヴァンカップ第1節・札幌戦へ意欲を語った。

     今季ここまでのリーグ戦はベンチに入れていないが、カップ戦初戦はメンバー入りの見込み。大卒2年目のアタッカーは「試合に出られたら、これまで名波さんと練習してきたことを出す絶好のチャンス。楽しみにしている」と話した。

     昨季は負傷で戦列を離れる期間もあり、満足に稼働できなかった。今季は練習試合で質の高いプレーを見せるなど着々とアピールしている。

     名波監督はカップ戦について「ギラギラしたヤツしか使わない」と明言している。試合出場への思いをたぎらせる荒木はギラギラ感十分。あとはピッチで爪痕を残すだけだ。

    文:青木務(エルゴラッソ磐田担当)

    ギラギラ感十分の磐田・荒木大吾。ルヴァンカップで爪痕を残す!!

  • 完全移籍での加入後、即千葉へ期限付き移籍の清水DFキム・ボムヨン。その胸中を語る

     清水は13日にキム・ボムヨンの完全移籍での獲得、および千葉への期限付き移籍を発表した。

     この突然の移籍に、キム・ボムヨンは、「プロ選手はこういうことが多いのは分かっている。でも、清水の力になれたのかな? と思うところがある」と悔しさをにじませた。今季も、始動となった沖縄キャンプから左ハムストリングを痛め、全体合流したのは今月8日になってから。清水に在籍した8カ月はけがで苦労が絶えなかった。

     キム・ボムヨンは清水で印象に残る試合として、4-3で打ち合いを制した昨季のJ2第25節・千葉戦を挙げた。「出た時間は短かったが、みんなの気持ちを感じた試合だった」と振り返る。1点ビハインドの中、86分から出場したキム・ボムヨンは、90分にカウンターからゴール前まで長い距離を走り、同点となるオウンゴールを誘発する動きでチームに貢献。94分の逆転ゴールへとつなげた。

     その千葉へと移籍することが決まり、「向こうでも頑張っている姿をみんなに見せるのが僕の仕事」と意気込みを語る。一回り大きくなって清水に戻ること。それは清水サポーターの願いでもある。

     

    文・田中 芳樹(エルゴラッソ清水担当)

    完全移籍での加入後、即千葉へ期限付き移籍の清水DFキム・ボムヨン。その胸中を語る