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練習試合で3得点に絡んだ新潟の森俊介。サイドの仕掛けで持ち味見せる
新潟は19日、聖籠町のアルビレッジで新潟医療福祉大と練習試合(45分×2本)を行い、3-0で勝利した。
その3得点すべてに絡んだのが、右サイドハーフで90分間出場した森俊介だ。6分、ドリブルで右サイドを持ち上がり、相手DFを引き付けてペナルティーエリア内の平松宗にパス。これが鈴木武蔵の得点につながる。70分には河田篤秀のクロスにゴール前へと侵入してシュートを決める。さらに90+1分には、得意の左足からのCKが酒井高聖のヘディングゴールに結び付いた。
この日は立ち上がりから、右SBの川口尚紀との好連係で思い切りよく仕掛け続け、チームの攻撃に勢いをもたらした。「それがなくなったら、俺じゃないんで」。チームメートからも「シュン、いいぞ、仕掛けろ」と、何度も声が飛んだ。
今季、関西学院大から加入した森。4年生だった昨年、天皇杯2回戦で新潟と対戦した際も、右サイドの攻撃参加で全得点に絡み、自らのゴールで延長戦へと持ち込んだ。試合は5-3で新潟が勝利したが、そこでの活躍が目に止まり、プロ入りの道が拓けた。
ここまで公式戦のメンバー入りは果たせていない。「まだイージーミスで(ボールを)失っているので、なくしていかないと試合に絡むのは難しい」と、自分を見つめる。今は出場意欲をふくらませながら、日々の練習や練習試合に全力で臨み、自身のレベルアップに努め続ける。
文・写真:野本桂子(エルゴラッソ新潟担当)
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