EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.3.23(Thu)

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  • [速報]UAE戦に臨む日本代表の先発メンバーが発表。本田圭佑は先発落ち。主将は吉田麻也

    [速報]UAE戦に臨む日本代表の先発メンバーが発表。本田圭佑は先発落ち。主将は吉田麻也

     24:30(日本時間)キックオフのロシアW杯アジア最終予選・UAE戦に臨む日本の先発メンバーが発表された。

     

    GK

    川島 永嗣

    DF

    長友 佑都

    森重 真人

    吉田 麻也

    酒井 宏樹

    MF

    今野 泰幸

    山口 蛍

    香川 真司

    FW

    原口 元気

    久保 裕也

    大迫 勇也

  • 29歳の誕生日を向かえた浦和のMF宇賀神友弥。いつか“平川超え”を

    29歳の誕生日を向かえた浦和のMF宇賀神友弥。いつか“平川超え”を

    「超スゴイよね、マジで。無理だろ」。浦和のMF宇賀神友弥は笑いながら思わず少しぞんざいな口調で話したあと、こう続けた。「スゲーよ、ヒラさん」。

     23日、宇賀神が29歳の誕生日を向かえた。年齢で言えば20代最後のシーズンであり、学年で言えば30代最初のシーズン。捉え方はそれぞれだが、宇賀神は「早いっすね、ホントに」と言いながら「もう30歳なんですよ」と笑った。

     そんな宇賀神にとってこれ以上ないお手本であり、「学ばせてもらっている」存在が平川忠亮だ。同じワイドのポジションで同じ大卒からの浦和一筋。「トレーニングで対面することが多いけど、今でもヒラさんの駆け引きのうまさは一つも二つも上だなと思うシーンはたくさんある」と尊敬は尽きない。「考えることができない選手は生き残っていけない。トップレベルで生き残っていける人は常に考えながらサッカーができる選手。それをヒラさんが教えてくれた」。

     宇賀神は現在、J1通算で187試合に出場しており、今季は200試合出場を目指す。「今季は200試合までいって、さらに300試合までいけるように。ヒラさんぐらい…」と言ったところで冒頭の発言に至った。宇賀神が平川と同じ330試合に達するには、シーズン全34試合に出場しても4年以上の期間を要する。

     ただ、「本当にそこが目標」だ。8年目のシーズンを向かえてもまだ学ぶべきところが多く、かつ超えるべき存在がいることは宇賀神にとっては幸せなことだろう。「日本代表に入ればとりあえず一つ、ヒラさんを超えられるんだけど」。宇賀神はそう言って笑いながら、さらなる飛躍、そして将来の“平川超え”を目指して突き進む。

     

    文・写真:菊地正典(エルゴラッソ浦和担当)

  • 福岡に黒子のキャプテン・三門雄大あり。「周りが輝けば本望」

    福岡に黒子のキャプテン・三門雄大あり。「周りが輝けば本望」

     開幕戦こそつまずいたが、以降は3連勝と好調な福岡で、今季からキャプテンを務めているMF三門に、ここまでの『キャプテン・三門』の自己評価を聞いてみた。

    「去年は夏に途中加入したということもあり、中心は『自分』だった。しかし、しっかりとチームの一員となった今季はキャプテンという立場になったこともあり、自分以外のいろいろなところに気を配りながら日々を過ごしています。特に、今年加入した選手たちがそれぞれの持ち味を発揮できるようなサポートを意識してやっているつもりです」

     いろいろなプレッシャーが掛かる立場で周囲に気を配るのは大変なはずだが……。

    「もともと、自分が相手から(ボールを)奪い、それが3本、4本のパスとなって相手ゴールまで運ばれて得点になれば十分な満足感を得られるタイプの人間なので、いまの役割や仕事は、大変だけど充実感を得ています。そりゃ、自分でゴールも決めたいとは思いますよ。でも、周りが輝けるようなサポートができればそれで満足。きっと、根っからの『黒子』なんですよ」

     黒子タイプの主将の働きを、今後も注目していきたい。

    文・写真:島田徹(エルゴラッソ福岡担当)

  • 2戦連発へ、高まる機運。FW高崎寛之「今後もどんどん狙っていく」

    2戦連発へ、高まる機運。FW高崎寛之「今後もどんどん狙っていく」

     前節・千葉戦を3-1で勝利し、Jリーグ参入から初めてとなるホーム開幕戦での白星を得た松本。チームをけん引するMF田中隼磨が決めた、左足での先制弾も見事だったが、後半開始直後のCKからFW高崎寛之が叩き込んだ追加点は、反撃を狙う千葉の出鼻をくじくには十分過ぎた。

    「トレーニングから宮阪選手が良いボールを蹴ってくれていたので、合わせるだけだった」と振り返る高崎だが、その9分後にもFKからのチャンスを生かす。一気呵成の2得点で、第3節・岐阜戦で早い時間での交代となっていたその悔しさを晴らした。

     その後も、高い位置をとる千葉GK佐藤優也のポジショニングも見ながら、遠目から狙うことで、ハットトリックへの貪欲な姿勢を見せた。「やはりシュートを打たないことには得点チャンスも生まれないので、積極的に打っていこうと考えていた。今後もどんどん狙って、ゴールを取っていきたい」と晴れやかな表情。今節・名古屋戦でも、背番号9の得点に期待したい。

    文・多岐太宿(エルゴラッソ松本担当)

  • 京都との対戦を誰よりも楽しみにする、布部塾・門下生の長崎MF木村裕

    京都との対戦を誰よりも楽しみにする、布部塾・門下生の長崎MF木村裕

     長崎のMF木村裕が恩師の前での活躍を誓った。

     前節・金沢戦、開始早々にCKからのヘディングシュートで今季初得点を記録した木村だが、今節対戦する京都には自身にとって意識せざるを得ない存在がいる。それが京都を率いる布部陽功監督だ。布部監督が柏でコーチを務めていた際に木村は直接、指導を受けている。当時について木村は「布部さんはめちゃくちゃ良い人で試合に出られない選手のケアや、マンツーマンで練習に付き合ってくれたりする人。そこで関わった選手が試合に出られるようになっていく」と柏での布部塾の絶大な効果について振り返っていた。

     木村自身も布部塾で指導を受けていたいわば門下生の一人。今回はその恩師との初対戦となるが、「柏のときにコーチとしてずっと教えてもらっていた人なので成長した姿を見せたい」とすでに気合いは十二分に高まっている。

    「監督をやっていることに不思議はないけど、監督としてどんな感じでやっているのかは想像がつかないのでちょっと個人的には楽しみ」と語り、今回の対戦を長崎では誰よりも楽しみにしているであろう木村。恩師の前で、成長を結果として見せたいところだ。

     

    文・写真:杉山 文宣(エルゴラッソ長崎担当)

  • 東京Vがビーチサッカーチームを発足。監督兼選手は日本代表主将の茂怜羅オズ

    東京Vがビーチサッカーチームを発足。監督兼選手は日本代表主将の茂怜羅オズ

     東京Vは23日、東京都内にて「東京ヴェルディ ビーチサッカーチーム」の発足と新体制発表記者会見を実施した。

     東京Vはこれまで、男子・女子サッカーチームのほかにトライアスロンチーム、バレーボールチームを保持しており、羽生英之社長は「総合スポーツクラブとしての歩みを進められる」と語った。

     チームのメンバーは、監督兼選手の茂怜羅オズ(後列左から2人目)、キャプテンの後藤崇介(前列右から3人目)を筆頭に日本代表選手7名をそろえた陣容。Jリーグチームのファミリーとしてビーチサッカーチームが発足するのは始めてであり、また4月に控えるFIFAビーチサッカーW杯バハマに向けて強化を図っている日本代表チームとも連動できる選手たちが勢揃いした。

     代表キャプテンでもある茂怜羅は「まずは日本一、そして世界クラブ選手権を目指す」と公言。後藤も「ビーチサッカー界にとって歴史的快挙。普及には不可欠で、子どもたちが職業としてヴェルディビーチサッカークラブに入りたい、と言われるようになるのが使命」と語った。メンバーには沖縄県や福岡県からの移籍組もおり、大半がほかの職業に就きながらプレーする。

     ほぼ毎日、横浜市内で練習を重ね、今後は国内大会に出場していくという。

    文・写真:田中直希(エルゴラッソ東京V担当)

  • 2試合連続先発出場の熊本のルーキー林祥太。プロ初ゴールに意欲

    2試合連続先発出場の熊本のルーキー林祥太。プロ初ゴールに意欲

      第3節の山形戦でJリーグデビューを果たし、前節・福岡戦でも2試合続けての先発フル出場を果たした熊本のMF林祥太。

     京都の久御山高から国士舘大を経て今季熊本に加入したこのルーキーは「デビュー戦は緊張した」というが、2試合目となった福岡戦では「だいぶ慣れた」と話す。しかし41分に左足で狙ったシュートは、枠に飛びながらクリアされて初得点はならず。

    「試合をとおして、自分たちの流れになる時間と相手の流れになる時間があると思いますけど、やっぱり自分たちに流れがあるときに点を取っておかないと結果がついてこないし、決めるところをしっかり決めないと勝てないなと思いました」と振り返る。

     特にライバル視する選手はいないが、第3節で初ゴールを挙げた京都のルーキー・仙頭啓矢については、「京都の国体選抜でも一緒にプレーしたし、先に点を取っているので自分には刺激になります」とのこと。

    「もっと精度を上げないといけないし、次に出るゲームはもう3試合目になるので、そろそろ取らないと」と、プロ初ゴールに意欲を燃やしている。

    文・写真:井芹貴志(エルゴラッソ熊本担当)

  • 「苦しいときだからこそ後押しをしてもらいたい」。大宮の渋谷洋樹監督がサポーターに共闘を呼びかける

    「苦しいときだからこそ後押しをしてもらいたい」。大宮の渋谷洋樹監督がサポーターに共闘を呼びかける

     

     開幕4連敗となった前節・甲府戦(0●1)終了後、大宮の渋谷洋樹監督はゴール裏へと向かい、対話を行った。

    「(ゴール裏のサポーターが)ずっと残っているから、『悔しいのは当たり前。あとはこのあと頑張るので、(応援を)続けてください』と言っただけ。『俺も悔しい。選手も悔しい。いまはそういうことを言っている場合ではないから、応援してください』と」

     現場のチームは、もちろん忸怩たる思いを抱えながら戦っている。それでも見る側には伝わらない部分があるのだろう。「ずっと何を言っているのか聞いていて、『悔しい』、『覇気がない』、『頑張っていない』と言っていた」(渋谷監督)。指揮官は「そういうふうに思われても仕方ないとは思う」と理解を示しながらも、「苦しいときですけど、だからこそ後押しをしてもらいたい」とサポートを呼びかけた。その根底にはサポーターと支え合う関係への意識がある。

    「われわれの試合を見て元気が出てくるというのもよく聞きますし、われわれもあの方たちを支えているんだというのを、選手たちにももう1回話をした。支えられているし、支えている。お互いが支え合っているということ」

     その意識を表現していくためには「これからわれわれがどう戦うか、練習するか。自分と、チームと向き合っていくしかない」と渋谷監督。2週間のブレイクも含め、立て直しに向けて全力を尽くしていく構えだ。

    文:片村光博(エルゴラッソ大宮担当)