EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.3.25(Sat)

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  • 鳥栖に明るい材料。FW小野裕二が練習試合で実戦復帰

    鳥栖に明るい材料。FW小野裕二が練習試合で実戦復帰

     鳥栖は25日、鹿屋体育大との練習試合を45分×3本で実施した。

     リーグ戦が中断期間に入っていることもあり、コンディションに問題のない選手たちをすべて起用。ほとんどの選手が65分以上プレーした。スコアは3本合計で3-1の勝利。得点者はDF吉田豊、FW豊田陽平、FWチョ・ドンゴンとなっている。

     鳥栖にとって明るい材料となったのはFW小野裕二(写真右)の実戦復帰だ。J1第2節・川崎F戦の前半に足を痛めて途中交代。それ以降、離脱が続いていたが、順調な回復ぶりを見せ、この日、負傷後初めての実戦をこなした。インサイドハーフで約65分間プレーし、再三のスプリントを見せるなど強度の強いプレーもしっかりとこなした。マッシモ・フィッカデンティ監督も「小野は良い状態にあると思うし、(試合出場について)大丈夫だと思う」と復帰を喜んでいる様子だった。

     リーグ戦では黒星が一つ先行している状況だけに、来週末のFC東京戦は重要な一戦となる。鳥栖にとっては小野の復帰という明るい材料を得ることができた練習試合だった。

     

    文・写真:杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)

  • 大分の後藤優介と伊佐耕平が、アウェイ熊本戦に特別な思いを抱くワケ

    大分の後藤優介と伊佐耕平が、アウェイ熊本戦に特別な思いを抱くワケ

     26日のJ2第5節・アウェイ熊本戦に向け、大分の後藤優介が特別な思いを抱いている

     後藤は14年J2第4節のアウェイ熊本戦で86分に勝ち点1を拾う同点ゴールを挙げたが、混戦から押し込んだこのゴールが、実は後藤の得点ではなかったのではないかと試合後に取り沙汰された一件があった。そばにいた高木和道が押し込んだのではないか、いやオウンゴールに見えたとすったもんだした末の、いわくつきの記録だ。

     「疑惑のゴールになってしまったので、今度こそはっきり自分だと分かる得点を」と、今節に向けて意気込んでいる。

     さらにアウェイ熊本戦への因縁を語るのは伊佐耕平。まさに後藤の“疑惑のゴール事件”があった試合でプロデビューを果たしたが、「あの試合では何もできなかった」と悔しさを蘇らせる。「熊本のみなさんに成長した姿をお見せしたい」と、少しおかしなコメントを発したあと「…覚えてないと思いますけど」と付け加えた。

     二人のストライカーの奮起に期待は高まるばかりだ。

    (写真:熊本戦に向け意気込みを語った後藤優介)

    文・写真:ひぐらしひなつ(エル・ゴラッソ大分担当)

  • 腰痛からの完全復帰を目指すGKキム・ジンヒョン。今節、志願のJ3出場へ

    腰痛からの完全復帰を目指すGKキム・ジンヒョン。今節、志願のJ3出場へ

     26日に行われるJ3第3節・北九州vsC大阪U-23戦の遠征メンバーに、オーバーエイジとしてGKキム・ジンヒョンが入ることとなった。

     キム・ジンヒョンは、J1第1節・磐田戦後は腰痛でしばらく戦列を離れていたが、今週から全体練習に復帰。主にC大阪U-23に混ざってトレーニングを重ねていた。

     「本人が(試合に)『出たい』と言ってきたので、行かせることにした」とユン・ジョンファン監督も話すなど、北九州戦は志願の出場となりそうだ。

     「(腰は)順調に治っている。なるべく早く(トップチームに)戻りたいし、その準備をしないといけないと思って、J3の試合に出ることに決めた。ただ、もちろんU-23の選手も試合に向けて頑張っている。自分のためだけではなく、チームのためにしっかり戦いたい」とキム・ジンヒョンは試合に向けた意気込みを話す。

     自分たちの良さを出し切れずに完敗を喫した前節の反省を踏まえ、昨季のJ2クラブとぶつかる今節は、C大阪U-23にとって「J3に参戦させてもらっている意義を、もう一度、選手と確認しながら臨む」(大熊裕司U-23監督)“出直し”の一戦。「チャレンジャー精神を持って、受け身にならずに戦う」(同監督)若きチームを、最後尾からキム・ジンヒョンが鼓舞する。

    文・小田尚史(エル・ゴラッソC大阪担当)

  • 活気にあふれる岐阜。東京V戦で今季初勝利なるか

    活気にあふれる岐阜。東京V戦で今季初勝利なるか

     24日、岐阜は東京V戦に向けた最後の練習を行った。勝ち星がない状態の岐阜だが、練習は笑顔と活気にあふれていた。

     シーズンが開幕してから今まで、同じ練習を徹底的に体に染み込ませてきた。パス練習や、サイド攻撃などはこれでもかというほど繰り返してきた練習のため、取材時にその練習メニューを推測できるほど。しかし、チームは最近新たな段階に突入。ボールを使わずに、フットワークを使って仕掛けの動き、また、スルーパスとダイアゴナルランなどまた新たな練習メニューが加わった。それも相まってか選手たちの雰囲気も今週は特に明るく、新たな練習課題に向けて熱心に取り組む姿がうかがえた。大木監督は、このような練習は東京V戦に向けたものではなく今シーズンをトータルで見たときのステップアップのように考えてほしいと一貫して語っている。今節東京V戦でも、攻撃の幅を増やし続けている岐阜のスペクタクルなサッカーに注目である。

    文・岩波陽平(エル・ゴラッソ岐阜担当)