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東京V・羽生社長、トッティとの交渉を認める。 「ローマと東京の架け橋になりたい」と話す本人と条件面での交渉中
東京Vの羽生英之社長が25日、町田対東京Vの試合前に囲み取材に応じ、25日の一部報道にあった「トッティ獲得へ」という内容の記事について答えた。羽生社長は現在交渉中であることを認め、「1億2400万円以上と報じられた」金額面について、提示している額が「全然違う」と、それよりもかなり高額であることを伝えた。
夢のある話は事実だった。トッティ側から東京Vに接触があり交渉はスタートしており、すでに伝統ある緑の首都クラブは金額を提示。トッティ側の回答待ちだという。米国をはじめとする各国がライバルクラブとなり、先方が指定した金額からは下げた金額で交渉をしている。
ただ、見込みはないとは言えない。それも、トッティ自身が幼少期から『キャプテン翼』が好きだったこと、さらに日本の首都・東京にシンパシーを感じていることで引退後を含め、ローマと東京の架け橋になりたいとの思いを抱いているため。トッティの日本行きは候補の一つだという。
羽生社長はロティーナ監督に事前に相談したことについても触れ、指揮官から「ぜひ、獲ってください」と後押しを受けたことを明かした。なお、仮に獲得できたとしても、先日に獲得を発表したスペイン国籍FWを含め、現有の外国籍選手を契約解除にする予定はないと羽生社長は明言した。
Jリーグ自体の活性化につながるローマの王子の東京V入りが、現実味を帯びてきた。
文:エルゴラッソ取材班
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