EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.7.13(Thu)

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  • 東京Vで現役続行か、ローマのフロント入りか。トッティ、日本行きの可能性は残されたまま

    東京Vで現役続行か、ローマのフロント入りか。トッティ、日本行きの可能性は残されたまま

     13日、元イタリア代表で16-17シーズンまで25年間、ASローマでプレーしたトッティの去就について、現況がより鮮明な形で判明してきた。ローマのアドバイザー契約を受けるか、それとも現役続行を希望して東京Vへの加入を決めるか。いまもその2択であり、確定していないという。

     トッティの去就報道について、日本側とイタリア側で情報が錯綜している。イタリアメディアは東京V加入は白紙になったと報じているが、トッティ側と東京Vの間に入っている仲介人や東京V・羽生英之社長によると「断られたという事実はない」(13日現在)。

     13日にもトッティとローマのモンチSDが直接会って話をしているというものの、ローマ側が提示した条件にサインをしたという情報はなく、先週より進展はない状況だ。モンチSDは「ローマとしてトッティの決断を尊重する。たとえどんな決断を下しても、彼はノックをする必要はなく、いつでもまた彼はASローマという家に帰ってくることができる。ここはトッティの家でもある」と発言しており、トッティ側に判断をあおいでいる。

     一方でトッティは近年のプレーに納得をしていないこともあり、現役続行の意思がある。そこで、複数クラブの中から意義を感じて東京Vでのプレーを希望。先週末より、周囲との連絡を遮断して回答を先延ばしにしてまで、トッティはひとり熟慮を重ねてきたという。

     なお、今回の話を耳にした東京Vの選手たちからは、「あのトッティと一緒にプレーできるのなら、もちろんしてみたい!」という声が多く聞かれている。

     6月より、トッティは身の振り方についてベストの選択をしようと考えを続けている。その答えとして、ローマに残るのか。東京Vのユニフォームに袖を通すのか。目前には二つの分かれ道。家族の希望も含めて、あとは行く先を決めるのみとなった。

    文:田中直希(エルゴラッソ東京V担当)

  • ジャケットの上にベンチコートを羽織るリカルド・ロドリゲス監督。「背中のポカリスエットが目立つから」

    ジャケットの上にベンチコートを羽織るリカルド・ロドリゲス監督。「背中のポカリスエットが目立つから」

     ここ数節、気温が上がってきたにもかかわらず、ベンチコートを着用した徳島のリカルド・ロドリゲス監督の姿が目を引く。ナイトゲームになり、肌寒い日もあった。それだけに当初は単純に防寒なのかと然程気にならなかった。

     だが、前節・名古屋戦(2○0)は気温29.4℃、湿度62%。防寒のはずがない。確認してみると、ベンチコートの背中にデザインされている「ポカリスエットが目立つから」(ロドリゲス監督)。ちょっと信じそうになったが、もちろんジョーク。本当の理由はゲン担ぎ。J2第17節・群馬戦(2○0)、この日は本当に肌寒くベンチコートを羽織った。すると複数得点が決まった。このゲンを担いでいるようだ。

     四国も間もなく梅雨明け宣言され、本格的な夏へ向かう。それでもベンチコートを羽織るのかどうか。ひそかに注目しておきたい。

    文:柏原敏(エル・ゴラッソ徳島担当)

  • ドルトムント戦を3日後に控えた浦和の西川周作。楽しみにしているのは、あの選手のプレー

    ドルトムント戦を3日後に控えた浦和の西川周作。楽しみにしているのは、あの選手のプレー

     浦和の西川周作がドルトムントのGKロマン・ビュルキとの対戦を楽しみにしているようだ。

     西川は15日に控える明治安田生命ワールドチャレンジ2017、ドルトムント戦について「Jリーグのチームはヨーロッパのチームとの対戦機会がなかなかないので、その機会を思いっきり楽しみたい」と話すと、同じポジションのビュルキについて言及。海外サッカーもよく見るという西川はビュルキについて、「ゴール前でドシッと構えている印象がある」と話すと、「シュートストップはテレビで見ているだけでも迫力がある」と評価した。

     ビュルキのプレー機会を増やすためには浦和がチャンスを作らなければならないが、「自分たちがチャンスになればなるほど、ビュルキ選手の活躍が見られると思うし、そういうところも楽しみにしたい」と笑顔を見せていた。

     西川とビュルキは31歳と26歳と世代こそ違えど、ともに各年代の代表に選ばれ続け、フル代表でのレギュラーを目指す立場は同じ。ビッグセーバーであり、足元の技術が高いという点でも共通している。攻撃的なチーム同士の対戦でGKがどんなプレーを見せるのかもまた、この試合の注目ポイントだ。

    文:菊地正典(エルゴラッソ浦和担当)