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大宮のファンフェスに参加した新加入MFカウエ・セシリオ。「(日本の夏は)暑過ぎる(笑)」と率直な感想
15日、NACK5スタジアム大宮にて『2017大宮アルディージャ ファンフェスティバル Presented by 島田造りうどん 翁の郷』が開催された。大宮のファンフェスティバルは14シーズン以来3年ぶり。訪れた2,478人のファン・サポーターが選手・スタッフとともに盛り上がった。
14日に加入が発表されたMFカウエ・セシリオも今回のファンフェスティバルに参加。冒頭の挨拶では「皆さんと一緒に戦って、チームを一つでも上の順位に上げられるように頑張ります」と話してスタンドを沸かせた。その後はクラブ応援番組の特別版にも出演したカウエは、日本の夏について「簡単に言うと、暑過ぎる」と率直な感想を述べて笑いを取るなど、ユーモラスな一面も見せている。チームメートともすでに打ち解けた様子だ。
「みんなが温かく接してくれているのは本当にうれしいですし、その中での礼儀正しさは本当に素晴らしいこと。自分は何も問題なくこのチームの一員になれると思いますし、本当に良いチームメートに出会ったなと思っています」(カウエ)。
気になる自身のプレーについては「ボールを回すところを中心にチームに貢献していきたい。一番見せたいのは自分が持っているガッツ。気持ちを前面に出して、チームの力になれれば」とコメントした。あらゆる面でチームにパワーを与えてくれる存在となってくれそうだ。
文・写真:片村光博(エルゴラッソ大宮担当)
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セビージャFCとのビッグゲームを前に、「以前の自分ではあり得なかったこと」。ジャパニーズドリームへ、清原翔平の出番はあるか
セビージャFCとの『StubHub ワールドマッチ2017』を2日後に控えた15日、C大阪はパスゲームやシュート練習で、試合に向けた調整を重ねた。
「大事な(リーグ第22節・)浦和戦も控えているけど、こういう相手とできるチャンスはめったにない。ただのフレンドリーマッチにするのではなく、意味のある試合にしたい」(杉本健勇)
「去年の(クラブW杯決勝・)鹿島vsレアル・マドリーでは、鹿島が勝つかもと思わせてくれた。ああいう試合を見ると、みんなが勇気づけられる。今回もそういう試合ができればいい」(柿谷曜一朗)
「セビージャはレベルの高いチームなので、自分たちは日本を代表する気持ちというか、親善試合ではあるけど、しっかりとした良い内容で、良い試合をしたい」(山村和也)
練習後は、主力選手がそれぞれにこの試合に向けた意気込みを述べた中、一際、強い気持ちでセビージャとの一戦に臨む選手がいる。「自分にとってはどんな試合でもアピール」と語る清原翔平だ。
「試合に出るための準備はできている。(セビージャのようなスペインの強豪クラブと戦うことは)以前の自分ではあり得なかったこと。こういう試合が、この先あるかないかと考えれば、ない可能性のほうが高い。人生で一度きりだと思うので、出たら楽しみたいし、相手のプレーも目に焼きつけたい」
JFLからの叩き上げである彼が、昨季のラ・リーガ4位のビッグクラブから得点を奪うことになれば、まさにジャパニーズドリーム。「監督、使ってくれるかな(笑)」と話す清原の出番を待ちたい。
文・小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)
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山形が柏からMF安西海斗を育成型期限付き移籍で獲得。16日の名古屋戦でいきなりデビューの可能性も!?
山形は13日、柏からMF安西海斗を育成型期限付き移籍で獲得したと発表した。安西は早速13日の練習から合流しているが、16日のJ2第23節、アウェイ・名古屋戦でいきなり山形デビューの可能性もある。
柏U-15からレイソル一筋で育ってきたが、14日に行われた囲み会見では「話が来る前から自分は違うチームに行ってプレーしてみたいという気持ちがあったし、試合に出たいと思っていた」とオファーに即決。「自分が成長するためには試合に出なければいけないと思ったし、カテゴリーを落として試合に出るチャンスがあるのなら良い機会だと思った」と試合出場と自らの成長への欲求を隠さなかった。U-18時代から指導を受けている下平隆宏監督からも、「違うチームに行って得るものも大きいから、しっかりやってこい」と送り出されたという。
合流日の練習で初めて安西のプレーを実際に見たという木山隆之監督は「技術もあると思うし、物怖じしない感じ」と印象を話した。負傷離脱者が多発している山形は現在、試合出場可能なフィールドプレーヤーが安西を含めて17名。安西は本職のボランチ以外にも複数のポジションでプレーできるが、負傷者が戻ってきたあとも試合に絡み続けられるか。山形が新たな刺激を得たことは間違いない。
文:佐藤 円(エルゴラッソ山形担当)