EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.7.27(Thu)

July
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  • 神戸DF渡部博文、練習場の暑さに衝撃も…「良い意味での練習時間に」

    神戸DF渡部博文、練習場の暑さに衝撃も…「良い意味での練習時間に」

     神戸の練習場はきわめて暑い。「神戸の夏にびびってますよ」と苦笑いを浮かべたのは渡部博文だ。 

     昨季まで在籍した仙台では「2週間で夏が終わった」と神戸との違いを振り返る渡部。長袖着用は当たり前、サウナスーツを着込むなど、アウェイ戦に向けた暑さ対策を行っていたというが、今季初めて経験した神戸の練習場の暑さには衝撃を受けているようだ。

     降り注ぐ太陽光、まとわりつく湿気。渡部は「暑さに慣れることが大事」と、酷暑を真正面から受け止める。「それに、(練習場は)ちょっと山になっているし、空気が薄い環境という気持ちで」と語り、冷涼さはないものの“高地トレーニング”をイメージしながら「バテにくくなる」体づくりに挑んでいる。

     夏場の戦いは「ゲームコントロールがすべて」と語る背番号3。「一人のミスはみんなでカバーしないといけないし、自分だけ走れても意味がない」と述べ、周囲の選手との呼吸や距離感を合わせたいと意気込む。

     練習場の暑さはまだまだ続くが、「良い意味での練習時間にしたいですね」と精力的にトレーニングに打ち込んでいる。

    文:小野慶太(エルゴラッソ神戸担当)

  • ポドルスキ擁する神戸と激突する大宮。MF岩上がビッグネームとの対峙を語る

    ポドルスキ擁する神戸と激突する大宮。MF岩上がビッグネームとの対峙を語る

     現在の日本サッカー界において、最も旬な話題となっている神戸のルーカス・ポドルスキ。その“日本デビュー”の相手となる大宮にとっては、簡単にやられるわけにはいかないことは当然だが、世界的なビッグネームとイチ早く真剣勝負ができるという楽しみも同居している。

     伊藤彰監督体制でのキーマンの一人、MF岩上祐三はビッグネームへのリスペクトを示しながらも、「ポドルスキに自由にやらせたら『やっぱり』と言われるので、そう言われないように、ガツガツやっていければと思う」とアグレッシブに戦う覚悟を言明。そして「楽しみと言えば楽しみですけどね」とも付け加えた。

    「どれくらい僕たちができるのか。やられたとしても、『ここは足りない部分だ』というのが分かる。いくらやられても、最終的に勝っていればいい。うまく切り替えてというわけではないけど、そういうプレーヤーもいるということを分かるのも大切」

     もちろん、やられることが前提というわけではない。全力で抑えに掛かり、たとえ失敗したとしても折れることなく戦い続けるということが、岩上の意図するところ。ポドルスキだけでなくハーフナー・マイクという実力者も加えた神戸の強力攻撃陣に対しても、90分間臆することなくチャレンジして勝利をつかみ取りたい。

     

    文:片村 光博(エルゴラッソ大宮担当)

  • 横浜FCのGK高丘陽平、山口のエースとなった“先輩”封じを誓う

    横浜FCのGK高丘陽平、山口のエースとなった“先輩”封じを誓う

     横浜FCのGK高丘陽平が、週末のアウェイ・山口戦で“先輩”を抑えての勝利を誓った。

     連勝で敵地に乗り込む横浜FCだが、山口には横浜FCユース出身で昨季までともにプレーした小野瀬康介がいる。小野瀬は今季ここまで、新天地で唯一の全試合出場を続けており、カルロス・マジョール監督体制になってからはFWの位置で攻撃をけん引。「相手のエース」(野村直輝)となって横浜FCを迎え撃つ。

     その小野瀬に対し、「相手がウチということで気合いも入ってくると思うので、しっかり抑えたい」と語るのは、GKの高丘陽平。高丘は横浜FCユースで小野瀬の2年後輩にあたるだけに、「康介くん(小野瀬)の能力の高さはよく分かっている」。現在チームとして最も注意しなければならないのはセットプレーで、ここ3試合で4失点のうち3つをセットプレーから喫している。「相手もウチの守り方に対して研究してくるので、僕から修正できるところはしっかりやりたい」。山口のCKのキッカーは小野瀬が務めており、前節の岡山戦では味方が相手選手ごとGKの前に倒れてブロックしたところを直接狙うといったプレーもあった。「ユースのときもキッカーだったし、キック精度は高い。チームとしてそういうこともやってくるけど、絶対にやらせたくないですね」と、敵として牙を剥くかつての先輩を抑えて勝利に貢献するつもりだ。

    文:芥川和久(エル・ゴラッソ横浜FC担当)

  • ルヴァンカップ・ノックアウトステージ組み合わせオープンドロー。仙台ドロワーの佐々木匠「どこと当たっても勢いをもって」

    ルヴァンカップ・ノックアウトステージ組み合わせオープンドロー。仙台ドロワーの佐々木匠「どこと当たっても勢いをもって」

     JリーグYBCルヴァンカップのノックアウトステージ組み合わせオープンドローを前に、仙台のドロワーであるMF佐々木匠が、意気込みを口にした。

     仙台は同大会のグループステージをAグループ首位で突破。31日に開催されるノックアウトステージ組み合わせオープンドローで、仙台からは佐々木が代表としてドロワーを務めることとなった。

    「グループステージで活躍し、その先のチャンスをつかみ取った彼がこうしてドローの舞台に立つことは、クラブにとって大きいこと」

     そう渡邉晋監督が期待するように、佐々木はグループステージで3得点2アシストなどの結果を出してチームを引っ張った。彼は、同大会のニューヒーロー賞の対象選手でもある。佐々木は「どこも強豪だし、どこも倒して上に行きたい相手。だから、特にどことやりたい、というのはありません」と対戦相手は選ばず、「僕たちも首位でグループを通過したし、どこと当たってもその勢いをもって勝ちたい」と堂々と構える。なお、くじ運については「いいほう、だと思います」とのことだ。

     まずはカップ戦の前に、佐々木は29日から再開するリーグ戦(仙台は30日に試合)でチームに貢献することを目指す。「選手同士のコミュニケーションも深まっているし、中断期間にやってきたことが良い成果に結びつくように、このホーム戦で勝って、これからに向けて弾みをつけたい」。27日のミニゲームでもアシストするなど、佐々木はコンディションを上げている。

    文・写真:板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)

  • 第一子誕生&直近5試合7得点。公私ともに充実し、覚醒のときを迎えている千葉FWラリベイ

     24日に第一子となる愛娘を授かった千葉のFWラリベイ。前節・金沢戦が22日にホーム・フクアリで開催されたため、24日はオフ。「試合日と出産日が重ならなかったのは運が良かった。試合の終わる時間を待ってくれていた。良い子だね(笑)」と感動の出産に立ち会えたことに目を細めた。

     その金沢戦では決勝点となった先制ゴールで勝利に貢献。夫人の出産が控えていたため、「互いの両親も観戦に来てくれていたので、決めることができて良かった」と家族の前での“前祝い弾”を見せることもできた。

     ここ5試合で7得点。出産が近づくとともにゴール量産態勢に入ったアルゼンチンの大砲はネットを揺らすたびに、夫人とまだお腹にいた娘にゴールを捧げ続けてきた。次の10得点目ではゆりかごダンスが期待されるが、「パフォーマンスをどういうふうにするかはあとで考える。ゴールを取って、チームが勝つことが最優先。個人的にもチームも調子は良いし、フィットしている感じもある。これからもっともっと良くなっていくと信じている」ときっぱり。公私ともに充実する背番号9がいよいよ覚醒のときを迎えている。

     

    文:大林 洋平(エルゴラッソ千葉担当)

    第一子誕生&直近5試合7得点。公私ともに充実し、覚醒のときを迎えている千葉FWラリベイ

  • 徳島に期限付き移籍した清原翔平。実は徳島県とのこんなつながりも…

    徳島に期限付き移籍した清原翔平。実は徳島県とのこんなつながりも…

     夏場のウインドーが開き、各チームで補強の発表が続いている。先日リリースがあったとおり、徳島も清原翔平をC大阪から期限付き移籍で獲得。今節・湘南戦へ向けた立ち上げの7月26日に、清原も合流してトレーニングに励んだ。

     初練習の感想は「(強化部から聞いていた話と)ギャップはなかったです。監督のスタイルがありますし、試合を見ていても個性のある戦い方をしていると思います。そういったことを練習の中から、しっかり落とし込んでいるからこそ、調子が良くて結果も出ているのかなと思います。初日でしたけど、自分にとって収穫というか学べることがあったかなと思います。まだ初日ですけど、充実していけるなと思います」。

     登録に関しては現在進行中だが、順調にいけば今節・湘南戦のタイミングで完了予定。

     ちなみに、余談も一つ。徳島のチームメートで直接縁のある選手はいないそうだが、実は清原の祖母が徳島県に縁があるそう。街の名前を尋ねてみると、「確か阿南というところだと」。そんな接点があったとは、徳島県民としてグッと存在を身近に感じた瞬間だった。

    文・写真:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)