EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.8.11(Fri)

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  • チーム順応は問題なし。外国籍枠競争にも前向きな鳥栖MFアン・ヨンウ

    チーム順応は問題なし。外国籍枠競争にも前向きな鳥栖MFアン・ヨンウ

     鳥栖は11日、クラブハウスでMFアン・ヨンウの加入会見を行った。

     すでに加入から3週間が経過し、チームにもすっかり溶け込んでいるアン・ヨンウだが、鳥栖加入について「必ず、大きく成功したいという思いを持って飛び込んできました」と心境を語った。現在、鳥栖にはアン・ヨンウを含めて、4人の韓国人選手が在籍している。「問題なく過ごせている」と話すようにピッチ内外で同郷の選手たちのサポートを受けて順応している様子をうかがわせていた。

     自身のプレースタイルについては「スピードを生かして相手を突破していくというのが、大きな自分の長所として自信を持っている。前めのポジションであればどこでもやれるかなと自分では思っている」と話した。チームにはあまりいないドリブラータイプであるだけに、チーム戦術を理解できれば貴重なピースになりそうだ。

     しかし競争は激しい。現在、5人の外国籍選手が在籍している鳥栖において、出場できるのは最大で4人。チーム全体の競争はもちろん、外国籍選手の出場枠という競争も待っている。「その状況、条件というのはちゃんと理解した上でここに飛び込んできている。選手として競争していくのは当然のこと。それを乗り越えないといけないし、それこそがサッカー選手」と競争に対しても前向きに挑んでいく姿勢を見せていた。

    「早くサポーターのみなさんに自分の良いプレー、良い姿を見せたい」。日本での挑戦を選択した若きアタッカーが鳥栖デビューを目指して努力を重ねていく。

     

    文・写真:杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)

  • 甲府との下位直接対決。エース都倉不在の札幌を救うのは福森の“黄金の左足”

    甲府との下位直接対決。エース都倉不在の札幌を救うのは福森の“黄金の左足”

     今季ここまで6得点で札幌をけん引するFW都倉賢が、前節の横浜FM戦で2度の警告を受けてしまい、13日のJ1第22節・甲府戦(札幌ドーム)は出場停止に。下位直接対決でJ1残留争いの大一番とも言える試合だけに、都倉の欠場はあまりにも痛い。ただし、そこで期待を集めるのがDF福森晃斗だ。前回都倉が累積警告で出場停止だった先月8日の第18節・大宮戦で直接FKを2発決めて勝ち点1獲得の立役者となった。とりわけ2点目は1-2のスコアでリードされた後半ロスタイムに叩き込んだとあって、あまりにも劇的だった。TVで観戦していた都倉も「サッカーをTVで観ていて、ひさびさにシビれた」とその瞬間を思い出し、感謝していた。

     甲府は堅い守備をベースとしたチームとあって「セットプレーから好機を作り出したい」と福森は自らのキックで試合の流れを作る意欲は満々。長身の都倉は不在だが、「トクさん(都倉)がいなくても、うまく点で合わせれば、どの選手もターゲットにできる」と自信もうかがわせる。敵地で戦った前回対戦(第5節/0◯2)は敗れているだけに、「その借りを返す意味でも、今回は勝ちたい」と福森。いまやJ1屈指のプレースキッカーと評せる福森の“黄金の左足”で、残留争いのライバルから勝ち点3を奪い取る。

     

    文:斉藤宏則(エルゴラッソ札幌担当)

  • 珍しいナイタートレーニング。急きょ、東京Vの練習開始時間が18時に

    珍しいナイタートレーニング。急きょ、東京Vの練習開始時間が18時に

     10日のヴェルディグラウンドは、2つのコートで夜間照明がついていた。この日、東京Vは18時練習スタート。日テレ・ベレーザも17時半練習開始。珍しく、両チームが同時間に練習を行っていた。

     前日、急きょ9時から18時練習開始時間が変更された東京V。酷暑と、今節・金沢戦のキックオフ時間18時30分に合わせる形となった。珍しい夜間練習に、練習場に向かう選手たちから「お、暑くない!」という声も。夜風が涼しい夏の夜の練習は、1時間ほど続いた。

     選手たち、スタッフはも口々に「(ナイター練習は)記憶にない」という。(フロントスタッフの柳沢将之さん/02-06年在籍は「以前、たしか夏の時期にあった」と証言)

     練習が終わるころには、辺りはほぼ真っ暗。その一方で、クラブハウスではすぐに食事が摂れるように食堂が稼働するなど、急きょの変更にクラブ側も対応していた。このナイタートレーニングが、吉と出るか。

     「同じ相手に二度負けられない」(柴崎貴広)、「良い流れに持っていきたい試合」(安西幸輝)。11日、7試合ぶりの勝利を求めて東京Vは金沢戦を迎える。

    文・写真:田中直希(エルゴラッソ東京V担当)

    珍しいナイタートレーニング。急きょ、東京Vの練習開始時間が18時に

  • 松本と長野。白熱の信州ダービーで決勝点を挙げたのは谷奥健四郎

    松本と長野。白熱の信州ダービーで決勝点を挙げたのは谷奥健四郎

     6日にアルウィンで行われた、長野県サッカー協会創立70周年記念試合。松本山雅FCとAC長野パルセイロというライバル同士による『信州ダービー』は後半途中から大荒れの天候となったが、両チームのファン、サポーターにより大きく盛り上がった。

     その一戦で決勝点を挙げたのが、DF谷奥健四郎。今季ここまでリーグ戦の出場はないが、天皇杯の2試合にも先発出場を果たして勝利に貢献している。この試合でも右CKの好機を生かすヘディングシュートを長野ゴールに突き刺した。

    「長野さんは同じ長野県のチームで、日々切磋琢磨しているライバル。正直、絶対に負けたくないと思ってプレーしました。また個人的にもアピールの場なので得点を取れたことは良かった」と語るように、どのカテゴリーの相手であっても公式戦で結果を出すことが大事。実際にコンディションも良く、「夏場の連戦もありますし、ここが勝負どころと思って頑張りたい」とリーグ戦初出場を見据える。

     チーム内競争は激しいが、「(だから)試合に出られないというのは言い訳でしかない。そこに割って入っていかない限り、先がない」と危機感を強めており、日々アピールに懸命だ。

    文・多岐太宿(エルゴラッソ松本担当)

  • 小手川宏基と井上裕大。大分生え抜きの“幼なじみ対決”は実現するか

    小手川宏基と井上裕大。大分生え抜きの“幼なじみ対決”は実現するか

     11日に行われるJ2第27節・町田戦で、大分生え抜きの“幼なじみ対決”が実現する可能性がある。

     大分のMF小手川宏基と町田のMF井上裕大は、MF清武弘嗣(C大阪)とともに小学生のころから地元では知られた存在だった。3人はその後、町クラブなどを経て大分U-18で勢ぞろい。08年にそろってトップチームに昇格し、それぞれの道を歩みながら、現在も絆で結ばれる仲だ。

     13年に北九州に移籍し、今季大分に戻ってきた小手川が、やはり13年に長崎に移籍して昨季から町田でプレーする井上と、大銀ドームで対峙するのはこれが初めて。第15節のアウェイでの対戦では、マッチアップを楽しみにしながら直前に小手川が負傷。今度こそはと、幼少時代からニ人を知るサポーターも、その成長ぶりを見ることに期待を隠せない。

     小手川と井上は、それぞれ、大分在籍時代に負傷が長引き、長期にわたるリハビリ生活を送った時期があった。そんなときも精神的に支え合ったニ人が、故郷のスタジアムで火花を散らす。

    文・写真:ひぐらしひなつ(エルゴラッソ大分担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]首位奪還

    [本日のエルゴラッソ1面]首位奪還

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