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主将・佐藤謙介が累積停止。注目される佐藤の代役は誰だ?
16日にアウェイで讃岐と戦う横浜FCだが、この試合は佐藤謙介が累積警告で出場停止となる。今季から主将を任され、ボランチとしてチームを引っ張ってきた。攻守の要である佐藤の不在は痛いが、その代役を誰が務めるかが注目される。
佐藤の出場停止は今季2度目。第16節・名古屋戦で佐藤が一発退場した次節の山口戦では、昨季まで主将を務めたベテランの寺田紳一が代わりを担った。寺田は持病の腰痛もあってここ6試合メンバー外が続いているが、現在は「コンディションは問題ない」という。試合勘の部分で不安が残るものの、もともと天才肌の選手であり、中里崇宏とコンビを組んだ回数も多い。やはり代役として一番手に寺田が考えられるだろう。
他に候補としては、横浜FCユースからプロ入り4年目で昨季は期限付き移籍先のJ3盛岡で成長したボランチが本職の石井圭太。さらには守備のユーティリティプレーヤーである藤井悠太も考えられるが、ボランチには一貫してボールを回せる選手を配してきた中田仁司監督の起用法からすれば、小宮山尊信を置く可能性もある。
実はボランチ小宮山は実戦で一度、それも前回対戦した第14節・讃岐戦で実現しており、練習でも何度かボランチを務めることがあった。今日の練習では11対11ではなかったものの、ミニゲームの中で小宮山が中盤の中央に入ってプレーする場面もあった。本人に練習後取材したところ「ありますかね?(笑)」という反応だったが、「もしボランチならしっかりつなぎ役になって、前線に良いボールを出したい」と前向き。「自分でも前に出て行きたいし、得点も狙いたい。(中村)憲剛さんや(大島)僚太とかを見て勉強します(笑)」と、昨季までの同僚であり名手のプレーを参考に、勝利に貢献するつもりだ。
文:芥川和久(エルゴラッソ横浜FC担当)
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