EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.8.22(Tue)

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  • ACL準々決勝を控え、川崎Fが前日会見。初の4強入りへ、小林悠「新しいフロンターレの歴史を作る」

    ACL準々決勝を控え、川崎Fが前日会見。初の4強入りへ、小林悠「新しいフロンターレの歴史を作る」

     22日、川崎Fは翌日に控える浦和とのACL準々決勝・第1戦に向けて、等々力陸上競技場で前日練習と公式会見を実施。クラブ史上初めての4強入りに向けて鬼木達監督と小林悠が意気込みを語った。

     冒頭15分の公開後、約1時間トレーニングを行った川崎F。その後の会見で鬼木監督は「今年タイトルをとにかく目指そうという形でスタートしてきているので、そういう意味で言うとACLもその一つ。明日は(第1戦のため)前半戦という形だけど、常に勝ちを求めて戦っていきたい」とコメント。

     さらに新指揮官に堀孝史監督を据えた浦和に対しては「やはり監督が変わってから結果が出ている。そこで自信を取り戻してきているなという印象がある」と警戒を強めている。

     一方、「ここまでチーム一丸となって戦ってきたし、今回はタイトルが懸かった戦い。まずはホームでしっかり勝つことを意識してやりたい」とは主将・小林の言葉。「自分たちが新しいフロンターレの歴史を作っていくために、まずはベスト8突破という気持ちはある」と語気を強めた。

     日本勢同士が相対する一戦は、明日23日の19時に等々力陸上競技場でキックオフ予定となっている。

    文・写真:林遼平(エルゴラッソ川崎F担当)

  • チームを離れてリハビリに励んでいた清武弘嗣が合流。仲間への感謝と自身の心境を語る

    チームを離れてリハビリに励んでいた清武弘嗣が合流。仲間への感謝と自身の心境を語る

      J1第16節・仙台戦の試合中に左ハムストリング筋損傷を負った清武弘嗣。その後、チームを離れてリハビリに励んでいたが、22日、C大阪の練習に合流した。ただ、すべてのメニューをこなすにはまだしばらく時間がかかる様子で、22日は同じく別メニュー中の山内寛史らとランニングで汗を流した。

     ひさびさの舞洲グラウンドについて「良いっすね」と第一声を発した清武は、自身の離脱後も上位をキープしているチームについて、「優勝も狙える位置にいるし、みんなすごく戦っている」と感謝。自身も勝負どころの9月に復帰し、「ギアを上げたいですね」と意欲を語った。

     その一方で、逸る気持ちを抑えるように、「焦ってはいけない。ここに帰ってきたら、みんながいるし、みんながサッカーしている姿を見ると、『早くサッカーしたい』という気持ちは強くなる。でも、その感情はグッと抑えて、復帰に向けてやらないといけない」と神妙な面持ちで話した。

     仙台戦後、「キヨ(清武)がプレッシャーを感じないように、僕らがピッチで結果を出すだけ。去年、みんなが自分にそうしてくれたように、今年は僕らがキヨのためにできれば良い」と話していた柿谷曜一朗も、「(全体練習への復帰は)まだ先なので、油断せずに。あいつも僕らが近くにいればいるほど焦るやろうから、なるべく焦らせず、良い方向に進めて行けるようにやっていきたい」と清武を気遣った。

     そんな主将の言葉を伝えると、「(柿谷)曜一朗は、去年の自身のけがも踏まえて、(復帰を焦らずやる)気持ちを話してくれる。キャプテンにも迷惑をかけていると思うけど、そのぶん、復帰してピッチに戻ったら、チームのためにやりますよ!」と清武の表情もパッと明るくなった。C大阪は今週末に首位・鹿島との大一番を控えているが、そんなチームの士気を高める役者が戻ってきた。

    文・小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)

  • 選手の多くがライブ視聴。鳥栖はあの人の話題で持ちきりに

    選手の多くがライブ視聴。鳥栖はあの人の話題で持ちきりに

     オフを挟み、今節・G大阪戦に向けて再び始動した鳥栖だが、この日の話題は“あのこと”について。

     “あのこと”というのはドイツ・ブンデスリーガ、今夏フランクフルトに移籍したMF鎌田大地のことだ。現地時間の20日、フライブルクとのアウェイ戦で今季開幕戦を迎えたフランクフルトだが、その開幕スタメンに鎌田は見事に名を連ねた。67分にMFケビン・プリンス・ボアテングと交代するまでプレーした鎌田だが、大きな見せ場を作ることはできなかった。

     『DAZN』でこの試合をライブ視聴した鳥栖で同期入団のMF福田晃斗は「開幕スタメンはすごいですよね。ただ、ロングボールも多かったし、(鎌田)大地もFWの一角でプレーしていて、個性が出るような感じではなかった。難しそうでしたよね。でも、慣れてきたら良さを出せるんじゃないですか」と試合の感想を語った。

     一方、鳥栖在籍時にはプライベートでも長い時間をともにし、移籍に際しても移籍後も自身の海外でのプレー経験を踏まえてアドバイスなどを送っているのがMF水野晃樹。彼もまた、『DAZN』でライブ視聴し、「マッシモ(・フィッカデンティ監督)も言っていたけど、アイツは技術的な部分は十分通用する。難しいのは、フィジカル的な部分。昨日の試合もそうだけど、ああいう戦い方だと難しい部分は多いと思う。交代して入ったのがボアテングだからね。これから大変だと思うよ」と試合を観た感想を話してくれた。

     また、「開幕前までに中盤のポジションは全部やったってアイツは言っていたし、これからだろうね。アイツは『鳥栖であれだけ走り込んだから大丈夫でしょ』って開幕前のキャンプで言っていたけど、海外って開幕前のキャンプ、めちゃくちゃ走り込むから。そう教えてやったら、やっぱりキツかったみたい(笑)」という話も教えてくれた。

     鎌田のプレーは、鳥栖の選手たちにも良い刺激になっている様子だった。

    文・杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)