EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.11.10(Fri)

November
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
  • ピンクのオカン、世界デビュー? 横浜FC・野村直輝のJ2通算100試合出場セレモニーに注目を

    ピンクのオカン、世界デビュー? 横浜FC・野村直輝のJ2通算100試合出場セレモニーに注目を

     横浜FCの野村直輝(写真左)が前節の熊本戦でJ2通算100試合出場を達成し、そのセレモニーが11/12(日)ホーム開催の岡山戦キックオフ前に行われる。

    「うれしいです。試合に出られる喜び、勝負するときの気持ちと、試合に出られなくて悔しい時間を過ごしたこともある。いろんなことがあっての100試合、それを通して成長できたと思います」と喜びを語る野村だが、さらに楽しみにしているのが今節、「オカン」も登場して迎える達成記念セレモニーだ。

     野村の「オカン」、実は横浜FCの選手、サポーターの間ではちょっとした有名人だ。「ピンクが大好きで、僕の試合のときはいつも全身ピンクで来る」ため、選手みんなから「パー子」と呼ばれているとか。また、野村の横浜FC加入以来、北九州、福岡、山口など、野村の故郷の下関の近くで試合があるときは当然応援に駆けつけるのだが、選手の招待席ではなくサポーターに混じって熱烈応援。その際は下関名物を山ほど持ってきて、サポーターと「下関と横浜のお土産の物々交換(笑)」が行われるのが恒例になっているのだという。

     野村の100試合出場により、名物オカンもついに全国区に……なるかは分からないがともかく、DAZNデビューすることになる。「パー子は幸せ者です」と、野村は自分の記録達成よりも感慨深げにしみじみ語る。11/12(日)13時前ごろ、横浜FCvs岡山キックオフ直前、謎のピンクのオカンに注目してほしい。

    文:芥川和久(エルゴラッソ横浜FC担当)

  • 愛媛、讃岐、そして徳島相手にも!大分のラッキーボーイ・大津耀誠、四国チームからの得点コンプリートなるか

    愛媛、讃岐、そして徳島相手にも!大分のラッキーボーイ・大津耀誠、四国チームからの得点コンプリートなるか

     前節・山形戦(1△1)で90分に出場し、直後に胸トラップしポストプレーでカウンターの起点となって、センターサークル付近からゴール前まで駆け上がると、こぼれ球を押し込んで貴重な同点弾を挙げた大津耀誠。

     今季はなかなか出場機会に恵まれず、今季初めてメンバー入りした明治安田J2第23節・愛媛戦(2△2)で先発。その試合で26分に美しいトラップでフィードを収めると、落ち着いてゴールに流し込み先制点を奪った。続く同第25節・讃岐戦(1◯0)では68分からピッチに立ち、77分に鈴木惇との見事な連係プレーから決勝点。

     トータルで100分ほどの出場時間で3得点もまずまずの結果だが、それがいずれも勝ち点を得るゴールであったことも特筆すべきトピックだ。そのラッキーボーイぶりもさることながら、「短い時間で結果を出さなくてはすぐに次の試合でまたメンバー外になってしまう」という危機感が、大津のポテンシャルを引き出しているらしい。

     今節は徳島戦。愛媛、讃岐に続き四国のチームからの得点コンプリートが期待される。大津自身も「試合に出ることができたら、C大阪アカデミーの後輩・前川大河に負けられない」とモチベーションを高めている。

    文・写真:ひぐらしひなつ(エルゴラッソ大分担当)

  • J1昇格まであと一歩の長崎、一足先に指揮官50歳の誕生日祝い。高木琢也監督、最後は粉まみれに

    J1昇格まであと一歩の長崎、一足先に指揮官50歳の誕生日祝い。高木琢也監督、最後は粉まみれに

     ホーム最終戦前日、チームは長崎市内で約1時間の練習を実施。セットプレーの確認を行い、讃岐戦への準備を終えた。しかし、練習後、選手やスタッフがどこかソワソワした様子。というのも、12日に誕生日を迎える高木琢也監督の誕生日祝いを計画しており、実行に移すタイミングを見計らっていたためだ。

     高木監督と同郷である吉岡雅和がケーキプレゼンターを務め、チームでバースデーソングを歌い、高木監督の誕生日を和やかにお祝い。しかし、これで当然、終わるはずもなく、そのあとは小麦粉とウォーターシャワーで指揮官を手荒い形で祝福した。選手が誕生日を迎えると手作りでケーキ(ぶつける用)を用意したり、サプライズ映像を作成し、ミーティングの際に流すなどしてきた指揮官にお礼とばかりに激しい誕生日祝い。練習場のいたるところで笑顔がはじけていた。最後には粉まみれになった指揮官を中心に、チーム全員で記念撮影も行われた。

     49歳最後の日に讃岐戦を迎える高木監督に、昇格決定という最高のプレゼントは届くのか。それは神のみぞ知るところだが、ホーム最終戦を前に今季のチームの一体感の強さをあらためて感じられる光景となっていた。

    文・写真:杉山文宣(エルゴラッソ長崎担当)

  • 有言実行のJ初ゴールも、京都・大野耀平は「ホームでも取りたい。チャンスをもらえれば、死にもの狂いでやる」。

    有言実行のJ初ゴールも、京都・大野耀平は「ホームでも取りたい。チャンスをもらえれば、死にもの狂いでやる」。

     常葉大から今季京都に加入したルーキーのFW大野耀平が、8日行われたJ2第33節・愛媛戦でうれしい公式戦初ゴールを記録した。

     J2第3節・福岡戦で早くもデビューを飾るなど、シーズン序盤から出場機会を得ていた大野だったが、初ゴールがなかなか生まれない中で腰痛を発症して5月からは長期離脱。ようやく練習に復帰した8月の終わりに「今季中に絶対に点を取ります」と力強く宣言していた自身の言葉を、見事に実現してみせた。

     その初ゴールは、バックステップ気味の動きの中でクロスに合わせた難易度の高いヘディングでのもの。「簡単な状態より、難しいほうがリラックスできるんですよ。コースも見えていたし、ファーに流しこめば入るかなと思っていました」。そう振り返った言葉からも自信がのぞく。

     ゴールの感触を「メチャメチャ気持ち良かったです」と満面の笑みで話す大野だが、まだやり残していることがある。それは、ホーム・西京極での初ゴール。今季、残されたチャンスは、ホーム最終戦となる11日のJ2第41節・東京V戦の1試合のみとなっている。

    「ホームでも取りたい。チャンスをもらえれば、絶対に結果を残す気持ちで、死にもの狂いでやります」

     点取り屋としての非凡な能力を示し始めた背番号『19』は、どん欲に2戦連続ゴールを狙っている。

    文:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)

  • アカデミーからトップ昇格。湘南ユースのGK真田幸太、「もっと上を」

    アカデミーからトップ昇格。湘南ユースのGK真田幸太、「もっと上を」

     湘南は9日、湘南ユース所属のGK真田幸太がトップチーム昇格することが内定したと発表した。Jユースカップではベスト8進出に貢献。チーム名が「湘南」となってからは、アカデミー出身GKとして初のトップ昇格となった。

    「ジュニアユースからやってきたベルマーレというチームでトップ昇格を決められたことはうれしいです。(クラブ名が変更となってからは)GKがトップに上がるのは初めてのことらしいので、そこでどれだけ結果を残せるか。まだまだですけど、これからもっと上を目指していかないといけない」

     特長は190cmの長身を生かしたプレー、加えてダイナミックなセービングだ。4月に2種登録され、練習参加で学ぶことも数多くあった。「すごく勉強になることが多い。逆にそればっかりで。いろいろな見方があるので、もっと勉強しなきゃいけない」。

     プロサッカー選手という、目標であり、一つの夢を叶えた真田。「うれしいよりも、どちらかというと気の引き締まる思いというのが強い」とプロの自覚も同時に芽生えている。

    「もっと力を付けて、1日1日を大切にして試合に絡めるように努力してチームに貢献できればなと思います」と真田。謙虚で真っ直ぐなGKが湘南ベルマーレに加わった。BMWスタジアムで活躍する姿を期待したい。

    文・写真:高澤真輝(エルゴラッソ湘南担当)

  • 公式戦復帰の松本・セルジーニョ、「慣れている」と大一番にも不安なし

    公式戦復帰の松本・セルジーニョ、「慣れている」と大一番にも不安なし

     前節・讃岐戦にてピッチへの帰還を果たした松本のセルジーニョが、今週末に控えた福岡との大一番での健闘を誓った。

     夏が訪れてから調子を上げ、ゴールやアシストでチームに貢献してきたブラジリアン。しかし第29節・岡山戦で右腓腹筋筋損傷を負い、戦線離脱を余儀なくされた。約2ヵ月のリハビリと別メニュー調整を経て、ついに公式戦への復帰を果たした。

     讃岐戦では出場時間こそ12分と短かったものの、その中にあって積極的にゴールを狙うプレーを披露。「今節もチャンスがあれば当然、狙っていく」と意気軒高だが、「試合に出られなかったとしても、勝利へのサポートをしていきたい」と、あくまでもチーム優先に努める。

     昇格争いもいよいよ最終盤を迎え、今節・福岡戦はお互いに昇格のためには負けられない大一番。自然と肩に力の入るシチュエーションだが、サントスやパルメイラスといったビッグクラブに所属経験があるだけに「ブラジルの場合はもっと激しいプレッシャーがかかる。自分としてはブラジルで学んできて、慣れているつもりです」とキッパリ。大一番を前にも不安の色を見せず、平常心を強調していた。

    文:多岐太宿(エルゴラッソ松本担当)

  • この最終盤で実現する同期対決。東京Vの安在和樹、京都・吉野恭平と2度目の対戦へ

    この最終盤で実現する同期対決。東京Vの安在和樹、京都・吉野恭平と2度目の対戦へ

     東京Vの安在和樹と、今節の相手・京都の吉野恭平は、東京V育成組織時代からの同期。U-21など、同じタイミングで世代別代表に選出されたこともある間柄だ。「対戦するとしたら2回目。ポジション的にマッチアップしないだろうし(安在は左SB、吉野はCBが多い)、ぶつかり合うこともないだろうけど、試合ができるのは楽しみ」と、安在は前半戦以来の同期対決に向けて展望を語っている。

    「(吉野は)キャプテンやるタイプじゃなかったのにな…」と笑いながら、「信頼されている証拠だと思う」と主将を務める“友達”についてコメントを残した安在。

     彼らの同期には、中島翔哉(ポルティモネンセ)、前田直輝(横浜FM)、楠美圭史(FC今治)、ポープ・ウィリアム(川崎F)、宮地元貴(松本)などがいる。今季、ポルトガルのクラブへ移籍した中島が、その直前に前田と対戦してユニフォーム交換を行うなど、何かと話題に上る94年組だ。「みんなで頑張っていけたら」と安在。いまは各チームに散らばる彼らを思い浮かべながら、ここで実現する再会戦に思いを馳せた。

    文:田中直希(エルゴラッソ東京V担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]日本代表の小さな巨人

    [本日のエルゴラッソ1面]日本代表の小さな巨人

    [インタビュー]
    ■原点回帰
    INTERVIEW 長友 佑都

    [日本代表]
    ■日本代表 vs ブラジル代表
    王国にぶつける日本の“いま”

    [インタビュー]
    ■ロシアW杯へ向け、ピッチ外でも万全の準備を
    INTERVIEW 田嶋 幸三 日本サッカー協会会長

    詳細はコチラ...