EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.11.25(Sat)

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  • J1昇格を成し遂げた長崎が今季の全体練習を打ち上げ。明日26日にファン感謝デー

    J1昇格を成し遂げた長崎が今季の全体練習を打ち上げ。明日26日にファン感謝デー

     長崎が今季のチーム全体練習を打ち上げた。

     長崎は25日、諫早市内の練習場で今季最後のチーム全体練習を行った。この日のメニューはスタッフも交えての紅白戦。GK陣もフィールドプレーヤーとしてプレーするなどそれぞれが思い思いのポジションに入り、サッカーを楽しんだ。

      練習後にはスタンドを埋め尽くすほど訪れたサポーターに対して、主将であるDF村上佑介が挨拶。今季のサポートに対する感謝の思いを、チームを代表して伝えた。

      今季、クラブ史上初となるJ1昇格を決めた長崎だが、26日にトランスコスモススタジアム長崎で行われるファン感謝デーが今季最後のチーム全体での行事となる。その後は年明けのチーム始動までオフ期間に入る。

    文・写真:杉山文宣(エルゴラッソ長崎担当)

  • 「ベイスターズのように下克上を」。東京Vの高木大輔が目指す、自身の活躍と親孝行

    「ベイスターズのように下克上を」。東京Vの高木大輔が目指す、自身の活躍と親孝行

     5位でのJ1昇格プレーオフ進出となった東京V。悲願のプレーオフ出場をつかんだ最終節・徳島戦(2○1)において、5試合ぶりの出場を果たし、勝利の瞬間にボールを触って咆哮したのが高木大輔だ。

     個人的には、悔しい感情ばかりのシーズンだった。「結果を残せていないし、試合になかなか絡めずに情けない」。それでも、『第3キャプテン』の高木家三男は練習からチームを盛り上げ、試合ではベンチから誰より早く水分を渡すなどして激励の言葉を掛け続けた。それはもちろん、愛するチームがJ1に昇格するため。プレーオフに向けては、「ベイスターズが(クライマックスシリーズ/プレーオフで3位から)日本シリーズに進出したように、はい上がるほうが強い」と、実父・高木豊氏の所属し、自身も球場観戦を繰り返すほどの好きな球団になぞらえてモチベーションを上げている。

    「トシ(長男、高木俊幸/浦和)が25日のACL決勝で点を取って、それで26日に僕や善朗(次男、高木善朗/東京V)が結果を残してプレーオフ決勝に進めば話題性がある」

     2日連続でスポーツニュースが高木兄弟で埋まる……。「それが、親父や母親にできる親孝行の一つかな」とはにかんだストライカーに、果たして好機は訪れるか。サッカー界には、誰よりも頑張った者の前にボールがこぼれるという格言がある。巡ってくる一瞬を信じて、高木大はどん欲にゴールへと向かう。

    文:田中直希(エルゴラッソ東京V担当)

  • 小川佳純、J1通算300試合出場へ。「新潟で達成できるのは幸せ」

    小川佳純、J1通算300試合出場へ。「新潟で達成できるのは幸せ」

     今節・清水戦に出場すると、J1通算300試合を達成することになる新潟のMF小川佳純。「新潟で300試合達成できるのは幸せなこと」と報道陣に語った。

     今季、名古屋から鳥栖へ完全移籍したが、リーグ戦出場は5試合のみ。出場機会を求め、8月に新潟へ期限付き移籍加入すると、[4-2-3-1]のトップ下でプレーメーカーとして存在感を発揮。J1第25節・広島戦で初先発・初出場するとレギュラーを勝ち取り、第29節・G大阪戦では加入後初ゴールでチームに17試合ぶりの白星をもたらした。そこからは4試合負けなしと、怒とうの巻き返しをけん引。J2降格は決まったが、惜しみないハードワークで新潟が本来持つアグレッシブさを取り戻す大きな力となった。

     小川は「呂比須監督に出場機会をもらえたからこそ、達成できる記録。残留させてあげられなかったが、残り2試合は勝って恩返しがしたい」と、感謝をプレーと結果で示すつもりだ。

     勝利してもJ2に降格することは変わらない。だが、残り2試合で勝利する意味を見据える。「サポーターのために、ここ数試合やれている良いゲームを続けていかないと。それに17位になれば、来年もルヴァンカップに出られる(可能性がある)。最後まで、一つでも上の順位を目指すことが大事」。まずは節目となる清水戦で勝利を飾りたい。

    文・写真:野本桂子(エルゴラッソ新潟担当)

  • 曺貴裁監督、来季も続投! 自らが決断して湘南7年目の指揮へ

    曺貴裁監督、来季も続投! 自らが決断して湘南7年目の指揮へ

     今季のJ2を制し、来季のJ1昇格を勝ち取った湘南の曺貴裁監督が来季も続投することが24日、分かった。

     長期政権となる就任6年目となった今季は、多くの主力選手が入れ替わる中で“ゼロからのスタート”を切ったチームを指揮。主将・高山薫の長期離脱や副主将・菊地俊介の負傷など、多くの苦難に直面したが、チーム全員の力で乗り越えて白星を重ねた。結果、24勝11分7敗という好成績を収め、3試合を残して1年でのJ1復帰とJ2優勝が決定。チームとして掲げていた目標をしっかりと達成して見せた。

     J1昇格やJ2優勝という目に見える好成績を含め、指揮官の手腕を高く評価するクラブは来季の続投を要請。残すは曺監督の決断次第となっていた。続投が発表されれば、曺監督は2012年に就任後、来季で7季目のシーズンを戦うことになる。2年ぶりに帰還するJ1の舞台で、湘南がどんなサッカーを見せるのか。“湘南の暴れん坊”が再びJ1で大暴れする姿を期待したい。

    文:林遼平(エルゴラッソ湘南担当)