EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.4.3(Tue)

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  • 復帰を果たした清水の白崎凌兵。4日のルヴァンカップは「ギラギラした気持ちで」

    復帰を果たした清水の白崎凌兵。4日のルヴァンカップは「ギラギラした気持ちで」

     リーグ前節・横浜FM戦の79分から出場し、ようやく今季の初めて公式戦出場を果たした清水の白崎凌兵。試合後、「今年の自分からするとかなり大きな一歩」と話すように、ここまでの道のりは長かった。相次ぐケガからようやく復帰を果たし、4日のルヴァンカップ第3節・札幌戦の先発が予想される。

     白崎は、「連戦の初戦を落としてしまったが、自分たちとしては逆にチャンスだと思って、ギラギラした気持ちでやりたい」と話す。リーグ前節・横浜FM戦で今季初黒星を喫した清水だが、チームとしてここで勢いを止めるわけにはいかない。そのキーマンとなるのは、清水の10番で間違いないだろう。本人としても、このルヴァンカップの出来で、リーグ先発への道筋を見いだしたいところだ。

    文・写真:田中芳樹(エルゴラッソ清水担当)

     

  • J王者の意地を見せたい上海上港戦。前日会見出席の森谷賢太郎「勝つために、きている」

    J王者の意地を見せたい上海上港戦。前日会見出席の森谷賢太郎「勝つために、きている」

     川崎Fは3日、翌日に控えたACL第5節・上海上港戦に向けた前日会見を行い、登壇した鬼木達監督とMF森谷賢太郎が今節に向けた意気込みを語った。

     ここまで1分3敗とグループステージの突破が厳しい状況にある川崎F。最終節に望みをつなぐためにも、今節は何としても勝利が欲しい一戦となる。鬼木監督は「われわれにとっては、相手どうこうよりも、勝たなくては何も起きない状況。とにかく勝つことだけに集中して挑みたい」と語り、まずは目の前の勝利を目指して戦うことを力強く宣言した。

     また、森谷は「アウェイということで、すごくタフなゲームになると思う」と上海上港を警戒しながらも、「勝つために、きている。どんな状況でもいまいるメンバーでしっかり戦って、勝つことを目指してやりたい。勝つために戦う気持ちを前面に出して戦いたい」と意気込みを語っている。

     試合前に行われる蔚山現代vsメルボルン・ビクトリーの結果次第では敗退が決まってしまう可能性もあるが、川崎Fはどんな状況でも勝利を目指して戦うのみ。J1王者としての意地を見せ、勝ち点3をつかみにいく。

    文・写真:林遼平(エルゴラッソ川崎F担当)

  • ムサエフ離脱に名波浩監督沈痛。「聞いたときは涙が出そうだった」

    ムサエフ離脱に名波浩監督沈痛。「聞いたときは涙が出そうだった」

     磐田は3日、ムサエフが検査の結果、右膝前十字靭帯損傷および外側半月板損傷で全治約6カ月と診断されたと発表した。

     ムサエフは、インターナショナルマッチウイークにウズベキスタン代表に招集され、チームから離脱していた。3月27日に行われたモロッコ戦の前半に負傷し、途中交代。日本帰国後に浜松市内の医療機関で検査を受けていた。

     磐田は、アダイウトンに続き、昨季の躍進の原動力でもあったムサエフも長期離脱で欠くことに。ムサエフの負傷について名波監督は、「正直最初に聞いたときには涙が出そうだった」とアダイウトン同様にムサエフの負傷も惜しんだ。また「病院でのチェックでアウトだったけど、本人は腫れもないし痛みもそこまでないから、もう1回チェックしてくれと言って、ナショナルチームのドクターとか知り合いのドクターにも見せたいと言って、見てもらったけど、見解は変わらなかった」と話した。

     ムサエフ離脱のボランチについては、「いまは田口が外せないと。その相棒探しという意味でいまは(上原)力也でハマっているけど、まだシーズンとおして出たことはないから、(川辺)駿(現・広島)のときもそうだったけど、浮き沈みは出てきてしまうと思う」とチーム全体で戦っていく必要性を示した。また、「(ルヴァンカップでも)最低でプレーオフまでいって、試合数を増やすということがチームの底上げになると思う」と話したように、チーム全体の底上げが今後の重要なテーマとなりそうだ。

    文・写真:森亮太(エルゴラッソ磐田担当)

  • 柏が決戦に向けて記者会見を実施。GKは桐畑和繁が先発か

    柏が決戦に向けて記者会見を実施。GKは桐畑和繁が先発か

     柏が4日に控えるACL第5節・全北現代戦の前日会見を実施。会見に登場した下平隆宏監督とキム・ボギョンがそれぞれ意気込みを語った。

     「明日の全北現代戦に向けて短い期間だけど、いい準備をしてきた。全北現代は韓国代表が何人もいる素晴らしいチームで強いチームだと思っている。目標としてはACL優勝を掲げているから、明日の全北現代戦は予選リーグを突破するためにも大事だし、決勝ラウンドに進めば、全北現代のような強豪と必ず戦わないといけない状況が続くと思うので、優勝を目指す意味でも全北現代をしっかり倒して次のステップに進みたい」(下平監督)。

     「前回の試合では勝点を得ることができなくて非常に悔しい思いをした。明日の試合はそういう意味でも大きな山を越える試合になる。しかし、今回は柏のホームなので、全北現代にもプレッシャーがあると思うので、明日の試合では柏のゲームをして勝点3をとりたい」(キム・ボギョン)。

     また、この試合に向けてGK中村航輔が右足のつけ根を痛めている影響で欠場が決定的。代わりにベテランGK桐畑和繁がゴールマウスを守ることが確実となった。

     その背番号1はこの試合に向けて「僕どうこうより、チームは明日勝たないと決勝トーナメントにいけないのは分かっているので、自分にできることをチームのためにしたい。チームが勝てるように、チーム全体で集中して、本当に大切な1試合なので、みんなで準備して臨みたい」と語り、「ロングボールはもちろん相手のストロングポイントで分かりやすい攻撃。ロングボールを蹴ったり、そのままシュートしてきたり、拾って次の攻撃につなげてくるので、DFもそうだし、それを拾うボランチ、自分のところまで流れてきたら自分もそう。常にゴールに直結するボールがくると思うので、全員がアラートに90分間集中して体を投げ出してでも一人ひとりが強い気持ちを持って守るしかない。攻撃陣ではウチにもいい選手がそろっているので、後ろは(失点を)ゼロで終えることが大事だと思う」と警戒すべきポイントを挙げた。

     勝たなければグループステージ敗退が決まってしまう可能性もある大事な一戦。柏は総力戦で勝利をつかみにいく。

    文・写真:須賀大輔(エルゴラッソ柏担当)

  • ルヴァンカップ第3節・浦和戦。広島のU-21日本代表MF松本泰志が告げられた「とりあえず活躍しろ!」

     U-21日本代表の一員として参加したパラグアイ遠征は、MF松本泰志にとって貴重な経験となった。

    「あんな長い移動も、着いてすぐに試合という経験も初めてだったし、すごくいい経験になった。久しぶりに[3-6-1]でやって、ビルドアップはうまくできたし、結構、動けたと思う。海外の選手相手にも通用する部分がたくさんあるなと感じた」

     そして、「正直疲れていたけど、スタッフには『疲れていない』と言っています」と笑顔を見せた松本は、4日のルヴァンカップ第3節・浦和戦に向けて力強く意気込みを語った。

    「技術で負けたら僕は何もないので、そこでしっかりと相手よりも目立ちたいし、あとはチームのために運動量多く動きたい。リーグ戦でチームが勝っているので、当たり前だけど僕らも勝たないと、リーグ戦には出られない。結果にこだわってやりたいです」

     U-21日本代表を率いる森保一監督からは「とりあえず活躍しろ!」と告げられたという。19歳のMFのプレーに注目したい。

    文・寺田弘幸(エルゴラッソ広島担当)

    ルヴァンカップ第3節・浦和戦。広島のU-21日本代表MF松本泰志が告げられた「とりあえず活躍しろ!」

  • 藤春廣輝が明かすエピソード。負傷交代の際に聞こえた“敵将”の言葉

    藤春廣輝が明かすエピソード。負傷交代の際に聞こえた“敵将”の言葉

     J1第5節・FC東京戦の接触プレーで前半負傷交代したDF藤春廣輝が、昨季までの恩師の気遣いに感謝した。タンカで運ばれる際、「健太さんが『大丈夫か?』って何回か声をかけてくれるのが聞こえた」と、敵将・長谷川健太監督の言葉を耳にしたという。

     5年間指揮を執った指揮官に対して、選手たちは試合後挨拶に出向いたというが、藤春は負傷の影響もあって挨拶に行けずじまい。「みんな行っていたのに、僕は行けてない。怒られます(笑)」と苦笑いだった。

    文・下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)