EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

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  • 21歳の誕生日を迎えた町田の杉森考起が「お下がりでいい」ほど欲しいものは?

    21歳の誕生日を迎えた町田の杉森考起が「お下がりでいい」ほど欲しいものは?

     4月5日に21歳の誕生日を迎えた町田の杉森考起。誕生日当日は全体練習後にチーム恒例の“水かけの儀式”はあったものの、チームが二部練習だったため、「トレーニングに捧げた誕生日だった」と振り返る。なお、21歳の抱負については「たくさん試合に出て、たくさん結果を残すこと」と力強く語った。

     ちなみに注目の誕生日プレゼントはファン・サポーターからの贈り物があったほか、「これからほかの選手がくれると思います」とチームメートからのプレゼントに高揚感を隠せず。ただし、具体的なプレゼントのリクエストについては、「選手たちのセンスに任せます」と“丸投げ”だった。

     しかし、そうは言っても、杉森には虎視眈々と狙っているモノがある。それは同世代の平戸太貴が最近購入したという某ブランドのボストンバッグ。どうやら「お下がりでもいい」と思えるほど、気に入っているようだ。

    文・写真:郡司聡(エルゴラッソ町田担当)

  • G大阪の食野亮太郎、主力組に入る。神戸戦でJ1デビューか

    G大阪の食野亮太郎、主力組に入る。神戸戦でJ1デビューか

     過密日程の中行なわれる、G大阪にとってのホーム・神戸戦。ルヴァンカップの名古屋戦でも現状のベストメンバーを投入したG大阪だが、神戸戦では期待の俊英が待望のJ1デビューを飾る可能性が出て来た。

     6日の紅白戦で、主力組に抜擢されたのはアカデミー育ちでプロ2年目の食野亮太郎。「前触れがなくて戸惑いました」と照れ臭げに笑った食野だが、1日に行なわれたJ3の藤枝戦で2得点を叩き出した食野のプレーはレヴィー・クルピ監督も現地でチェック済み。「数字というのをレヴィーも言っていたし、そこを見てくれていたのかも」と食野は指揮官の抜擢をおもんぱかったが、神戸戦で先発を飾れば待望のJ1デビューになる。

     昨季は5月のアウェイ札幌戦でサブメンバー入りしたのみの食野。「まだ、出るか分からないけど、可能性が上がったので頑張りたい」とデビューに向けて気合い十分だった。

    文・写真:下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)

  • 初めて迎える青赤との古巣戦。長崎の徳永悠平、「イジりに近いようなブーイングもあるし…」

    初めて迎える青赤との古巣戦。長崎の徳永悠平、「イジりに近いようなブーイングもあるし…」

     6日、長崎の徳永悠平が初めての古巣戦を前に心境を語った。

     03年に入団して以来、昨季まで青赤のユニフォームを身にまとい戦ってきた徳永にとって、今節はプロになって初めての古巣戦となる。1月の沖縄キャンプでの練習試合では対戦しているが、公式戦では今回が最初で最後。「サッカーだけじゃなくてプライベートでも仲良くさせてもらっていた選手もたくさんいる。逆にそういう選手たちと真剣勝負できるっていうのはFC東京にいたらできなかったこと。本当に楽しみ」と青赤との対峙を前に高揚感をのぞかせて語っている。

     沖縄キャンプでの練習試合ではチームとしてほとんど何もさせてもらえず、J1のレベルの高さを痛感させられた。あれから2ヵ月の時を経て、長崎もチームとしての成長が問われる一戦でもある。「キャンプで対戦して自分たちはほとんど何もやらせてもらえなかった。そこから練習試合をこなしたり、チームとしての練習をこなしていってしっかりやれている手応えもある。ただ、まだ勝っていない。自分たちの力を試せるすごく良い相手だと思うので、ここでしっかりと自分たちの力を示したい」。徳永も、FC東京からの勝利を強く求めている。

     また、立場は変わるがこれまで自分を応援してくれたFC東京のサポーターの前で再び、プレーすることになる。その点については「(FC東京に在籍したことのある選手に対しては)イジりに近いようなブーイングもあるし、そういうサポーターの人たちなので自分はどういう反応されるのか。とにかくこっちが勝ってブーイングしてもらえればと思っています」と笑顔を見せた。自分を成長させてくれたクラブへの強い思い入れもありながら、郷土のクラブへの移籍を決断した徳永。リーグ戦未勝利が続く状況で迎えた古巣戦、勝ち点3という結果で自分の決断の意味を示したい。

    文:杉山文宣(エルゴラッソ長崎担当)

  • CB転向の栃木・服部康平が迎える“お手本”との特別な試合

    CB転向の栃木・服部康平が迎える“お手本”との特別な試合

     栃木のCBとして存在感を増しているDF服部康平にとって、今節の徳島戦は特別な試合だ。”お手本”とするCB大﨑玲央がいるからだ。

     二人は同い年でともに東京出身。二人とも中高時代を神奈川で過ごした経緯もあり、共通の知人を介して仲よくなった。「いまでもオフに一緒にサッカーをやったり、会ってご飯を食べたりする仲」だという。

     今季の服部はCBとして出場経験を重ねているが、昨季までの本職はFW。体の大きさと身体能力を見込まれて昨季途中から本格的にCBにとり組み始めたが、そこでお手本にしたのがJ2徳島で活躍する大﨑だった。

    「CBとしてのトラップやボールの運び方などを参考にさせてもらっています」

     CBを命じられてから何度も映像を見返したのが、気心知れる大﨑のプレーだった。オフに会えばCB談義に花を咲かせることもあるようだ。

    「J2という舞台で一緒のピッチでプレーできるのが本当に楽しみです」

     今節、セットプレーでは対峙する可能性もある二人だが、服部は直近の試合のセットプレーで存在感を発揮している。服部は”お手本”に勝つことができるか。

    文・写真:鈴木康浩(エルゴラッソ栃木担当)

  • 森重真人、“戦友で盟友”徳永悠平との再会戦

    森重真人、“戦友で盟友”徳永悠平との再会戦

     FC東京は8日、アウェイの地で第6節・長崎戦を戦う。この一戦は、長年FC東京でプレーし、今季故郷の長崎に移籍したDF徳永悠平との再会戦となる。

     苦楽をともにしてきた戦友と、敵同士で相まみえる。この試合に気持ちを込める男がここにいる。徳永と長らく最終ラインで青赤の堅守を支えてきたDF森重真人。長崎戦を前に、こう話す。

    「悠平さんは移籍前に『FC東京とはできれば戦いたくないのが本音』と言っていたみたいだけど、僕が悠平さんの立場でも同じだと思う。ただ、悠平さんは新しい挑戦をしに行った。長崎はこれからのクラブであり、高田社長をはじめ、クラブ全体がやろうとしていることも大きい。そういうところでプレーできるのはすごく幸せだろうし、やりがいもあると思う」

     普段、徳永の不在をふと思い出すことがあるのかという問いにはこう答えた。

    「日々、食事に行く人がいなくなってしまった(笑)。大体、悠平さんを無理やり誘って引っ張り出していたので。そういう先輩がいなくなって、さみしいですね」

     ただ、いざ勝負となれば話は別。森重は強い気持ちを示した。

    「自分たちからしたら、悠平さんを叩きのめしてやろうと思っている。悠平さんは東京愛がある人。今回、ひさびさに東京のメンバーと会って対戦することになるけど、そこであらためて『東京はいいチームだ』と思ってもらえるように。それを強く思わせることができれば、自分たちからすれば申し分ない試合になると思う」

     果たして、長崎のピッチで再会する彼らは、どんな表情、どんな態度で対戦していくのだろうか。戦友、盟友の熱い戦いに注目である。

    文・西川結城(エルゴラッソFC東京担当)

  • 古巣戦の熊谷アンドリューが語る、鬼門突破へ必要なこと

    古巣戦の熊谷アンドリューが語る、鬼門突破へ必要なこと

     8日の第8節・金沢戦が古巣戦となる千葉のMF熊谷アンドリュー。「1年ぐらい住んだ」という思い出の地でのゲームだが、今季は敵地で3戦全敗というチーム状況なだけに、「(相手が)金沢というよりは、アウェイでどうしても自分たちのサッカーができない試合が多い。ホームでやっているプレーを出して、とりあえず勝ちたい」とアウェイ初白星を見据える。

     フクアリでのホーム戦はいつもピッチにしっかりと放水するが、前節・大分戦(0●4)では水がまかれない環境の違いにも苦しんだ。「だいぶ(ボールが)走らなかった。あのような環境で同じサッカーをしろと言われると難しいところもあるので、そこはロングボールでもいいし、裏に抜け出す動きや選手同士が交差する動きでもいいので、マークを外すという意味で、(自分たちで)もう少し工夫が必要だと思う」と対応力の向上を課題に挙げる。先に失点すると“勝ちたい”気持ちが先走ってしまい、バランスを崩すという負の連鎖を感じており、「真ん中でやらせてもらっている以上、もう少し意識的にバランスをとれるように指示したいとも感じている」とリーダーの意識も芽生えつつある。

     昨年5月に行われた金沢とのアウェイゲームは1-2で敗れている。

    「去年は不運なところもあって負けたので今年は勝ちたい。しっかり先制点をとって自分たちのペースで試合を運べれば」

     1年越しのリベンジを果たすとともに、アウェイ4戦目にしての初勝利をあらためて誓っていた。

    文・大林洋平(エルゴラッソ千葉担当)

  • 初の大宮戦、三幸秀稔が“兄貴分”との対戦を熱望。「順大くんがいたからここまで来れた」

    初の大宮戦、三幸秀稔が“兄貴分”との対戦を熱望。「順大くんがいたからここまで来れた」

     今節、大宮と初対戦する山口。この一戦を誰よりも心待ちにするのが、MF三幸秀稔だ。

     13年12月、仙台で開かれた「チャリティーマッチ」で、三幸は現在大宮に所属するGK加藤順大と出会った。「順大くん(加藤)は一回しゃべったら誰とでも友達という感じで、僕も仲間に入れてもらった。ご飯に連れて行ってもらったり、年末は泊まりに行ったり、プレゼントもたくさんもらったし…」と、三幸は楽しげに加藤とのエピソードを話す。

     三幸は甲府時代に右膝前十字靭帯を負傷し、昨季はシーズン序盤の第4節・東京V戦で左足内側の側幅靱帯を負傷した。傷めた部位のケアや体づくりを見直す上でも、加藤からのアドバイスでトレーナーの紹介を受けた恩があり、「順大くんがいたからここまで来れたんだろうなと思いながらプレーしている」と振り返った。

     今季ここまでは出場機会がない加藤だが、前節・松本戦ではベンチ入りを果たしている。三幸は「これだけお世話になった人と同じ舞台で戦えることが楽しみだった。(今節は)ピッチに立ってほしい」とピッチ上での再会を熱望する。

     今季は全試合にフル出場し、ここ2試合はアンカーのポジションで奮闘している三幸。前節・山形戦では最後まで体を張って守り、完封勝利に貢献するなど、確かな自信を得ている。

    「順大くんから点をとってやりたいし、順大くんのチームに対して自分がどれだけできるか見てほしい」

     頼もしい兄貴分に、恩返しの勝利を誓う。

    文・写真:松原純(エルゴラッソ山口担当)

  • 苦境脱出へのプラン。大宮・石井正忠監督が描く、“対山口”で必要な+αとは?

    苦境脱出へのプラン。大宮・石井正忠監督が描く、“対山口”で必要な+αとは?

     7日に第8節・山口戦を控える大宮。ここまで2勝1分4敗という戦績だけでなく、失点がかさんでいる状況を踏まえ、石井正忠監督は「まず失点をしないというところを求めていかなきゃいけない」と危機感を持って今節に臨む。

     山口はリーグトップタイの15得点を挙げており、前線には多彩なタレントをそろえる。「特に前線の3人の選手(オナイウ阿道、高木大輔、小野瀬康介)は、得点もとっていますし、乗っている。警戒しなきゃいけない部分の一つではあると思います」と指揮官。一貫してとり組んできた前線からのプレッシャーだけではなく、守り方にプラスαをもたらす必要性にも言及した。

    「コンパクトにして、スペースを与えないというところが一つ、あると思います。高い位置だけじゃなくて、自陣に引いて相手にスペースを与えない。自分たちの前でプレーさせるということも、ポイントになるんじゃないかと思っています」(石井監督)

     相手の好むスペースを閉じ、いかにしてストロングポイントを出させない試合展開にもち込めるか。苦境脱出の足がかりを得るためにも、今節に向けた“プラン”の成否は大きな意味を持つはずだ。

    文・片村光博(エルゴラッソ大宮担当)

  • 難敵撃破へ。“心臓”のアンカーを担うMF宮本航汰が語る二つのポイント

    難敵撃破へ。“心臓”のアンカーを担うMF宮本航汰が語る二つのポイント

     今季より清水から岐阜に新加入したMF宮本航汰。第2節・横浜FC戦からチームの基軸であるアンカーポジションを託されている若手MFが、現在のチーム状況を語った。

    「攻撃面は自信をもててきているし、これを継続していけばもっとよくなる。あとは守備面。甲府戦では4失点したれど、ディフェンスラインの責任だけじゃない。前線や中盤の僕たちにも責任はある。だから、いい攻撃ができているときでも、(守備の)リスク管理だけは頭に入れておきたい。チームは集中していないわけじゃない。ただ、ほんの少しの違い(で勝敗は分かれる)」

     前節・甲府戦は3-4で敗戦したが、今季ベストの内容だった。前半はパスワーク、守備への切り替えのスピードとともに好内容で、J1昇格候補チームの一つである相手を苦しめた。それが後半になると4失点。良好なパフォーマンスを示していた試合だっただけに、悔しい敗戦を喫した。宮本はチームがいい状態の時こそ、より一層の集中力の発揮をチームに促している。

    「失点に関わった選手は、どうしてもその瞬間は前向きな言葉を出せる状況にない。現在は悠斗くん(小野)や阿部ちゃんが(阿部)チームを盛り立てているが、彼らも声が出せない状況だってある。そんなときにはチームの全員が声をかけ合って、状況を共有していくことが大切になる」

     大木監督は常々、「サッカーは技術と判断のスポーツ」と語り、それを支えるのが「選手のメンタル」だとする。宮本が触れたのは、そのメンタル部分。チームとして徐々に連係や決まり事を試合で表現できる状態になってきたのだから、それらをいかなる状況でも崩さず戦うことに重きを置いた。

     岐阜は今節、今季無敗の東京Vとアウェイで対戦する。相手は甲府同様、前線に攻撃力抜群な外国籍選手を擁し失点も少ない難敵だ。宮本が語った「リスク管理につなげる集中力」と「チームスタイルを崩さないメンタル」。二つの要素を東京V相手に示し、勝利を引き寄せたい。

    文・岩波陽平(エルゴラッソ岐阜担当)

  • 松本に春、到来。練習場の天然芝が利用可に

    松本に春、到来。練習場の天然芝が利用可に

    (写真:天然芝でトレーニングに励む松本山雅FC)

     松本の主練習会場である松本市かりがねサッカー場の天然芝グラウンドの養生期間が終わり、利用可となった。5日には、さっそくトップチームが練習に利用した。

     4月に突入し、すっかり春めいた陽気の松本。先の大宮戦(J2第7節)で今季初利用となったアルウィンに続き、練習場も本格稼働となる。同日は神田文之社長ら各関係者による安全祈願が行われた後に、トップチームによる練習がスタート。選手たちは緑が眩いピッチの上で、今節・讃岐戦に向けて汗を流していた。

     冬場は地元を長く離れるキャンプを余儀なくされ、開幕後も人工芝グラウンドでの練習が続いていたチームにも、ようやく春が訪れた。

    文・写真:多岐太宿(エルゴラッソ松本担当)

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