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川崎Fの齋藤学、8日の古巣・横浜FM戦でベンチ入りか
川崎Fの齋藤学は7日、チームトレーニングの中で主力組に混じってプレーする場面を見せたことで、翌日に迫っているJ1第6節・横浜FM戦にベンチ入りする可能性が高まっている。
昨季に負った右膝前十字靭帯損傷からの復活を目指していた齋藤は、先月の25日に行われた桐蔭横浜大とのトレーニングマッチで実戦復帰。精力的なプレーを披露するなど、公式戦出場に向けて順調な回復をアピールしていた。それから約2週間経った7日の紅白戦では、時間帯によってではあるが、初めて主力組に混じってプレー。「川崎Fのサッカーに合わせるのも大事だけど、自分のプレーもあるので、そこを合わせていく作業をこれからしていければいい」と次なる課題を見据えている。
明日8日に行われる横浜FM戦に向けては「まずは試合に出ないといけないけど、そこは監督が決めることだし、しっかり準備することだけを大事にしていきたい」と語りながら、「ダービーだし、川崎Fとしてもすごく大事な試合になる。勝ちに貢献できるようにやることをやるだけだと思う」と意気込んだ。
出場するかどうかは分からないが、古巣・横浜FM戦でのベンチ入りが現実味を帯びてきた齋藤。日産スタジアムのピッチでどんな姿を見せるのか注目だ。
文:林遼平(エルゴラッソ川崎F担当)
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神戸・藤谷壮が右サイドの活性化に意気込む「3人目の動きは出していきたい」
8日にG大阪との関西ダービーに臨む神戸。6日の公開練習では主力組の右SBを藤谷壮が務め、「ビルドアップで自分のところで相手をはがすことができれば」と気合いを入れた。
4日のルヴァンカップ第3節・湘南戦で途中出場。その試合では安井拓也や佐々木大樹ら若手の活躍が目立った。藤谷は「僕も含めて若手がいいプレーをして、スタメン組に危機感を与えるプレーをしていかないといけない。それがないとダメだし、下からの押し上げは自分にもプラスになると思っている」と野心をのぞかせた。
今季ここまで持ち味の攻撃参加を発揮するシーンが少なく、不完全燃焼の感はぬぐえない。ただ、「(右サイドの)3人目の動きは出していきたいし、その辺はもっと話してやっていく」と得点に絡むプレーへの意気込みを語っていた。
文・写真:小野慶太(エルゴラッソ神戸担当)