EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.4.11(Wed)

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  • 小屋松知哉と本多勇喜。西野ジャパン発足に、かつての“教え子”二人がコメント

    小屋松知哉と本多勇喜。西野ジャパン発足に、かつての“教え子”二人がコメント

     世間を騒然とさせている、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から西野朗監督への日本代表監督の交代劇。現在は京都でプレーしている西野監督のかつての教え子たちも、W杯本大会2カ月前に起きた今回の出来事を、驚きをもって受け止めている。

    「いつかは(代表監督に)なるのかなと思っていたけど、ビックリしました。すごいときになるなって(笑)」と話すのはFW小屋松知哉。プロ1年目からの2年間、西野監督体制の名古屋でプレーしている。

    「攻撃サッカーの監督だし、西野さんの哲学は僕も好き。攻撃のポジショニングとかボールタッチのこととか、学ばせてもらったことも多い。感謝している人。代表のことは僕がどうこう言うことじゃないけど(笑)、西野さんらしいサッカーをしてくれると思う」と西野ジャパンに期待を寄せる。

     小屋松と同じく名古屋時代に2年指導を受けているDF本多勇喜も、「一般人みたいにビックリしてます(笑)」と驚きを隠せない様子。

     そして、「自分は評論家じゃないですから…」と言いながらも、「名古屋のときには、ポジショニングだったりボールのもらい方だったり、すごく細かいところまで教えてもらった。(W杯まで)期間も短いので、個人が頑張らないと戦術もできてこない。まずは個人の特長を生かすサッカーをしてくれるんじゃないかと思います」と、教え子ならではの分析をしている。

    文・写真:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)

    小屋松知哉と本多勇喜。西野ジャパン発足に、かつての“教え子”二人がコメント

  • 大宮の清水慎太郎、「特別な相手」岡山相手に成長を示せるか

    大宮の清水慎太郎、「特別な相手」岡山相手に成長を示せるか

     今節・岡山戦に向けて人一倍の闘志をみなぎらせる男がいる。かつて岡山に期限付き移籍した経験を持つ清水慎太郎だ。

    「岡山は特別な相手です。J2で一番負けたくない。すごくお世話になったぶん、負けたくないという思いがあります」と岡山を意識する清水。岡山時代の思い出を「キャンプの思い出と、カゲさん(影山雅永・現U-19日本代表監督)にはすごくお世話になったことですね」と明かし、さらに当時はコーチを務めていた長澤徹監督とのエピソードを語った。

    「徹さんはコーチをしていて、僕がシーズン初めにはコンディションもよくなくて試合に出ていなかったとき、面倒を見てくれました。口数が多いほうではないんですけど、シンプルに声をかけてくれたりして、心の中のモヤモヤがなくなっていいパフォーマンスが出せたというのもあります」

     さまざまな恩があるからこそ、「しっかりと成長した姿を見せられればいいなと思います。戦うのが楽しみで仕方ないですね」と今節を見据える。2015シーズンにも“古巣戦”は経験しているが、当時はホーム・アウェイともに先発出場しながら無得点。チームの勝利を優先しつつ、成長を示すプレーと結果に期待したい。

    文・写真:片村光博(エルゴラッソ大宮担当)

  • 水戸と金沢の一戦で、岸本武流×庄司朋乃也のC大阪同期対決が実現

    水戸と金沢の一戦で、岸本武流×庄司朋乃也のC大阪同期対決が実現

     今節行なわれる水戸vs金沢の一戦で、C大阪U-18の同期対決が実現する。水戸の岸本武流と金沢の庄司朋乃也はC大阪U-18の同期であり、ともに16年、C大阪のトップチームに昇格した。

     庄司は昨年6月、C大阪から金沢に期限付き移籍。今季も期限付き移籍期間を延長し、金沢でプレーしており、CBの一角として先発出場を続けている。今季水戸に期限付き移籍した岸本も試合経験を重ねているだけに、このカードは両チームのみならず、C大阪のファン、サポーターにとっても気になるところだろう。

     岸本について「クロスのタイミングやボールがこぼれてくるところにいる。裏への動き出しでDFと駆け引きをしてくるから、結構ややこしい」と庄司。注目されるであろうマッチアップに関しては「武流だけとマッチアップするわけではない」としながらも、同期との対戦に向けて「久しぶりに会えるのは楽しみ」と話した。

    文:野中拓也(エルゴラッソ金沢担当)

  • 福岡に復帰するたびに変化していく鈴木惇。今季の二つの変化とは?

     ここまでの8試合、福岡の中で杉山力裕と輪湖直樹とともにフル出場を果たしているのが鈴木惇だ。昨季、期限付き移籍でプレーした大分から今季福岡に戻ってきた彼に“変化”を感じ取っているサポーターの方は多いだろう。

     福岡は今季、ゲームキャプテンをローテーションで任命しているが、鈴木は第1節の岐阜戦、第5節・東京V戦、そして第6節・大宮戦とチーム最多の計3度務めている。井原正巳監督から指名を受けた理由の一つが“リーダーシップ”であり、それが変化の一つ。年齢ととともにチーム内での立ち位置が変化したことで、その能力を表に出して発揮するようになった。福岡のアカデミー出身者として18歳でJリーグデビューを果たした少年がもう28歳となったことを考えれば、当然の変化とも言えるか(ちなみに鈴木は22日で29歳となる)。

     話はさかのぼって、東京Vでの2年間を経て福岡に戻ってきた2015年に鈴木が見せた変化は攻撃力、得点力だった。ボランチながら配球にとどまらずゴール前にどんどん顔を出して相手ゴールを脅かすプレーが増加。そのシーズンのチーム最多となる9ゴールを挙げてJ1昇格の立役者の一人となった。

     そして今回の復帰では、2015年とは異なる変化がある。それが“守備力”だ。大分の片野坂知宏監督からかなり細かいアドバイスを受けて身につけた守備技術と意識は、鈴木の選手としての成長を促した。そして、守備面での要求が厳しい井原監督がそれを認めたからこその、フル出場とレギュラー定着だろう。

     その変化を強く感じさせたのが前節の横浜FC戦だ。横浜FCの攻撃の要であるレアンドロ・ドミンゲスへのファウルで40分に警告を受けた。厳しい判定にも思えたが、レアンドロへの繰り返しのファウルによる警告が、かつての鈴木では考えられないような強い守備意識が備わったことの“証明書”に見えたサポーターの方もいたのではないか。

     恐らく、鈴木の変化は、まだ続く。

    文:島田徹(エルゴラッソ福岡担当)

    福岡に復帰するたびに変化していく鈴木惇。今季の二つの変化とは?

  • 遠藤保仁、西野朗氏代表監督就任に「難しいミッションであるのは誰が見ても当たり前」

    遠藤保仁、西野朗氏代表監督就任に「難しいミッションであるのは誰が見ても当たり前」

     日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が電撃解任され、新たに就任した西野朗監督。かつてG大阪を率いた指揮官の就任についての感想を、TV局に問われた遠藤保仁は「西野さんが監督になったんだ、というだけですよ(笑)」と遠藤らしい淡々とした答えを返した。「一番長く仕事をした監督ですし、いい思い出もあるけど、代表監督になったんだなということぐらいですし、あまり西野さんが監督になったから、どうこうという思いはない」と終始淡々と語った遠藤。

     しかし、本大会を目前に控えた就任だけに「難しいミッションであるのは誰が見ても当たり前。監督経験の長い方なので、今まで西野さんが経験して来たことをぶつけていくと思うし、それに期待したい」と話していた。

    文:下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)