EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.4.18(Wed)

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  • 小西雄大の「ハッピーバースデー!」に「お前もな」(岩尾憲)。4月18日に二人が節目の歳

    小西雄大の「ハッピーバースデー!」に「お前もな」(岩尾憲)。4月18日に二人が節目の歳

     MF岩尾憲とMF小西雄大は、ともに4月18日が誕生日。小西が練習前に「ハッピーバースデー!」と伝えると、「お前もな」(岩尾)と言われたそう。岩尾も誕生日を覚えていたのは「去年のキャンプで同部屋だった」(小西)から。そのときに誕生日の話もしたようだ。

     年齢は違えど、岩尾が30歳、小西が20歳と、節目の年齢を迎えた二人。岩尾は「『10年後は何をしているのかなあ』なんて、日々思いますよ」、小西は「これで立派な大人ということで、まずはそれに見合った人間になること。それに見合った結果を出したい」と、それぞれ感想を言葉にした。

     岩尾は小西について、「自分が20歳のときより有意義な時間を過ごしていると思うし、堂々とプレーしていると思う。余裕で自分を超えていますよ」と言う。小西は岩尾について「いつも頑張ってみんなを引っ張ってくれている。それに応えるじゃないけど、僕も頑張って引っ張る側の一人になれたらと思ってる。サッカーの話をよく聞かせてもらったりして、期待もしてくれている。憲くんはJ1昇格の目標を、誰よりも強くもっていて、自分も同じ目標がある。一緒にいきたいです」と言う。

     素敵な誕生日を!

    文・写真:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)

  • 30分にわたる“青空ミーティング”。愛媛を前進させるポジティブなぶつかり合い

    30分にわたる“青空ミーティング”。愛媛を前進させるポジティブなぶつかり合い

     18日の練習を熱のこもった紅白戦で締めくくった愛媛だったが、この日の練習にはその先があった。

     紅白戦において、主力組の中でプレーに関して意見が食い違う場面があり、それらをめぐって全体練習終了後に中心選手らで論争が始まった。それぞれが熱く主張し合う中、そこに加わる人数は徐々に増え、立ち話からホワイトボードを囲んだ腰を据えた緊急ミーティングへと変わった。

     この日の練習場上空は雲ひとつない見事な晴天。美しい緑に囲まれた練習場の光景はまさに牧歌的と言えたが、その中心では熱い“青空ミーティング”。議論は約30分にわたって交わされ続けた。

     ただ、意見の食い違いはあったにせよ、決してこの話し合いは後ろ向きなものではない。この場を中心で取り仕切った安藤淳は次のように話す。

     「そうやってしゃべれるような関係になっていることはいいこと。モヤモヤを感じたままプレーしていてもいいことは一つもない。このチームをよくしたいという思いがそれぞれにある。いい意味でのぶつかり合いはもっとあっていいし、お互いの意見を言って尊重し合えるような環境を作っていければ」

     今季の愛媛は開幕から勝点を伸ばし切れず現在リーグ20位に低迷。それゆえに選手らは強い危機感を抱き、選手ミーティングも例年以上のペースで行うなど苦境を脱するために必死にもがいている。今回の緊急青空ミーティングも“鉄は熱いうちに”という思いがすぐさまアクションへと変わった結果と言えるもののようだ。

    文・写真:松本隆志(エルゴラッソ愛媛担当)

  • 京都の“鉄人”石櫃洋祐がJ通算300試合達成へ。肉体維持の秘けつは毎日欠かさない交代浴にあり

    京都の“鉄人”石櫃洋祐がJ通算300試合達成へ。肉体維持の秘けつは毎日欠かさない交代浴にあり

     京都の石櫃洋祐のJ通算出場試合数が大台に乗ろうとしている。前節・山形戦を終えた現時点での出場数は299。今季も不動の右SBとして全試合フル出場を続けており、21日に行われるJ2第10節・熊本戦で300試合出場を達成することは間違いなさそうだ。

     大きな節目を迎える心境を尋ねると、「上には上がいるからね。もっともっと積み上げていきたいです」と、300試合もあくまで通過点の一つとして捉えている様子。また、7月に35歳を迎える年齢になっても変わらぬ肉体を維持し続けている秘けつを、「子供たちが寝たあと、サウナに行って交代浴をしているぐらいかな。それはほぼ毎日、欠かさずにやっていますね」と明かしてくれた。

     チームは現在、J3降格圏の21位と苦しい状態にある。「何かが足りない。その何かというのは、やっぱり“戦わないといけない”ということだと思う。目の前の相手ともっと戦って、勝っていかないと。オレたちはみんな仲間。助け合ってやっていきたいです」。京都の“鉄人”は、これまで以上の闘争心を胸に宿して、300試合目のキックオフを迎える。

    文・写真:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)

  • “開幕”を迎えた千葉の岡野洵。勝利に貢献も「目指しているのはこの1勝ではない」

    “開幕”を迎えた千葉の岡野洵。勝利に貢献も「目指しているのはこの1勝ではない」

     15日のJ2第9節・町田戦で今季初出場を果たした千葉の岡野洵。連敗を止める勝利に貢献し、「自信になったのが正直なところ」と安堵の言葉を口にしたが、すぐさまに表情を引き締め、「僕が一番若かったし、もらったチャンスをまるまるモノにできなかったのは悔しい」と終盤に足をつって交代した反省も忘れない。

     千葉での公式戦出場は昨年11月11日のJ2第41節・名古屋戦での途中出場以来、約5カ月ぶり。チームが低迷する中、急に出番が回ってきた印象もあるが、「(今季の)どの試合でも自分が出たときを想定して見ていた。試合の入りは難しかったが、そういう意味でバタバタせずに入れた」と久しぶりのフクアリのピッチ上でも落ち着いていた。

     町田戦は互いにハイラインを敷き、裏のスペースを狙い合ったため、DF陣はいつもにも増して上下動が求められた。千葉はリーグ開幕以降、控え組の練習試合を組んでおらず、コンディションニングの面で岡野には難しい局面だったと想像に難くないが、「(試合に)出られないからコンディションが上がらないというのは言い訳。出られなくても練習からもっともっと意識するところはあると思うし、100%やった上で評価してもらいたい」と置かれた現状を真正面から受け止める。

     町田戦は「勝利に導いたと言えるプレーは自分の中であまりできなかった。自分の強みはボールをとり切るところや、最後の最後で足を出すところ。そういうプレーをチームに還元していければ」と課題を感じた一方で、チームも自身も上昇気流に乗っていきたい気持ちが一層強まった。

      「自分が目指しているのはこの1勝ではない。もっともっと勝ちを続けたいし、自分自身もうまくなりたい欲をもっている。高みを目指してやっていきたい」

     昨年末にU-20代表にも召集された千葉の俊英はようやく“開幕”を迎え、あらためて今シーズンでの飛躍を誓った。

    文:大林洋平(エルゴラッソ千葉担当)

  • “ゾーンに入った”松田力、古巣・千葉を相手に今季初得点を狙う

    “ゾーンに入った”松田力、古巣・千葉を相手に今季初得点を狙う

     無失点勝利を収めた前節の山口戦で、相手の背後を突くというチームの狙いをほかの攻撃陣とともに徹底的に実践したFW松田力。当然ながら守備のタスクもこなさなければならず、その運動量はかなりのものになったはずだが、本人は「まったく疲れなかった」と意外な答えだった。「『終盤になっても点をとりにいっちゃおうかなあ』と思えるほど余力があった。理由? よく分からないけど、“ゾーンに入った”ってやつじゃないですかね」と自己分析する。

     その自己分析があっているかどうかは別として、かなりの肉体的負荷がかかる戦術の中で最後まで走れるということは、フィジカル的にもまたメンタル的にも充実している証だろう。山口と同じように“ハイプレス&ハイライン”でくる千葉との今節も同じような役割を求められるはずで、松田の好調ぶりはチームにとっては大きなプラス材料。2試合連続の“ゾーン突入”に大いに期待したい。

     さらに古巣(15年に千葉に在籍)相手に、今季初ゴールを挙げるところまでくことができれば、最高の結果。「千葉戦で出場すれば個人的に今季10試合目。キリのいい試合で『1』を刻みたいですね」と、本人も初ゴールに意欲を見せる。さてさて、どうなるリキ?

    文・写真:島田徹(エルゴラッソ福岡担当)

  • 手塚康平や澤昌克が復帰する柏。天津権健戦は消化試合にあらず

    手塚康平や澤昌克が復帰する柏。天津権健戦は消化試合にあらず

     17日、柏はACL第6節・天津権健戦に向けた公式練習と公式会見に臨んだ。

     前節・全北現代戦で敗れたことにより、グループステージ敗退が決まった柏にとってこの試合は消化試合となってしまった。しかし、「決してフレンドリーマッチをしにきたつもりはないので、どん欲に勝利を目指してゲームに向かいたい」と強く意気込む下平隆宏監督をはじめ選手たちに緩んだ様子はない。

     また、この試合では普段のリーグ戦やACLで出番に恵まれなかった選手や若手、ケガ明けの選手とメンバーは大幅に入れ替わるため、チャンスを得る選手たちのモチベーションは高い。プロデビュー濃厚なGK滝本晴彦が「ここで活躍しようと気負うよりは、自分がやってきたように、いつもどおりしっかりプレーすることをやっていきたい」と語れば、今季公式戦初出場を果たすことになる2選手もそれぞれに思いを述べる。「復帰戦だからといって特に意識することはなく、普段の練習でやってきたことを出せれば。今回出る人たちが頑張って活躍して、ポジション争いを激しくして、全体の向上ができればいいと思う」(手塚康平)、「この大会において先はないけど、僕たちにとって消化試合はないし、みんなも正直、勝ちにきている。この試合で頑張っていい結果を出すことができれば、選手それぞれの未来や今後のチャンスも変わってくると思うので、僕たちにとってはすごく重要な1試合。(自身としては)もうワクワクですね。小学生のときの遠足ではないけど、本当に楽しみというか、この大舞台でみんなと一緒に戦えることは誇りに思う。レイソルのプライド、日本の魂を持って、必ず勝てるようにみんなと一丸となってやるしかない」(澤昌克)。

     そして最後はベテランが締める。「いつも出ていないメンバーがきているので、次のリーグ戦に『俺が』と、みんなそういう気持ちでいると思う。だから、このメンバーに関しては消化試合とかない。勝負にこだわることがいまのチームには必要だと思うので、それがリーグ戦にもつながればいい」(栗澤僚一)、「もちろんここにきているメンバーで全力で勝ちにいくし、ここにきているメンバーに消化試合だと思っているメンバーはいない。自分自身を含めピッチに立った時にベストを尽くすことでしっかりと勝って日本に戻りたい」(細貝萌)。

     今後も続くリーグ戦、そして再び来季、アジアの舞台に戻ってくるためにこの試合が第1歩となる。

    文・写真:須賀大輔(エルゴラッソ柏担当)

  • 戦列復帰の清水・飯田貴敬。巻き返しへ意気込みを語る

    戦列復帰の清水・飯田貴敬。巻き返しへ意気込みを語る

     飯田貴敬が、ルヴァンカップグループリーグ第4節・甲府戦に向けて「この1試合で、この先の1カ月が変わってくる」と試合への意気込みを語った。

     飯田はプレシーズンの鹿児島キャンプで右SBのポジションを奪取。開幕スタメンが見えてきたところで、そのキャンプ最後の練習試合の岐阜戦で左膝蓋骨不全骨折というケガを負っていたことが判明。開幕戦は、そのポジションに急きょ入った19歳、立田悠悟のプロデビュー戦となった。

     当時を振り返ると、不眠や食欲不振など落ち込む日が続いたという。しかし、いまでは「遅れてしまったぶんを取り返したい」と目にも輝きが戻っている。本職のSBとして、今節で立田にないものを見せて、ここからリーグ戦の先発争いにも加わっていきたい。

    文・写真:田中芳樹(エルゴラッソ清水担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]浦和、復活の3連勝

    [本日のエルゴラッソ1面]浦和、復活の3連勝

    [明治安田J2第9節 マッチレポート]
    ■福岡 vs 山口
    完勝の福岡。井原プランにあった二つのねらい

    ■千葉 vs 町田
    逆サイドを有効に活用した千葉が逆転勝利

    [日本代表]
    ■J監督時代の番記者が語る“監督・西野朗”

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