EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

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  • 川又堅碁との2トップで先発へ。磐田の小川航基が指揮官の抜擢にゴールで応える

    川又堅碁との2トップで先発へ。磐田の小川航基が指揮官の抜擢にゴールで応える

     24日、磐田はヤマハスタジアムで、翌日に行われるJ1第10節・長崎戦に向けた全体練習を行った。11対11のセットプレートレーニングの際に先発と思われるチームで、川又堅碁と小川航基のFW二人が同チームでプレー。長崎戦での同時起用が濃厚となった。

     J1第8節・鳥栖戦以来2試合ぶりの先発出場が濃厚となった小川航。「個人的にも2トップでできるというところをアピールしないといけないし、何よりも勝利が一番のアピールにつながると思う」と話したように、自身の活躍でチームを勝利に導くことでアピールしたいところだ。

     1トップと比較して、2トップは二人の連係面が要求される。名波浩監督も「(川又)堅碁と良好な関係を築いてくれれば、点をとるチャンスは十分にある」と話すなど、二人の関係性が得点を奪うためのポイントになりそうだ。

     当の小川航は川又との2トップについて「お互いが同じ動きにならないこと、お互いが足元に受けないところを意識する」と、コンビネーションの重要性を強調。「練習試合や試合の中で手ごたえはもちろんある」と話すなど、連係面の自信は手にしつつあるようだった。

     「シュートを量産することや点をとる目標を立ててほしい」と名波監督。指揮官の抜擢にゴールという形で結果に応えたいところだ。

    文:森亮太(エルゴラッソ磐田担当)

  • 「本を一冊書けるほど話したので、帰らせてもらってもいいですか」。大阪ダービー後、饒舌なレヴィー・クルピ監督が口にした予想外の言葉

    「本を一冊書けるほど話したので、帰らせてもらってもいいですか」。大阪ダービー後、饒舌なレヴィー・クルピ監督が口にした予想外の言葉

     エルゴラッソ本紙のインタビューで大阪ダービーの位置づけを「ヴェンセール・オウ・ヴェンセール(勝つか、勝つか)」と、ブラジルならではの表現で意気込んでいたレヴィー・クルピ監督。1-0で勝利した大阪ダービー後の会見で試合の総括をしたあと、記者からの質問を待たずして「本を一冊書けるほど話したので、帰らせてもらってもいいですか」と予想外の言葉を口にした。

     本来は饒舌なブラジル人指揮官が、こんな言葉を口にしたのは決してハイテンションだったからではなく、記者から笑いをとろうとしたからでもない。選手たちが死力を尽くした一戦で、クルピ監督もまた、すべてを出し切って戦っていた。

     指笛を鳴らしたり、大声で叫んだり、ピッチサイドで“闘将”の顔を見せたクルピ監督。会見場に現れた指揮官は明らかに疲労困憊の様子で、目の下にもうっすらとクマ。喉をからすほど叫び続けたクルピ監督もまた、古巣相手のダービーで戦い切っていた。

    文・下薗昌記(エルゴラッソG大阪担当)