EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.4.26(Thu)

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  • 「もう一度原点に戻りたい」。千葉のバンディエラ・佐藤勇人の目に映るチームの現状とは

    「もう一度原点に戻りたい」。千葉のバンディエラ・佐藤勇人の目に映るチームの現状とは

     アウェイで5戦全敗など、調子が上がらない千葉。昨季終盤ダブルボランチの一角に入り、クラブ記録となる7連勝に貢献したMF佐藤勇人は、チームの現況をどう感じているのか。チーム最年長となった自身の立ち位置の認識とともに、率直に語ってくれた。

     千葉は第8節・金沢戦(1●3)から連勝時の[4-4-1-1]にシステムを変更したが、安定感を取り戻せていない。バンディエラの目には、昨季との違いがこう映る。

    「一番気になるのは守備。セカンドボールを拾えていないのと、チーム全体でボールを奪いにいけていない。去年の終盤、攻撃で主導権を握っていたかというと(そうではなく)、守備で主導権を握っていた。守備で圧力をかけ、高い位置でボールを奪い、その勢いでゴールに向かっていた」

     超攻撃的スタイルを下支えするのは、自身が率先していた連動したハイプレス。その実感があるからこそ、ディフェンス面の練度に物足りなさを感じている。「では、現状打破のためには?」との問いには「守備にフォーカスしなければならない。セカンドボールへのポジショニングや予測、球際やハードワークをおろそかにしてしまうと、勝点は拾えない。いまJ2で上位にいるのはそこをしっかりやっているチーム。もう一度原点に戻りたい」とチームへの献身を誓う。

     一方、今季の千葉については「質の高い選手が入ったのは間違いないし、うまく彼らを生かしてチームとして勝点を拾っていけば、去年以上の成績はとれる」と断言。プロ19年目の経験値から大きな可能性を感じている。

     その中での自身の役割は「調子のいいときは新しいメンバーや若い選手が使われると思う。逆に苦しいときには自分みたいな選手が出て、落ち着かせられれば」。今季初出場ながら初勝利を支えた第5節・讃岐戦(6○1)のような出番をイメージする。

     讃岐戦や昨季の活躍が証明するように、ピッチに立ったときの存在感はいまだに絶大。「いまがその『苦しいとき』では?」と食い下がると、少しの間を置いて「まだかな、とは思っている」。 

     出場欲がないはずはない。必要とされるときは、必ずくる。その“間”に、胸の内に押し殺す背番号7の闘争心を垣間見た。

    文・大林洋平(エルゴラッソ千葉担当)

  • 金沢のゲンゾーが大ピンチ! ベルト復活に必要なRT数はあと約2,200…

    金沢のゲンゾーが大ピンチ! ベルト復活に必要なRT数はあと約2,200…

     ”金沢マスコット劇場”に異変が起きている。

     これまでは金沢のマスコットキャラクターのゲンゾーがゲンゾイヤーに変身し、悪の化身ヤサガラスを退けるのが日常だった。しかし、今季のホーム開幕戦でゲンゾイヤーはヤサガラスにまさかの敗戦。ヒーローにとって、命とも言える大事な変身ベルトを壊されてしまった。

     つまり、いまのゲンゾーはゲンゾイヤーに変身できない。窮地に立たされているゲンゾーだが、第8節・千葉戦では平畠啓史さんがヤサガラスを撃退して難を逃れ、第10節・大分戦は株式会社スギヨの食育戦士・スギヨ仮面の力を借りた。変身するためのゲンゾーベルトを復活させるべく、クラブは『ゲンゾー救出大作戦』を展開中。ツエーゲン金沢の公式Twitterに投稿されてい『ゲンゾー救出大作戦』のツイートのリツイート数が4,000リツイートに到達すると、ゲンゾーのベルトが復活するようだ。

     上記のツイートはクラブ公式Twitterのトップに固定されており、4月26日15時現在のリツイート数は約1,800。ようやく目標への折り返し地点が見えてきたところだが、このままではベルトの復活は厳しい情勢だ。応援するクラブの枠組みを越えた、サッカーファンの皆様の清き1リツイートがなければ、もう二度とゲンゾイヤーの勇姿は見られないかもしれない…。

    文:野中拓也(エルゴラッソ金沢担当)
    写真提供:ツエーゲン金沢

    金沢のゲンゾーが大ピンチ! ベルト復活に必要なRT数はあと約2,200…

  • 来季の選手名鑑は、既婚に丸を。徳島の広瀬陸斗が4月に入籍したことを発表

    来季の選手名鑑は、既婚に丸を。徳島の広瀬陸斗が4月に入籍したことを発表

     徳島はチームとしては苦戦が続いているが、今週は明るい話題でパッと華やかにもなった。23日に広瀬陸斗入籍のリリースが発表され、練習場ではお決まりの結婚イジリが聞こえた。

     リリースのコメントには「現在は怪我で離脱中ですが、しっかり怪我を治して、また皆さんの前で元気な姿を見せられるように。そしてチームに貢献できるように頑張ります」とあったとおり、別メニューが続いている広瀬。それでも、練習場に立つ姿はいままで以上に男らしくなった。

     練習後にお祝いの言葉を伝え、結婚の秘訣をご教示願うと「Feeling」と一言。偶然その場には多数の独身者が居合わせたのだが、全員が川平慈英さんの「くぅ〜」と発するときの表情になった。

     フィーリング、グッドな広瀬夫妻に幸あれ。

    文:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)

  • 木山隆之監督との再会。あれから3年、「新たな岡﨑建哉を見せられる」(岡﨑建哉)

    木山隆之監督との再会。あれから3年、「新たな岡﨑建哉を見せられる」(岡﨑建哉)

     MF岡﨑建哉が、今節アウェイで対峙する山形・木山隆之監督との再会を楽しみにしている。

     岡崎は15年に愛媛でプレー。そのときの指揮官が、現在山形で指揮を執る木山監督だった。

    「木山監督はまっすぐな人。“悪いところは悪い”“いいところはいい”とハッキリ伝えながら選手の心を動かすことができるモチベーターです。愛媛時代によく試合に起用してもらっていたし、大きなケガをしてしまいレンタル元に帰らないといけなくなったときも、オフにはご飯に連れていってもらって。本当にお世話になった思い出があるんです」

     あれから3年。岡﨑は昨季栃木に加入し、シーズンをとおしてケガをせずにフル稼働。それまでぶつかってきた一つの壁を乗り越えた。そして、持ち味である高い技術力を生かした巧みなプレーはそのままに、球際やセカンドボール争いでもタイトに戦えるプレースタイルへと変貌を遂げている。

    「あれから3年が経過して、自分は変わったと思うし、今後もまだまだ変われると思っている。栃木で頑張っている新たな岡﨑建哉を木山監督に見せられることが、今季の楽しみの一つだった。山形には愛媛で一緒に戦ったセヌ(瀬沼優司)や児玉さん(児玉剛)もいるし、本当に楽しみな一戦なんです」

    文・写真:鈴木康浩(エルゴラッソ栃木担当)

  • 岐阜と元イタリア代表のデル・ピエロ氏が交流。スーパースターのコメントに、大木武監督も「うれしいなあ」と笑顔

    岐阜と元イタリア代表のデル・ピエロ氏が交流。スーパースターのコメントに、大木武監督も「うれしいなあ」と笑顔

     25日、ユベントスやイタリア代表などで活躍したアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が岐阜の公式マスコットキャラクター・ギッフィーから岐阜のユニフォームが届けられたことを、デル・ピエロ氏本人が自身のSNS上で公表した。

     今季の岐阜のユニフォームには、今年から岐阜のスポンサーとなった株式会社・野田クレーンが岐阜県不破郡垂井町に建設・運営する予定となっている『キャプテン翼スタジアム垂井』のネームとともに漫画『キャプテン翼』の主人公・大空翼のイラストがプリントされている。そこで機転を利かせたギッフィーが、親日家であり『キャプテン翼』の大ファンでもあるデル・ピエロ氏に岐阜のユニフォームを送ったことがきっかけとなった。

     ユニフォームを受けとったデル・ピエロ氏は親切に、「ギッフィーはじめまして。どうもありがとう。近いうちに会えることを祈っている」と自身のSNS上でコメント。自身の名前がプリントされた岐阜のユニフォームとともに掲載した。

     この一幕に驚きを隠さなかったのが、岐阜の大木武監督。25日の練習後にこの一報を伝え聞くと「マジかよ!(笑)」と一言。「近いうちに会えることを祈っている」とのコメントに対しては「(もし岐阜にデル・ピエロ氏が訪れた際は)プレーヤーとしてだよ」とし、「うれしいなあ」と満面の笑みを浮かべていた。

    文・岩波陽平(エルゴラッソ岐阜担当)

    岐阜と元イタリア代表のデル・ピエロ氏が交流。スーパースターのコメントに、大木武監督も「うれしいなあ」と笑顔