EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.4.29(Sun)

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  • 橋岡大樹が悔やんだ行動。「ああいう涙は見せてはいけない」

    橋岡大樹が悔やんだ行動。「ああいう涙は見せてはいけない」

     ユース昇格1年目ながら、ここ5試合連続で先発出場が続いているDF橋岡大樹。ただ、前節・湘南戦は、その5試合の中で初めて、途中交代を経験した。

     5連戦の影響もあったのかプレー内容にもミスが散見され、それが相当悔しかった様子。「細かいミスや、自分のせいでカウンターを受ける場面もあった。もっと余裕をもってやらないと…」。その思いが、試合後にあふれ出た。サポーターに挨拶に向かった際に、涙を流す場面があったのだ。

     ただ一夜明けた29日、あの行動を悔やんでいる橋岡がいた。「ああいう涙は見せてはいけないと思う。反省している」。弱みを見せたことについて言及していた。先輩たちからは「守備はできているんだから切り替えていけ」と優しい言葉もかけられたそうだが、「ありがたいけど、甘えてもいけない」(橋岡)。

     チームに貢献する自覚も増している18歳。いまはさまざまなことを経験している段階だ。

    「自分のウィークポイントを見つめ直して練習する。守備でできていることは継続して、もっとできるようにしていかないと」

     涙を糧に、川崎F、鹿島という強豪との連戦では彼らしさを出せるか。対人プレーに絶対の自信をもち、スプリントを繰り返せる橋岡がチームのエンジンとなる。

    文・田中直希(エルゴラッソ浦和担当)

  • 元湘南の浦和4選手が湘南ゴール裏へ。「結果がどうであれ、挨拶にいくことは決めていた」(菊池)

    元湘南の浦和4選手が湘南ゴール裏へ。「結果がどうであれ、挨拶にいくことは決めていた」(菊池)

    (写真)試合後、湘南スタンドに挨拶に向かった浦和の4選手。左から武富、菊池、山田、遠藤

     前節・湘南戦に敗れて2連敗を喫した浦和。その試合後、浦和に10年間在籍した湘南のMF梅崎司がスタジアムを一周して挨拶し、涙を浮かべる光景があった。また、湘南に在籍経験のあるMF山田直輝、MF武富孝介、MF菊池大介、DF遠藤航がそろって湘南ゴール裏に挨拶に向かう場面もあった。

     このときのことを、菊池が振り返った。

    「結果がどうであれ、自分にとって育ててもらった特別なチーム。挨拶にいくことは決めていた」

    「なかなか味わえない悔しさだった」と試合内容については重く反省している様子だった菊池は「勝って気持ちよくいきたかった」と本音を吐露した。

     現在3バックのシステムを採用しており、菊池はウイングバックとして出場機会が増えている。DF宇賀神友弥らとの争いは続くが、今週も連戦であり、チャンスは巡ってくるはず。「昨日の経験を無駄にしない」と、先発した翌日の29日もサブ組の練習に山田とともにほぼフル参加して監督へのアピールを続ける。

    「(練習を)やってよかったと思う」と汗をしたたらせながら話した菊池。第8節・清水戦で見せたアシストのような結果を残すべく、ポジティブに日々の練習に没頭することを誓った。

    文・田中直希(エルゴラッソ浦和担当)

    元湘南の浦和4選手が湘南ゴール裏へ。「結果がどうであれ、挨拶にいくことは決めていた」(菊池)

    (写真)試合後、浦和スタンドに挨拶に向かった湘南の梅崎。涙を浮かべる瞬間も