EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.9.6(Thu)

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  • 元ミスターグランパスがeスポーツチームを発足。ピクシーもチーフアドバイザーに就任

    元ミスターグランパスがeスポーツチームを発足。ピクシーもチーフアドバイザーに就任

     Jリーグの創成期から名古屋で活躍し、ミスターグランパスと呼ばれた岡山哲也氏が、世界最強のeスポーツチームを目指すチーム「STAND UP UNITED」を立ち上げ、名古屋市内で記者会見を開いた。

     岡山哲也氏は現役時代、MFとして主に名古屋で活躍。特にストイコビッチ氏との相性が抜群で、J1リーグ戦401試合に出場し75ゴールをあげ、09年からは指導者に転身、現在は愛知の中京大中京高サッカー部監督を務めている。

     eスポーツはアジア大会で日本チームが金メダルを獲得するなど、近年注目されている新しいスポーツ。来年の茨城国体でも正式種目として行われることが決まっている。

     岡山氏はeスポーツのチームを立ち上げた理由を「高校サッカーの監督をしていて、伸び悩む選手たちにサッカーで何かチャンスが与えられないかとずっと考えていた。eスポーツは世代や世界を越えた楽しみをもてるスポーツ、健常者と障害者の垣根もなく福祉にも役立てられると思う」と語った。今後は高校サッカーの監督と並立してこのチームの監督を行っていく。

     また、チームの強化担当には鹿島や名古屋で活躍した秋田豊氏が就任。すでに多くのeスポーツ選手と関わりをもっている秋田氏は「ゲームのサッカーだが現実のサッカーと一致する部分が多くある。まず茨城国体で優勝するチームを作り、ゆくゆくは世界で戦えるチームにしたい」と抱負を語った。

     現在、国内にeスポーツのチームはいくつか生まれているが、国体を目指すチームとしてはこの「STAND UP UNITED」が全国初。ゲーム大国の日本だが、国内のeスポーツ環境は海外に比べ遅れているという。今後は全国にこうしたeスポーツのチームが生まれることが予想されている。

     またサプライズで、現在中国の広州富力で監督を務めるストイコビッチ氏が、このSTAND UP UNITEDにチーフアドバイザーとして就任することも発表された。

    文・写真:斎藤孝一(エルゴラッソ名古屋担当)

  • 清水の全体練習に合流した立田悠悟。アジア大会で実感した成長とは

    清水の全体練習に合流した立田悠悟。アジア大会で実感した成長とは

     清水は5日、3連休明けの練習を行った。その中には立田悠悟の姿もあった。アジア競技大会から帰国後、初めて全体練習に合流。韓国との決勝は「優勝したかった」と悔しさも見せる一方で、「今後のサッカー人生を左右する試合になったと思う」と貴重な経験になったようだ。立田は6試合に先発するなど、過密日程の中でも「タフさが身についたと思うし、90分間集中してミスが減ってきたと思う」と成長を実感している。

     それでも、ここからは再びチームでのポジション争いが始まることになる。不在だった4試合は飯田貴敬が代わって先発し、主に攻撃面で特長を見せていた。攻撃の選手と守備の選手、タイプが違うもの同士で一つのポジションを争うことになるが、「自分から得点を作り出すようなロングパスを何度か出せていた」(立田)と言うように、攻撃面でも進化している。この日も帰国後間もない中、疲れを見せることなくフルメニューをこなし、「この期間でスタメンを取り戻す」と意気込んでいた。

    文・写真:田中芳樹(エルゴラッソ清水担当)