EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.9.14(Fri)

September
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  • 勝負の山口戦に向けて、松本の反町康治監督と高崎寛之がインタビューに応える

     今節・山口戦を目前に控えた14日、松本の反町康治監督と高崎寛之が配信中の『DAZN J2・J3プレビューショー』にてインタビューに応じた。

     開幕から6戦未勝利という苦しいスタートを切った松本だが、そこから持ち直しに成功。残り10試合となった現在は、暫定2位と自動昇格圏内につける。まだまだ厳しい戦いは続くが、「松本は、まだまだ将来性のあるチーム。皆で盛り上げていきたい」(反町監督)、「応援してくれるサポーターの皆さんに結果を出して、恩返ししたい」(高崎)とサポーターに感謝を述べるとともに、残り試合での健闘を約束する。

     今節・山口戦については警戒しつつも、「自分たちの力を100%出して、果敢にやりたい」(反町監督)、「前回対戦時(第6節)も2点リードから追いつかれているので、リベンジしたい」(高崎)とホームでの勝利に向けて全力を尽くすことを誓った。

     この日のJ2では唯一となるデーゲームでもあり、多くの注目を浴びるだろう一戦。勝ちどきをあげるのは、どちらか。

    文:多岐太宿(エルゴラッソ松本担当)

  • 日本代表で得た刺激をチームへ還元する。川崎Fの小林悠、「自分が(点を)取ったら負けない。本気で狙っていく」

    日本代表で得た刺激をチームへ還元する。川崎Fの小林悠、「自分が(点を)取ったら負けない。本気で狙っていく」

     国際Aマッチウィークによる中断期間を終えて、週末にはリーグ戦が再開する。前節・G大阪戦に敗れ、首位・広島との勝ち点差が『9』に広がった川崎Fは4位の札幌と対戦。上位対決とはいえ負けられない試合を迎える。得点が期待される主将の小林悠は、今回の代表遠征で得た刺激を試合に生かしたいと語った。

     日本代表として先日のコスタリカ戦に先発出場した小林は68分間プレー。前線の一角として精力的に動き続けた。また今回の代表には若い選手たちが多く招集されていたが、小林はそんな若手から刺激を受けることが多かったと明かした。

    「大きい体の相手にも負けないでしっかりドリブルで運んだり、削られてもすぐに立ってプレーするなど、そういうところは若い選手だけど素晴らしいなと思った。それに作りの部分で入っていくことが自分の中でも楽しかった。フロンターレではフロンターレの役割があるけど、もう少しチームでも、作りの部分でちょっと顔を出そうかなというのは代表に行って思った。フロンターレでやっているだけでなく、ああいうところに行くことでもっと頑張らないといけないと思いましたね」

     今週末には大事な上位対決を迎える。「最近は得点が取れていないし、自分が取ったら負けないというのはある。そこは本気で狙っていきたい」と語気を強めた小林。代表での刺激を胸に、チームを勝利に導くゴールを狙っていく。

    文:林遼平(エルゴラッソ川崎F担当)

  • 札幌、強い意気込みで上位対決へ。「希望や勇気を与えられるサッカーを」(ペトロヴィッチ監督)

    札幌、強い意気込みで上位対決へ。「希望や勇気を与えられるサッカーを」(ペトロヴィッチ監督)

     国際Aマッチウィークによる中断期間を終え、リーグ戦の再開となる明治安田J1第26節。6日未明に北の大地を襲った北海道胆振東部地震からおよそ1週間を経ての最初の公式戦が、2位・川崎Fとの上位対決ということもって、札幌は計り知れないほどに強い意気込みを胸に上位対決に挑む。

     震災直後から「希望や勇気を与えられるようなサッカーを見せたい」と強く発していたペトロヴィッチ監督の思いも強い。練習休止を余儀なくされた日が2日ほどあったが、「いまなお避難生活をしている人々が心配だ。それに比べれば、練習ができなかったことは大きな問題にはならない」とキッパリ言い切った。

     そして試合の展望については「川崎Fは攻撃力があり、洗練されたパスサッカーをする強いチーム。でも、われわれだって見劣りはしない。ワンチャンスを狙うような、腰の引けた戦いをするつもりもない。必ず、いいゲームになる」と強い眼力で発した。また、現在4試合連続得点中と絶好調のFW都倉賢は5戦連続弾がかかる試合ながらも「まったく意識していない。とにかく、チームとして勝つことだけに集中している」。そして自身がプロキャリアをスタートさせた川崎Fとのアウェイゲームであることについては「個人としてもチームとしても成長した姿を、等々力で示したい」とも意気込みを口にしている。

     いまなお避難生活を強いられている住民がいるなかで、北海道を代表するプロクラブとして札幌は、前年王者とのアウェイゲームにも攻撃的なスタイルで挑み、力強く前身をし続けて希望の光をもたらす。

    文:斉藤宏則(エルゴラッソ札幌担当)

  • 古巣戦に臨む大分の新主将・馬場賢治、「讃岐はいつもこういう状況でなんとかしてきたチーム」

    古巣戦に臨む大分の新主将・馬場賢治、「讃岐はいつもこういう状況でなんとかしてきたチーム」

     大分は15日、明治安田J2第33節・讃岐戦に臨む。

     昨季まで讃岐でプレーしていた馬場賢治は、現在暫定最下位という苦境にある古巣のことを、折に触れ気にかけてきた。だが、いまは大分も混戦の昇格争いの真っ最中。今季も終盤に差し掛かり、勝点の重みが一層感じられる時期になってきた。

    「42試合あるリーグ戦においては、その1試合で何かが決まるというシチュエーションはほとんどない。もちろん目標はあるが、あくまでチーム力を上げることや自分の成長が大事で、勝つことがすべて成長につながるとは僕は思ってはいない。勝つためのプロセスや、たとえ負け試合でも最後までピッチに何を残せるかが大事だと思いながらやってきた。でも、残り10試合はそんな綺麗ごとも言っていられない。いまは勝点3が必要」

     そう話す馬場は「人としては複雑だが選手としては勝たなくてはならない。トータルで考えれば複雑」と、古巣戦に向けての思いを吐露した。

    「讃岐はいつもこういう状況でなんとかしてきたチームなので、今節もすごく難しい試合になるはず。それでも根本的な弱点はどのチームにも絶対にあるので、そこをしっかり突ければ、相手がどう出てきてもやれるのではないか」

     奇しくも今季スタートからキャプテンを務めていた竹内彬のシーズン途中での讃岐への期限付き移籍により、8月17日から新キャプテンとしてチームを率いることになった。就任後約1カ月、個人的な思いは胸に秘め、強い気持ちで勝利を目指す。

    文・写真:ひぐらしひなつ(エルゴラッソ大分担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]上位対決。攻めて獲れ

    [本日のエルゴラッソ1面]上位対決。攻めて獲れ

    [2018年9月14日発売 エルゴラッソ2083号]

    [明治安田J1第26節 プレビュー]
    ■川崎F vs 札幌
    挑戦者・札幌、敵地で見せる「勇気」

    [明治安田J1第26節 プレビュー]
    ■名古屋 vs 長崎
    シャビエル負傷離脱。それでも鯱は踊るのか

    [日本代表]
    ■日本代表 vs コスタリカ代表
    躍動した若き力。新生日本、上々のスタート

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