EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.9.19(Wed)

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  • 城後寿と押し相撲ができる!? 福岡が選手と触れ合えるユニークな企画を開催中

    城後寿と押し相撲ができる!? 福岡が選手と触れ合えるユニークな企画を開催中

     前節の千葉戦(3△3)、鈴木惇のスーパーゴールも見事だったが、吉本一謙の加入後初ゴールをお膳立てした駒野友一のFKと、後半アディショナルタイムの同点ゴールを生み出した山瀬功治と城後寿の『限られた機会と時間の中できっちりと仕事をする』、その勝負強さも脱帽ものだった。

     特に城後の泥臭い同点ゴールにはキングと呼ばれるにふさわしい魂が見てとれた。これで今季2ゴール目とした城後は昨季のゴール数に並んだが、昨季の二つのゴール(第14節・湘南戦と第19節・名古屋戦)がダメ押し、勝ち越しといずれもチームの勝利につながったのに対して、今季の二つは勝利に結びついておらず(千葉戦と第25節・徳島戦/1●3)、昨季を越える3ゴール目はぜひ勝利につながるものを、と期待したい。

     勝負強さが光る城後だが、押し相撲の実力もかなりのものらしい。第35節の大宮戦が最終日となる『秋のグルメ祭り』のシールラリーの賞品の中に、夏の総選挙で『神7』に選ばれた7選手による『ふれあい賞品』なるものがある。例えば、「鈴木惇選手に丸刈りにしてもらえる権利」や「輪湖直樹選手のクロスからシュートできる権利」など、選手と特別な触れ合い方ができる賞品だ。その中に「城後寿選手と押し相撲ができるチケット」がある。過去にチームメートと押し相撲をやる企画があり、そのときに抜群の強さを発揮したのが今回の賞品になったきっかけだ。

     城後の押し相撲の実力を記者が確かめるべく一戦申し込むと、城後は快く承諾。そして、記者を瞬殺した城後は「要はタイミング」と強さの秘密を語った。例えば女性が権利を手にすれば、バランスを崩すフリしてハグの形にもっていくことも可能。日々、体幹トレーニングに励んで己の肉体に自信を持つ男性がプロアスリートの身体能力を肌で感じるもよし。とにかく、いずれの賞品もユニークで価値があるものばかりなので、ぜひ『秋のグルメ祭り』と、その中のシールラリーにご参加を。

    文:島田徹(エルゴラッソ福岡担当)

     

  • J2残留へ、ヤマ場の3連戦を迎える京都。主将の染谷悠太が挙げるポイントは“アグレッシブな守備”

    J2残留へ、ヤマ場の3連戦を迎える京都。主将の染谷悠太が挙げるポイントは“アグレッシブな守備”

     J2残留争いを強いられている京都にとって、22日からの3連戦は大きなヤマ場となる。22日のJ2第34節・栃木戦を終えると、それから中3日でJ2・7位の福岡と対戦。さらに中3日で京都と勝点1差の21位にいる熊本との直接対決が控えている。ミッドウィークの福岡戦は7月に大雨の影響で中止になった未消化試合であり、現在20位の京都にとってこの3連戦はJ3降格圏から一気に遠ざけるチャンス。しかし一方で、ここで結果が伴わなければJ3降格圏でシーズンの最終盤を迎えることになりかねない。

     主将の染谷悠太も、自らを奮い立たせるように「この3連戦でいかに勝点をとれるかが本当に大事」と話す。「熊本は順位が近いし、勝たないといけない相手。でも、まずは次の栃木戦。栃木にしっかり勝てるように準備をしていきます」。

     前節・岡山戦は終了間際のゴールで追い付き、2-2のドローで試合を終えた。シーズンの勝負どころを前に勝点1をもぎとるゲームができたことは好材料と言えるが、「あのゴールが勝点3につながればもっとよかったんですけどね」と主将の言葉からはあくまで勝点3にこだわる姿勢がのぞく。「そのためには失点を避けないと。でも、失点をしたくないからといって消極的になるのではなく、アグレッシブに守備をしながらいかに(失点)ゼロの時間を長くできるかが大切になってくると思います」。

     CBというポジションがら、目を向けるのはやはりディフェンス。自身の本分である守備のクオリティーを向上させることがチームが難局を乗り切るための最善の道だと、染谷は信じている。

    文・写真:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)

  • 愛媛・河原和寿が触れた古巣・栃木サポーターの温かさ

    愛媛・河原和寿が触れた古巣・栃木サポーターの温かさ

     愛媛は前節、敵地での栃木との戦いを制し、4戦ぶりの勝点3。その試合で勝利を決定づけるゴールを決めたのは河原和寿。しかし、河原にとって栃木は恩義ある古巣チームなだけに、試合後に栃木サポーターへ挨拶に行くことを一瞬躊躇したという。

     河原は愛媛が1点リードの後半アディショナルタイムにピッチに立つと、その直後にチームは相手GKが攻め上がったスキを突いてカウンターアタック。スペースへ抜け出た河原は無人のゴールに向けて約30mの距離の“ロングパット”を収め、古巣の息の根を止めた。

    「正直、ブーイングされるかなと思った」

     そう覚悟をしながらも「挨拶できるのは年に一度しかないし、(同じく栃木を古巣とする西岡)大輝もいたんで」と試合後、西岡と二人で栃木サポーターの前へ。そのリアクションは河原が予想していたものとは違っていたようだ。

    「ゴールを決めたにもかかわらず僕と大輝を温かく迎えてくれた。(栃木サポーターは)もちろん悔しい気持ちはあったはずだけど、『ナイスゴール』とか、労いの言葉をかけてもらったことが嬉しかった」

     あらためて古巣サポーターの温かさに触れ、「チームは違うけど、ライバルチーム同士、一緒に上がっていこうと思えた」と感激。その気持ちに応えるように西岡と二人そろってスタンドに向けて深く一礼したという。

    文・松本隆志(エルゴラッソ愛媛担当)

  • 「3年間のような3時間」。徳島のリカルド・ロドリゲス監督が神戸のリージョ新監督との思い出を語る

    「3年間のような3時間」。徳島のリカルド・ロドリゲス監督が神戸のリージョ新監督との思い出を語る

     徳島のリカルド・ロドリゲス監督が「3年間のような3時間でした」と言葉にするのは、神戸の新監督就任が決まったフアン・マヌエル・リージョ監督との対話。

     ロドリゲス監督のバックボーンを紐解いていくと、03〜06年にメキシコで育成年代を指導していたころの経験が「監督として本当に大きな糧になりました」という起源に行き着く。メキシコではロドリゲス監督が最も大好きなジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスターC監督)が「最後に選手としてプレーした時期を観ることもできました」と、さまざまな経験をしている。そして、そのグアルディオラが最後に所属したドラドス・シナロア(メキシコ)を率いていたのがリージョ監督だ。

     ロドリゲス監督がメキシコ在住時に最も印象に残っていることは「リージョと3時間話ができたこと」。それはたった3時間だったかもしれない。だが、その3時間がロドリゲス監督の人生にとっては3年間に値した。また、16年にホルヘ・サンパオリ監督率いるセビージャの練習を見学に行った際、ヘッドコーチを務めていたリージョと再会。「5〜6日ぶんほどの練習を見学させてもらったことがあります。そこで学んだことも非常に大きいです。尊敬していますし、賞賛の言葉しかありません。ポジショナルプレーを日本でもどんどん発展させていく人になるだろうと思います」と来日を喜んだ。

     J1昇格争いに名乗りを上げるべく後半戦に入り怒涛の勢いで順位を上げてきた徳島。「自分が知っている中で最もサッカーの知識があり、サッカーだけではなく人間の心理的なこともたくさん知っている」と賞賛するリージョ監督との対戦を、来季J1の舞台で実現するべく今節は6ポイントの価値がある自動昇格圏内の2位・町田に挑む。

    文・写真:柏原敏(エルゴラッソ徳島担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]神戸バルサ化、ネクストステージへ

    [本日のエルゴラッソ1面]神戸バルサ化、ネクストステージへ

    [2018年9月19日発売 エルゴラッソ2085号]
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