EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.9.21(Fri)

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  • 慣れ親しんだみらスタへ。大分の星雄次、気合十分で古巣・山口戦に臨む

    慣れ親しんだみらスタへ。大分の星雄次、気合十分で古巣・山口戦に臨む

     22日に開催される明治安田J2第22節・山口戦に向け、昨季まで山口でプレーしていた星雄次が、古巣との対戦を心待ちにしている。

     今節出場すれば、星にとっては移籍後初のみらスタへの帰還。「トラックがあるスタジアムだけど、スタンドの声が聞こえやすい」とその印象を語る星は、昨季の大分戦でビジター側ゴール裏席を埋め尽くす大分サポーターの数に衝撃を受けたと振り返る。今季は大分の選手として、その声援を背負っての戦いだ。

     第12節の大銀ドームでの前回対戦では、特に仲の良かった小野瀬康介とのマッチアップを楽しみにしており、球際では白熱した競り合いを披露した。7月に小野瀬がG大阪へと移籍したため今回は少し寂しそうだが、「タカ(前貴之)がいる。同サイドで出てくるだろうし、うまい選手なので」と星。さらには吉満大介とも電話でやり取りをしたようで、やはり旧友との対戦が待ち遠しい様子。

     前節・讃岐戦(5○0)終了直後から、星は「次は山口戦なので」と気合十分だった。2戦連続得点も視野の片隅に入れながら、慣れ親しんだみらスタのゴールネットを揺らしに行く。

    文・写真:ひぐらしひなつ(エルゴラッソ大分担当)

  • 山口の吉満大介、大分戦前に星雄次と長電話で「頑張るな!」「頑張る!」の応酬。“親友対決“実現なるか

    山口の吉満大介、大分戦前に星雄次と長電話で「頑張るな!」「頑張る!」の応酬。“親友対決“実現なるか

     山口は9月22日、ホームに大分を迎える。山口の吉満大介は、大分の星雄次との対戦を心待ちにしている。

     昨季まで山口に在籍した星とは同学年で、練習後に一緒に帰宅したり、誕生日プレゼントを贈り合ったりと仲が良かった吉満。今も頻繁に連絡を取っているようで、「18日も雄次から電話がかかってきて、1時間くらい話しましたよ」と吉満。会話の中で「雄次、はしゃいで走るなよ!」「頑張る!」「頑張るなよ!」とのやり取りがあったらしい。

     吉満は直近2試合で先発出場し、前節・松本戦は好セーブでゴールを守り切った。一方、星も直近3試合に先発出場し、前節・讃岐戦は豪快なゴールを決めている。山口と大分は今季3回目の対戦となるが、これまで実現しなかった親友対決が見られそうだ。

    「昨季と比べて、雄次がゴール前に関わる回数はすごく増えている印象がある。ワイドのポジションはいろんなパスコースがあって、彼はボールの持ち方もうまい。ただ、簡単にはやられたくはない」と吉満。集中してゴールを守るだけでなく、「相手を封じ込めるような一発のパスやキックを」と攻撃のチャンスも狙う。

    文・写真:松原純(エルゴラッソ山口担当)

  • 存在感増す千葉の大卒ルーキー・鳥海晃司。成長を示したい横浜FC戦へ

    存在感増す千葉の大卒ルーキー・鳥海晃司。成長を示したい横浜FC戦へ

     千葉の大卒ルーキー・鳥海晃司が存在感を増している。前節・福岡戦(3△3)まで8試合連続先発中。千葉の懸案でもあった近藤直也以外の“もう一人のCB”のポジションをつかみつつある。

     東京Vとの開幕戦ではアクシデントもあって、開幕デビューしたものの、リーグ前半戦の出場機会は限定的。ただ、先発して勝利に貢献した第26節・新潟戦(2〇1)以降、尻上がりにパフォーマンスを向上させてきた。

    「試合勘は公式戦に出ないと培われないと実感しています。1年目に雰囲気も含めて公式戦に慣れることができたのは大きい。それがあるからこそ試合を想定しながら練習できるようになり、一つ上の段階で練習できるようにもなりました」

     いまは一つひとつの経験が即、上積みとなる“成長期”の真っただ中。ただ、それにしてもだ。シーズン序盤と比べると、心技体すべてにおいて安定しており、急激な成長速度だけでは片づけられないのも事実だ。そのもう一つの要因についてはこう分析する。

    「もともと緊張しいで、(過去にも)なかなかチームにも溶け込めなかったんです。大学のときは苦労して、1年経ってやっと自分を出せました。だから、自分を出すには時間がかかるのかなと思っていて、最初の1年は『仕方がない』と覚悟も決めていました。ただ、試合に出ることによって思ったより、自分を出せるようになってきたのは感じています」

     実力で先発のチャンスをつかみ、そう何度もないチャンスで首脳陣の評価につなげなければならない壁を突破したことが、本来の能力を出せる好循環を生んだという。

     そして今節の相手は「自分の力のなさを出してしまった試合」をした横浜FC。5月のアウェイ戦ではイバ、レアンドロ・ドミンゲスの強烈な個の力にプロの洗礼を受けた。でも、それから4カ月たったいまは、“あの時の自分”とは違う。「チームが形になってきているし、もう一度、自分を試してみたい」と言える“いまの自分”がいる。

     取材中、メディアから大先輩の近藤や明治大の先輩である矢田旭が「『スピードがあって、頼もしい』と褒めていた」と伝え聞くと、「普段何も言われないので、うれしいです」と照れながらも破顔した。その素直な心がスポンジのような吸収力を生み、成長を支えている。

    文:大林洋平(エルゴラッソ千葉担当)

  • 元千葉の選手がズラリそろう横浜FCの中で、一際燃えている北爪健吾。「もっともっとサポーターと一緒に喜びたい」

    元千葉の選手がズラリそろう横浜FCの中で、一際燃えている北爪健吾。「もっともっとサポーターと一緒に喜びたい」

     前節・水戸戦の黒星で5位へと後退した横浜FC。ただ、今週末の千葉戦の結果次第では3位に再び浮上できる可能性もある。アウェイでの一戦となるが是が非でも勝点3を持ち帰りたいところだ。

     その今節が古巣戦となるのが北爪健吾、武田英二郎、田代真一、戸島章、山本海人、辻周吾(下部組織)、早川知伸コーチの6名の元ジェフ選手。それぞれ思い入れがある試合にはなるだろうが、中でも一際、燃えているのが北爪だ。

     もっとも昨季までのホームスタジアム・“フクアリ”でプレーできるのだから気合いは十分。ただ、それだけではない。第32節・東京V戦で痛恨のオウンゴールで敗戦を喫し、その後負傷で重要な2試合を欠場。横浜FCはストロングポイントでもあるカウンターのスピードを失い、攻撃の迫力は一気に薄れて勝利することはできなかった。だからこそ「迷惑を掛けたし、東京V戦は自分のミスから負けた」と自省は尽きない。ただ、その一方で一度ピッチから離れたことであらためて感じたこともある。それは人の暖かさだ。

    「サポーターの温かい声とかを肌で感じることができた。出ているだけでは見られなかった景色というのをあらためて見ることができました。もっともっとサポーターと一緒に喜びたい。それにチームのみんなが僕に良い声を掛けてくれた。本当にチームとしてまた迎えてくれるというのはありがたかったです。だからチームメイトとサポーターに結果で恩返しをしたい」

     この古巣戦は北爪にとってさまざまな思いが詰まった一戦になるだろう。前回対戦は勝利に結びつかなかったが2アシストで大暴れ。今節こそ背番号14の活躍で、横浜FCフクアリ初勝利を手繰り寄せたい。

    文:高澤真輝(エルゴラッソ横浜FC担当)

  • 仙台、試合2日前に長崎へ移動。「いい準備をしてのぞめる」(ハーフナー・マイク)

    仙台、試合2日前に長崎へ移動。「いい準備をしてのぞめる」(ハーフナー・マイク)

     21日、仙台は明治安田J1第27節・長崎戦に向けた最終調整を、長崎市内で行った。

     移動時間の長いアウェイゲームでは、仙台は状況に応じて試合2日前に移動して調整する。今回は、初めてアウェイでの長崎戦であり、また仙台からの直行便がないことなどから、心身の負担を考えて20日の練習後に長崎県に移動した。「願いを聞いてくれたクラブに感謝したい」という渡邉晋監督らチーム一行が宿泊先に着いたのは、20日の20時30分頃だったという。「今日(21日)のうちに汗をかいて、これから万全にできれば」と、コンディションを上げて長崎戦にのぞむ。

     この日は冒頭を除き非公開練習だったが、選手たちも前日までと同様に強度の高い練習ができた様子。「こうして違う場所でもいい準備をしてのぞめるし、チーム全体の状態がいい」とハーフナー・マイクも実感している。「連勝していることもあり、さらにまとまっている状況です。そこに自分ももっとプレーで貢献できるように」と、長崎戦での出場とチームの勝利を目指す。

     ところで、ハーフナーはオランダでプレーしていた時期に、長崎のヨルディ・バイスと対戦経験がある。ハーフナーがフィテッセ、バイスがNACブレダに所属していた13-14シーズン、ハーフナーがADOデン・ハーグ、バイスがローダJCに所属していた15-16シーズンと複数回記録があるが、「個人としては覚えていなかった」とのこと。だがマッチアップが実現した場合は「パワーのある相手との勝負にも勝ちたい」と、一歩も引かない構えだ。

    文・写真:板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)

  • 敗退したルヴァンカップのリベンジへ。杉本健勇と清武弘嗣が練習復帰し、役者がそろってきたC大阪

    敗退したルヴァンカップのリベンジへ。杉本健勇と清武弘嗣が練習復帰し、役者がそろってきたC大阪

     22日に行われるJ1第27節・湘南戦へ向けて調整を続けているC大阪。今週に入り、前節の磐田戦をケガの影響で欠場した杉本健勇と清武弘嗣が全体練習に復帰した。

     20日の練習後、杉本は、「湘南とのルヴァンカップ準々決勝は見ていて悔しかった。次やるときは絶対に勝ちたいと思ったし、今回はそのチャンス」と話し、日本代表に選出され、自身がプレーすることなく敗退が決まったルヴァンカップのリベンジへ、思いをみなぎらせた。

     また、前節が体調不良明けの初戦となった丸橋祐介も、「体力的にも問題なく動けた」と復調をアピール。杉本と同じくルヴァンカップ準々決勝は出ることができなかっただけに、「リーグでは負けたくない。(サイドで対面する相手とは)ガツガツぶつかり合うことになると思うけど、そこで負けないように、高い位置を取りながらプレーしたい」と意欲を語る。

     ルヴァンカップ準々決勝で敗れた借りを湘南に返すべく、C大阪に役者がそろってきた。

    文:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]壁を越え、アジア四強へ

    [本日のエルゴラッソ1面]壁を越え、アジア四強へ

    [2018年9月21日発売 エルゴラッソ2086号]
    [AFCチャンピオンズリーグ]
    ■天津権健 vs 鹿島
    修正して完勝。鹿島、悲願達成まであと二つ

    [明治安田J1第27節 プレビュー]
    ■川崎F vs 名古屋
    逆転優勝へ。風間八宏を越えてゆけ

    [明治安田J1第27節 プレビュー]
    ■柏 vs 鳥栖
    残留争い日立台決戦。生き残るために勝て

    詳しくはコチラ・・・