EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2018.10.2(Tue)

October
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
  • U-19日本代表に選出された横浜FMの久保建英と山田康太。遠征前最後の試合は金曜の札幌戦

    U-19日本代表に選出された横浜FMの久保建英と山田康太。遠征前最後の試合は金曜の札幌戦

     2日、AFC U-19選手権に臨むU-19日本代表メンバーが発表され、横浜FMからはMF久保建英、MF山田康太が選出された。

     先のメキシコ遠征では3試合中2試合に出場、スタメン出場したU-20クラブ・アメリカ戦ではゲームキャプテンを務めていた山田は「影山(雅永)監督になってからはこのために活動してきたと言ってもいいぐらいだったので、選ばれて素直にうれしい」と喜んだ。また、「選んでもらったことを誇りに思って、しっかり日の丸を背負って戦う覚悟はできている。チームメートとはピッチ内外で信頼関係を築けているし、長い間、選んでもらっていて、監督のこともスタッフのことも信頼している。(U-19代表は)自分にとって居心地のいい場所になっているし、監督、スタッフのためにも戦いたい」と誓った。

     17歳ながらU-19代表のエースとしての活躍が期待されている久保は「選ばれて素直にうれしい。チームが勝つために必要なプレーをしないといけない」と話す一方、「まずは金曜日の試合をチーム一丸となって戦って、その後に気持ちを切り替えられればと思う」とまずは目の前の試合、チームでの札幌戦に照準を合わせていた。

     AFC U-19アジア選手権は来年にポーランドで開催されるU-20W杯の予選も兼ねており、上位4チームが出場権を獲得する。前回王者として臨むU-19日本代表はグループBに入り、19日に北朝鮮、22日にタイ、25日にイラクと対戦。そしてグループ2位以内に入れば28日にU-20W杯出場決定戦となる準々決勝を戦う。

    文:菊地正典(エルゴラッソ横浜FM担当)

  • 京都・山中大輔社長が建設中のスタジアムを訪問。現場の作業員たちに感謝を伝え、タオルマフラーを贈呈する

    京都・山中大輔社長が建設中のスタジアムを訪問。現場の作業員たちに感謝を伝え、タオルマフラーを贈呈する

     2日、京都の代表取締役社長である山中大輔氏が、京都府亀岡市で建設が進んでいる京都スタジアム(仮称)を訪問した。午前8時15分からの朝礼に参加した山中社長は、およそ120人の作業員たちを前に「素晴らしいスタジアムができると思います。みなさんのご努力に、心から感謝と敬意を表します」と挨拶をし、チームのタオルマフラーを贈呈。クラブスタッフの話では、現場で働く方たちにより京都サンガへの愛着をもってもらうべく、このタオルマフラーはスタジアム完成するまでに携わる全作業員に渡せるよう配慮がなされるという。

     「(新スタジアム建設現場の)中に入るのは初めて」という山中社長はその後、作業所長の説明を受けながら形を現しつつあるスタンドなどを見学。「3D(の映像)で感覚的には分かっていましたけど、現実に見てみるとやっぱりすごい。スタンドはまだ下の段しかできていないですけど、(傾斜が)ずっと緩やかに見えました。これだったら、子どもさんにもお年寄りの方にも、ラクに観戦してもらえますね」と感想を語っていた。

     今年は地震や大雨、台風など、関西地方に大きな被害をもたらす自然災害が相次いだが、作業所長によると休日に作業の遅れを挽回するなどの努力で、「(工事は)ほぼ予定どおりに進捗しています」とのこと。新スタジアムは来年中に完成を迎え、翌2020年から本格的な使用が可能となる見込みだ。

    文・写真:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)

    京都・山中大輔社長が建設中のスタジアムを訪問。現場の作業員たちに感謝を伝え、タオルマフラーを贈呈する

    京都・山中大輔社長が建設中のスタジアムを訪問。現場の作業員たちに感謝を伝え、タオルマフラーを贈呈する

  • 長崎が誇る兵庫出身の左。翁長聖が神戸戦で気にする相手とは?!

    長崎が誇る兵庫出身の左。翁長聖が神戸戦で気にする相手とは?!

     長崎が誇る兵庫出身ウイングバックコンビの左翼が今節への意気込みを語った。

     長崎の生命線である両ウイングバック。その位置を務めているMF飯尾竜太朗とMF翁長聖はいずれも兵庫県出身。二人にとって、今節は地元での試合となる。 

     3月のルヴァンカップでの対戦の際はメンバー入りしておらず、出場となればプロ2年目の翁長にとっては初めての地元での試合となる。しかし、神戸市から約40kmほど西に位置する加古川市出身だけに「地元と言っても『そないに、そないに』なので(笑)」と本人にはあまり地元感はない様子。それもそのはず、神戸にはそれ以上に意識する相手がいるからだ。

     中央大出身の翁長にとって、今夏から神戸に加入したFW古橋亨梧は同期。神戸戦に向けての話を聞いている際にも翁長のほうから自然と「亨梧は…」と名前が出てきたように、刺激を与えあう存在は意識せざるを得ない。

    「今年はずっと調子がよさそうだったし、岐阜でプレーしているときも気にして試合を見ていました。そんな中で神戸に移籍したので、こうやってJ1で対戦できるのは楽しみですね。(古橋は)今季は自信をもってプレーできているように見えます。岐阜でもあれだけ点をとっていたし、神戸に移籍しても早い段階で得点して、いま、自信に満ち溢れているんじゃないかなと思うし、それがプレーに表れてるんじゃないですかね」

     普段、取材時にはさほど口数も多くない翁長が饒舌に話したことからも、同期とのピッチ上での再会は特別なものがある様子だった。互いのポジションを考えるとマッチアップする可能性は高くはないだろう。それでも、「対戦は楽しみ」と翁長は話す。

     切磋琢磨する存在を前に、確かな成長を示したいところだ。

    文・杉山文宣(エルゴラッソ長崎担当)

  • 長崎が誇る兵庫出身の右。飯尾竜太朗が挑む、5年ぶり2度目のノエスタ神戸戦

    長崎が誇る兵庫出身の右。飯尾竜太朗が挑む、5年ぶり2度目のノエスタ神戸戦

     長崎が誇る兵庫出身ウイングバックコンビの右翼が今節への意気込みを語った。

     長崎の生命線である両ウイングバック。その位置を務めているMF飯尾竜太朗とMF翁長聖はいずれも兵庫県出身。二人にとって、今節は地元での試合となる。

     今節の会場となるノエスタから「電車で15~20分」という神戸市出身の飯尾にとってはまさに地元中の地元での試合。さらに神戸ジュニアユース、神戸ユース(現・神戸U-18)と下部組織で育っただけに、トップチームとの対戦は、いわば古巣戦とも言える。今節、出場すればノエスタでの神戸戦は飯尾にとって2回目。初対戦はルーキーイヤーだった13年、松本在籍時のJ2第37節だった。

    「初めて対戦したときは0-7でした(苦笑)。0-6の状況で投入されるということで準備していたら投入直前に7点目を奪われて、『嘘でしょ!?』と思ったのは覚えています。ただ、正直、プレーについてはほぼ、覚えていません」

     83分に投入され、わずか7分間のプレー。チームが大敗したこともあり、自分のプレーを省みる余裕はなかったようだ。しかし、あれから多くの経験を積み、今回はJ1での対戦のチャンスをつかんだ。

    「小さいころからずっとあのスタジアムには試合を見にいっていましたし、自分の中で憧れの舞台。あのスタジアムで、J1でヴィッセルと対戦できるというのは自分のサッカー人生でも大きなものになると思うし、すごく楽しみにしています」

     幼いころからスタジアムに足を運び、中学生からはそのエンブレムを着けてトップチームの姿を近い場所から見てきた。今度は対戦相手という立場になるが、飯尾の心にはいつもと違う高揚感がすでに漂っている。

    「友達や家族も見にくるので恥ずかしいプレーはしたくない」

     気持ちが入る地元での試合。飯尾は5年前とは違う姿をしっかりと示すはずだ。

    文・杉山文宣(エルゴラッソ長崎担当)

  • 正念場の湘南、馬入サッカー場の復旧を願って

    正念場の湘南、馬入サッカー場の復旧を願って

     台風24号の影響により、相模川が増水してサッカー場が冠水。10月2日は急きょShonan BMWスタジアム平塚での公開練習となった。

     馬入サッカー場は昨年10月にも同様の被害に遭った。当時は大量のヘドロやゴミがグラウンドに流れ込み、サポーターらのボランティアを募って除去作業を行った。今年もこのときの光景が頭をよぎった人も多いだろう。

     だが今年はそこまでの事態にはならなそうだ。湘南はクラブ公式ツイッターでボランティアの募集は行わない旨を発表。泥の堆積などもあまりなく、現在はグラウンドキーパーを中心に復旧作業を進めており、早ければ3日の練習から馬入の使用を再開できるようだ。

     チームは今週末にアウェイで16位の鳥栖と対戦。さらに翌週にはルヴァンカップの準々決勝第1戦を迎える。残留、そして24年ぶりの国内タイトルへ向かう中での正念場とあり、一刻も早い復旧を期待したい。

    文・中村僚(エルゴラッソ湘南担当)