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名古屋が練習後のファンサービスを再開。前田直輝に浮上した永井龍大好き疑惑
連敗を3で止め、J2降格圏から脱出した名古屋が練習後のファンサービスを再開した。
気温35℃を超える猛暑が続き、選手やファンの体調を考えて7月17日から中断していたファンサービス。3カ月以上たった22日から再開された。久しぶりに選手と交流できるとこの日練習場に集まったファンは250人ほど、中断中の5倍ほどの人数だった。
そのファンのいるスタンドに真っ先に駆け寄ったのは、小西工己社長。「ずっとみなさんに待ってもらっていたから」と、練習開始直後にファンとしばし歓談。子どもたちには特製のシールをプレゼントしていた。
また、この夏に移籍してきた選手たちにとっては、名古屋で初めてのファンサービスとなった。前節の柏戦でもゴールを決め7得点4アシストと、名古屋のファンに大きなインパクトを残す前田は、「途中加入なのに自分の番号入りのユニホームを着てくれている人がいた」とうれしかった様子。とても丁寧な対応で、あとからきた選手に抜かれていた。その原因を聞くと「自分、サインを書くのが遅いんですよ」と、まだ松本に在籍していたときに変えたサインにあると言う。「(永井)龍くんのサインを見てカッコイイと思って変えました」というのは漢字を主体にしたサイン。ちなみに前田はゴール後のパフォーマンスも永井龍が名古屋に在籍していたときに、人気ユーチューバーから授かった「パーフェクトオールバック」を借用しており、永井龍大好き疑惑が浮上している。
この日は15時からの練習の後にファンサービスがあり、終わるまでに日が暮れて選手の体の冷えが心配になったが、今後は午前練習の後の時間に行われる予定。練習が非公開の日も多いので確認して来場してほしい。
文・写真:斎藤孝一(エルゴラッソ名古屋担当)