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シュミット・ダニエル、日本代表のアジアカップ出場を前に母校を訪問
13日、仙台のシュミット・ダニエルが母校である仙台市立八幡小学校を訪問。後輩達と楽しいひとときを過ごした。
シュミット・ダニエルは小学校1年生時から4年生の夏まで八幡小学校に通っていた。今回、八幡小学校5年生の総合学習「自分の将来の夢について考えよう」のゲストとして、約15年ぶりに母校を訪れた。
校内にあったメタセコイアの樹を見て「前より小さくなったと感じた」と自身の成長を実感したシュミットは、体育館で5年生108人に「ようこそダニエル先輩。天皇杯お疲れさまでした!」と元気な声での歓迎を受けた。
授業では、シュミットの経歴が紹介されたあと、児童達との質疑応答へ。以下はその抜粋。
――小学生のときはどんな子どもでしたか?
「とにかくずっと外で遊んでいました。学校が終わってからも近所だった自宅にボールを取りに行って、また戻ってサッカーをしていました」――好きだった給食は?
「揚げパンです。美味しいよね」――サッカー選手としてやりがいを感じることは?
「応援してくれる人がいる中でプレーできることに、やりがいや楽しさ、幸せを感じています。子どもたちの憧れやお手本になれる選手でありたい」このような感じで小学生時代、仙台でのプロ生活、日本代表でのことなどについて後輩の質問に答えていたシュミット。「夢を持ち続けてほしいのはもちろんのこと、小学生のいましかできないことを楽しんでほしい」とメッセージを送った。
その後、シュミットは児童代表とPK対決。1本を決められたことについては「シンプルに実力不足です。もっと練習します」と苦笑いした。後輩たちに見送られ、12日に選出されたアジアカップでの戦いに向け、「日本を背負って立つメンバーの一人として、身の引き締まる思い」と気持ちを新たにした。
文・写真:板垣晴朗(エルゴラッソ仙台担当)