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湘南、JFLのFC今治から有望選手を獲得。15年から今治でプレーしてきたDF小野田将人
J1の湘南は28日、JFLに所属するFC今治からDF小野田将人を期限付き移籍で獲得することが決まったと発表した。
小野田は1996年生まれの22歳。柳ケ浦高校出身で、2015年からFC今治でプレーしていた。3つ下のカテゴリーにあたるJFLに所属するFC今治は、元日本代表監督の岡田武史氏が代表取締役兼オーナーを務めており、今年J3ライセンスを取得。今季はJ3昇格条件である年間4位入りを目指して戦っていたが、年間5位に終わり来シーズンのJ3昇格を逃していた。
それでもシーズンを通して27試合出場3得点の成績を残した小野田への評価は高く、さらなる成長を期待して昨季のルヴァンカップ王者でもある湘南が獲得に乗り出した。なお、FC今治からJ1クラブへ移籍するのは史上初となる。
今回の移籍にあたり小野田は今治の公式HPにて以下のようにコメントしている。
「この度、期限付きで湘南ベルマーレに移籍することになりました。自分勝手ではありますが、今治で培ったことを次のステージでも生かし、チャレンジします。ここには書き切れないほど、今治には思い出があります。プロサッカー選手としての、最初のチームが今治で本当によかったと思っています。満員の夢スタ、一体感のある声援の中プレーしたあの光景は忘れません」
「サッカー選手としてもっと成長した姿をお見せできるように、来シーズン頑張ってきます!」
ルヴァンカップこそ制覇したものの、リーグ戦では最後まで苦しんだ湘南。来季に向けて着々と強化は進んでいるようだ。
文:林遼平