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徹底したクラブの予防策について語った湘南の齊藤未月、「サポーターのためにもできることはやっていけたら」
昨日1日に練習を再開させた湘南。今日2日はボールワークを中心に約1時間半、負荷の高いメニューを消化した。
練習後、取材に応じた齊藤未月は拡大する新型コロナウイルスについてこう語った。
「海外の選手もたくさん(陽性に)なっていますし、Jリーグの選手もこれだけたくさんいたら一人や二人はかかってしまうだろうなというか、むしろ出ていなかったことがおかしかったんじゃないかなと思います。そういう意味では各クラブがしっかりと予防を徹底しているんだなと。ベストはこれ以上増やさないことですけど、やるべきことはやれているんじゃないかなと思います」
湘南もクラブとして徹底した予防策を講じており、練習再開後も不要な外出は控えるよう共有している。一人暮らしの齊藤自身も「外食はせずに、ほぼ毎日スーパーで買ってきたもので自炊するようにしている」と自己管理を怠らない。「クックパッドさえ見れば何でも作れます。あまり同じものは作らないので得意なものはないですけど。料理は全然できますね(笑)」と笑顔を見せた。
ただし、Jリーガーにも感染者が続出しているように、「十分に徹底していても感染してしまうこともある」と齊藤。「(ウイルスは)目に見えないものなので、より注意することもそうですし、あとは少しでも体調が悪いときはウソをつかず、事実をしっかりと伝えていくことが大事だと思います」と対応を呼びかけた。
また依然として非公開練習が続き、サポーターと触れ合う機会も少なくなっている中で、「多く露出することがいいかどうかは別にして」とした上で、サポーターへの思いをこう口にしている。
「湘南は特にファン・サポーターの方々あってのクラブだと思っています。いまやっている『インスタライブ』だったり、先日出演した『やべっちFC』もそうですけど、自分のクラブのため、ファン・サポーターのためにも何かできることはやっていけたらいいなと思います。それは自分たちで考えることもそうですし、提示されたものに対しても断るのではなくて積極的にやっていきたいです」クラブ公式Instagramでは、明日3日のトレーニングをライブ配信することが決定。湘南は“いま、できること”をこれからも続けていく。
文:林口翼(エル・ゴラッソ湘南担当)