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「いまは早く収束させることのほうが大事」と湘南の石原広教。再開延期に理解
Jリーグは今日3日、臨時実行委員会を開催し、現状の再開スケジュールから少なくとも1カ月以上、順延させる方針を決定した。
練習後はまだ正式決定を待つというタイミングだったが、その中で取材に応じた浮嶋監督は「われわれはJリーグが決めたことに合わせてやるだけ」と話し、このように続けた。
「サッカーができるような状況ではないのに無理してやるというのは当然難しいことだと思います。かといっていまはトレーニングに全然身が入らないという状態でもない。ただ、その中でスタートが見えないというのは難しいですよね」
昨日2日に入籍を発表した石原広教も、再開延期に理解を示している。
「仕方ないですよね。実際に自分でも5月上旬の再開というのは早いと思っていました。まだ収束のメドも立っていないですし、もちろんリーグ戦をやりたい気持ちはありますけど、いまは早く収束させることのほうが大事だと思います」
今週から練習を再開させた湘南だが、この決定を受けて活動スケジュールの再考も迫られそうだ。先週に設けられた5日間のオフを「地獄でした(笑)」と振り返った坂圭祐は、ボールを蹴ることができる喜びを最も感じている選手の一人だったかもしれない。
「もともと普通のオフもあまり家にはいたくないタイプなので逆に疲れました。やっぱりサッカーって楽しいなと。練習があることは本当にありがたいですね。自分たちは練習があることで健康的に過ごせるという部分はあると思います。ただ、今後練習が中止せざるを得なくなることもあるかもしれない。そうなったときにはそれに従うだけです」
依然として出口の見えない戦いが続く中で、「いまはただ収束を祈るだけ」と坂。予防策を徹底し、これ以上のウイルス拡大が収まることを願うばかりだ。
文・写真:林口翼(エル・ゴラッソ湘南担当)
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