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  • 横浜FCの早川知伸新監督が取材対応。「このクラブでの最後のミッションと位置付けて、トライしていきたい」

    横浜FCの早川知伸新監督が取材対応。「このクラブでの最後のミッションと位置付けて、トライしていきたい」

    新たに横浜FCの監督に就任した早川知伸氏がオンライン取材に対応した。以下、一問一答。

    (就任までの経緯は?)(前々節・柏戦の後の)月曜日、強化部から今週の最初に連絡をいただいた。あくまでも可能性として、「ここからの状況次第ではその可能性がある」と。微々たる可能性だと認識していました。

    (正式オファーは?)水曜日の試合(前節・広島戦)後、夜遅くに急に連絡が来て、急きょ呼ばれてお話をいただきました。

    (そのときの気持ちは?)びっくりです。まさか自分だとは思っていなかった。

    (引き受けるに至ったのは?)ユースの監督をやっているので、ユースのことがまず気になった。ただ、自分がこのクラブで成長させていただいて、ここまでこさせてもらったという感謝の思い、強い覚悟と決意で引き受けさせていただいた。このクラブに対しての思いは人一倍強い。この難しい状況で自分が託されたミッションは、まず残留だと認識しています。監督になった以上、そのあとは辞任か解任しかない。このクラブでの最後のミッションと位置付けて、トライしていきたい。

    (残留のために勝点を拾っていくサッカーを目指すのか?)一番は自分の目指すサッカーをトライさせてもらええればと。守るだけではなく、自分たちがアクションを起こすサッカー。クラブが目指す「攻守に主導権を握るアタッキング・フットボール」という方針から自分か選ばれたと思うので。

    (選手たちにはどんな話を?)まず「サッカーってシンプルだよね」という話をしました。サッカーってゴールを奪うものだし、ゴールを守るもしくはボールを奪うもの。「ゴールを奪うために、ボールを奪うために、自分たちが前に出ていかなければ奪えないよね」と。選手たちも昨日、今日とトレーニングですごく積極的にやってくれています。監督交代になったことに選手は責任も感じているし、トレーニングでそれはポジティブに出ています。

    (下平前監督のサッカーからの変化は?)下平監督がずっとやってきたポゼッションサッカーは自分と考え方が似ているところもあって、コーチの立場として勉強させてもらっていた。同じようにしっかりと自分たちがボールを握りながら進んでいきたいし、それを意図的に、優位性を作りながら入っていきたい。

    (修正したいところは?)失点が多いところは改善しなければいけないが、どこのミスから失点しているのかがすごく気になっている。自分たちが主導権を握って、優位にボールを前に運びたい中で、自分たちの距離感や関係性が持てなくてミスパスになってしまっているのが多い。自分たちがボールを握るにしても、常にリスクを管理しながらボールを動かせるようにしたい。

    (一番植え付けたいところは?)僕の性格もあるが、キックオフの笛が鳴って最後の鳴り終わる時まで選手みんながハードワークして、真面目に一所懸命やってくれることを望みます。当たり前のことではあるけど、自分の物差しで言えばまだまだ現状はできていない。

    (サポーターに一言)クラブをずっと応援してくれている方々が多いので、引き続き熱い応援をしていただいて、選手たちの力にしていただきたいと思います。
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