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川崎F・中村憲剛FROがチームにメッセージ。「僕がこうあってほしいと思っていたとおりになっている。頼もしい」
1日、『ONE FOUR KENGO THE MOVIE ~憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語~』の先行公開&舞台挨拶を終えた川崎Fの中村憲剛FROに、J1優勝決定の可能性をもって3日の浦和戦を迎えるチームに“エール”を送ってもらった。
「エ、エール?!」と戸惑いながらも、きっちりコメントしてくださった内容をここで紹介する。
「自分がいなくなってより強くなる、よりよいクラブになれるということ(を考えて)で僕は引退している。
もちろん、いろいろな大会を落としたことはあったにせよ、なんの心配もないまま、結果的にリーグ戦も天皇杯(準決勝進出)もここまできている。予想通りというか、想定内というか。僕がこうあってほしいと思っていたとおりなので、頼もしいなと思います。
だから正直、僕が何か言うことはないです。自分たちで考えられる人たちがチームの先頭に立って、そこに若い人たちが付いていって、いまのチームがある。
僕が引退したときに望んだ姿になっています。そのまま、やってほしいなと思います」
浦和戦のキックオフは3日13時5分。チケット完売の等々力陸上競技場で行われる。①川崎Fが勝って2位の横浜FMが引き分け以下、②川崎Fが引き分けて横浜FMが敗戦で、リーグ連覇が決定する。
なお、中村憲剛FROと川崎Fのドキュメンタリー映画『ONE FOUR KENGO THE MOVIE ~憲剛とフロンターレ 偶然を必然に変えた、18年の物語~』は11月12日~25日まで、109シネマズ川崎、イオンシネマ新百合ヶ丘にて通常公開される。
文・写真:田中直希(エル・ゴラッソ川崎F担当)