高校選手権決勝が埼玉スタジアム2002で行われ、青森山田と前橋育英が対戦。青森山田がここまで無失点だった前橋育英から大量得点を奪い、初の栄冠に輝いた。

　試合は両チームとも立ち上がりから積極的に攻め込む。16分には前橋育英のMF高沢颯が裏に抜け出したが、青森山田GK廣末陸の好セーブに阻まれ先制点は奪えない。すると23分のことだった。青森山田MF嵯峨理久が右サイドからクロスを上げると、MF高橋壱晟が左足でシュート。これが前橋育英の選手に当たってゴールに吸い込まれ、青森山田が先制に成功する。

　45分には前橋育英のFKがゴール前にいたDF角田涼太朗の足元に入るが、青森山田のDF三国スティビアエブスが足を伸ばし、ゴールを許さない。すると、その直後、ワンツーで抜け出した嵯峨がゴールを決め、青森山田が2-0とリードして前半を折り返す。

　後半に入っても流れは青森山田。57分、59分と立て続けにFW鳴海彰人がゴールを決め、リードは4点となる。さらに、44分にもFW佐々木快がミドルシュートを突き刺し、5-0。その後も前橋育英に反撃を許さなかった青森山田が高校選手権初優勝をつかむと同時に、高円宮杯との二冠を達成した。

　横浜FMはFW富樫敬真、FWマルティノス、DF金井貢史選手、MF前田直輝選手、MF喜田拓也選手、MF天野純の6名が今季の契約を更新したと発表した。

　横浜FMは8日にMF中村俊輔の磐田移籍を発表しており、今後もMF齋藤学らの去就が注目されている。

　長崎は鳥栖から期限移籍中の元日本代表DF坂井達弥の期限付き移籍期間が満了になったと発表した。坂井は昨年6月に加入し、J2リーグ戦12試合に出場した。

　坂井はクラブを通じて「半年という短い間でしたが、途中加入で温かく迎えてくださったチームメート、チームスタッフ、フロントスタッフ、ファン・サポーターの方々、ありがとうございました！　これからもＶ・ファーレン長崎を応援しています！」とコメントしている。

　高校選手権決勝が行われる1月9日の埼玉スタジアム2○○2公園内で高校生最強の“一人”を決める大会、「KING of 1v1 HIGH SCHOOL TOURNAMENT」の決勝大会が開催される。1対1で戦う“KING of 1v1”は純粋な個の力を競う。

　決勝大会には東北、関東、関西、九州の予選を勝ち抜いた8名が集結。まずは4人ずつに分かれてグループステージを戦う。各グループ上位2名がノックアウトステージに進み、最後まで勝ち残った者に1対1高校生No.1の称号が与えられる。
 

■日時：1月9日（月・祝）

11:00　オープニング

11:15　グループステージ（2グループに分かれ、上位2名がノックアウトステージに進出）

12:30　ノックアウトステージ

 

■会場：埼玉スタジアム2○○2公園フットサルコートA

 

参加選手紹介＆アンケート

アンケート質問項目

①生年月日　②身長／体重　③血液型　④ポジション　⑤利き足　⑥サッカー歴　⑦ニックネーム　⑧自分の武器　⑨好きなサッカー選手　⑩自分のココを見てほしいというところは？　⑪大会への意気込み

GROUP B

東北代表

永沼 伸（仙台二高）写真左

所属チームではマルチプレーヤーとして活躍。「予選では壁を上手く使えなかったので、全国大会では使いたい」と意気込む。日本代表MF香川真司を輩出したFCみやぎバルセロナJY出身。

※アンケート回答

①1999年3月2日　②175㎝／55㎏　③O　④FW　⑤右　⑥附属FC→FCみやぎバルセロナ　⑦ヌマ　⑧前線からの守備、そこからのドリブル　⑨イスコ（レアル・マドリー）、香川真司（ドルトムント）　⑩サッカーのスピードとフットサルのテクニックの融合　⑪高校生№1プレーヤー目指して頑張ります

 

関東代表

三田 拓希（駒澤大高）写真左から2人目

高校ではボランチやサイドを担う。体の入れ方やターンがうまく、「オフ・ザ・ボールのプレーも好き」と語る。高校選手権に出場する駒澤大学高とともに高校日本一を目指す。

※アンケート回答

①2000年9月28日　②164㎝／57㎏　③O　④MF　⑤右　⑥練馬FC→田柄中　⑦全力君　⑧中へのドリブル　⑨アレクシス・サンチェス（アーセナル）　⑩壁を使った頭脳系のプレー　⑪柔よく剛を制す

 

関西代表

岡田 悠利（ディアブロッサ高田U-18）写真右から2人目

小学生時代にレスリングで培った戴冠の強さが武器。また1対1で戦うスタイルは「レスリングのときを思い出した」というように、アグレッシブなスタイルで相手を圧倒する。大会に旋風を巻き起こせるか。

※アンケート回答

①1999年4月27日　②169㎝／58㎏　③B　④FW　⑤右　⑥斑鳩FCドリームチップス→法隆寺FC　⑦オカピー　⑧しかけのドリブル、スピード　⑨メッシ（バルセロナ）、スアレス（バルセロナ）　⑩仕掛けのスピードと切れ味　⑪出るからには絶対に優勝して、夢へ近づきます

 

九州代表

谷光 大河（筑陽学園高）写真右

強豪・筑陽学園高で実力を磨いたフィジカルのスペシャリスト。レギュラーメンバーと居残りで1対1を行い、鍛え上げた粘り強い守備で頂点を狙う。高校選手権を逃したチームメートのぶんまで戦う。

※アンケート回答

①1998年4月24日　②163㎝／65㎏　③O　④DF　⑤右　⑥小郡Jr.FC→大原中　⑦谷光　⑧フィジカル　⑨長友 佑都（インテル）　⑩フィジカルの強さ、熱いplay　⑪選手権の県予選で負けたチームメートのぶんも背負って、全国という舞台でがんばりたい

[高校選手権準決勝 マッチレポート]
■東海大仰星 vs 青森山田
悪い流れを断ち切ったのは10番と守護神

■前橋育英 vs 佐野日大
守り切った前橋育英。泥臭い守備で5連続完封

[Jリーグ特集]
■川崎フロンターレ
今季こそ。戴冠への“本気度”の高さがうかがえる補強

詳細はコチラ…