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JFLの開幕カードが発表。岡田武史氏がオーナーの今治は昨季2位の流経大Dと対戦
今季のJFL開幕戦カードとホーム開幕戦のカード等が発表された。
沼津と岡山Nが抜け、FC今治とヴィアティン三重が加わることになった今季のJFL。元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務める今治は開幕戦で、昨季1stステージを制し年間2位だった流経大Dと対戦。また、昨季の王者Honda FCは青森と対戦する。
発表されたカードは以下のとおり。
■JFL開幕戦
全試合3月5日(日) 13時キックオフ予定
Honda FC vs 青森
流経大D vs 今治
ホンダロック vs 三重
FC大阪 vs 奈良
M滋賀 vs 岡崎
武蔵野 vs 八戸
V大分 vs 浦安
栃木U vs ソニー仙台
■1st第2節
3月11日(土)13時キックオフ予定
奈良C vs流経大D
岡崎 vs ホンダロック
3月12日(日)13時キックオフ予定
浦安 vs M滋賀
武蔵野 vs FC大阪
V大分 vs 青森
栃木U vs 八戸
今治 vs Honda FC
三重 vs ソニー仙台
■1st第3節
3月19日(日)13時キックオフ予定
八戸 vs 三重
■1st第5節
4月16日(日)13時キックオフ予定
ソニー仙台 vs ホンダロック
青森 vs 奈良
写真:内田浩嗣
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2017年度の甲府VMAキングは森晃太。3連覇の稲垣祥の記録は越えられず
甲府の一次キャンプ(静岡市清水区・J-step)の恒例行事である乳酸と酸欠に打ち勝つ自分との戦いが1月16日に繰り広げられた。持久力や回復力を測定するVMA(有酸素性最大スピード)測定といわれるもので、1本目は125mを45秒で走り、15秒間のインタバールを置いて6.25mプラスした距離を走る。その距離を45秒で走り切れたら、次はさらに6.25mプラス。これを繰り返し、45秒を越えてしまうと、次のステップには進めなくなってしまう。
1本目(125m)は時速にすると10kmなので楽勝でも、10本目(距離は187.5m)は時速15km、20本目(250m)は時速20kmで走らないと45秒で到達できない。ウサイン・ボルトが100mで世界記録を出すときは時速約37kmだが、スポーツクラブのトレッドミルで時速20kmを設定すれば、モーターが大きな音を出して大騒ぎになるすごいスピード。自動車のアクセルを軽く踏んで出す時速20kmと、己の体だけで出す時速20kmは労力がまったく違う。1本ごとに真綿で首を締めるように取り込める酸素の量は減っていき、筋肉を硬くする乳酸はどんどん溜まっていく。
ベテラン組(土屋、石原、津田、兵働、松橋、保坂、河田)、中堅組+チーム・ブラジル(田中、黒木、島川、岡、リマ、ウィルソン、ガブリエル)、セミ中堅組(堀米、橋爪、新里、畑尾、河本、岡西)、若手組(熊谷、森、若杉、曽根田、小出、道渕)の4つのグループに分けて行われたテスト。ベテラン組は21本目を「気持ちで走った」兵働昭弘がトップ、中堅組は島川俊郎が21本3/4でトップと、二つのカテゴリーで新加入選手がトップを取った。青山直晃(ムアントン・ユナイテッド)が加入したときもカテゴリートップで、新加入の選手は結構頑張る傾向にある。セミ中堅組では先頭が何度も入れ替わった末に、22本目で堀米勇輝を振り切った新里亮が22本3/4で1位。
チームトップとなったのは若手組の19歳・森晃太。1本目から死んだフリで後方を走っていた森は22本目(262.5m)で、熊谷駿を振り切り、23本目まで突入(最後は3/5でリタイヤ)。ただし、昨年24本1/2を走り切った稲垣祥(今季、広島に移籍)は抜けず、その記録が引き立つ結果でもあった。
森は「去年は(高校卒業前だったので)学校のテストがあって、(このVMAを)やっていませんでした。自信はあったんですが、隠していました。最初は後ろで走って精神的に有利な状態を保っていたので作戦勝ちです」と賢さと持久力をアピール。この計測値がサッカーに直結するわけではないが、計測を最初から最後まで少し距離置いて見つめていた吉田達磨監督は「一つの指標として捉える」と話した。良い結果を出せた選手は少なくとも心意気を監督、コーチングスタッフに示すことはできたはずだ。
文・写真:松尾潤(エルゴラッソ甲府担当)
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FW近藤祐介が現役引退を発表。FC東京や栃木、長野などに所属
長野はFW近藤祐介が16シーズンをもって現役を引退することが決まったと発表した。
近藤は1984年生まれの32歳で、流経大柏高から03年にFC東京に加入。高い身体能力と強烈なシュートを武器に、神戸、札幌、栃木などでも活躍。15年に長野に移籍し、今季途中からは相模原に期限付き移籍していた。リーグ通算成績はJ1リーグ戦96試合出場11得点、J2リーグ戦192試合出場31得点、J3リーグ戦24試合出場。
近藤はクラブを通じて「14年間支えていただいたみなさまには本当に感謝しております。最終キャリアとなる、この長野で結果が出せなかったことは残念でしたが、これまでのサッカー選手生活で培った経験を糧に、今後も頑張っていきたいと思います。本当に今までありがとうございました」とコメントしている。
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神戸にブラジル人MFウエスクレイが加入
神戸はブラジルのアトレチコMGからMFウエスクレイを完全移籍で獲得したと発表した。
1991年生まれのウエスクレイは、これまでのキャリアをすべてブラジル国内のクラブで過ごし、今回が初の海外移籍となる。16年途中からはセアラに期限付き移籍し、27試合に出場し7得点を挙げている。
ウエスクレイはクラブを通じて「私は海外、日本でプレーする事を夢見てきました。今回、私を信頼しチャンスを与えてくれたヴィッセル神戸、クラブ関係者に、感謝をしています。この感謝の気持ちを、クラブの目標を実現する事で、恩返しがしたいと強く思っています」とコメントしている。
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北九州、鳥取などで活躍したDF川鍋良祐が現役引退
鳥取はDF川鍋良祐が16シーズン限りで現役を引退することになったと発表した。川鍋は1986年生まれの30歳で、浦和ユースから青山学院大を経て、08年に当時JFLだった栃木に加入。その後、北九州(ニューウェーブ時代も含む)、松本、長野を経て、15年に鳥取に移籍した。主将を務めた昨季はJ3リーグ戦21試合に出場し、2得点を挙げていたが、契約満了が発表されていた。
以下、川鍋のコメント。
「2016年シーズンをもって引退することに決めました。栃木SCでプロ生活をスタートさせてもらい、ギラヴァンツ北九州、松本山雅FC、長野ACパルセイロ、ガイナーレ鳥取でプレーさせて頂きました。本当に感謝してます。プロ9年間で出会ったクラブ、フロントスタッフ、監督、コーチ、選手は僕の財産ですし、どんなときも応援してくれたファン、サポーターの皆さんは宝物です。
正直、「引退する」この言葉を口にするとき本当に怖かったし、辛かったし、寂しかったです。でもそれだけ真剣に真摯にサッカーに取り組んでこれた証なのかなと思いました。こんな想いを持つことができるサッカーに出会えたこと、本当に自分は幸せでした。これから先も自分らしくやっていこうと思います。本当にありがとうございました」
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