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YS横浜が東京VのFW北脇を獲得。「Y.S.C.C.の為に全力で頑張ります」
YS横浜は東京VからFW北脇健慈が加入する発表した。
北脇は東京Vユースから日本体育大に進学。14年に大卒で東京Vに入団し復帰。15年途中に、東海リーグ1部のFC鈴鹿ランポーレ(現・鈴鹿アンリミテッドFC)へ期限付き移籍し、経験を積んだ。東京Vへ復帰した昨季、J2リーグ戦15試合に出場し1得点という成績だった。
東京Vの公式HPを通じて北脇は「正直、ヴェルディを離れるのは辛いです。ジュニアからこのクラブでお世話になり、サッカーはもちろんピッチ外の部分でも多くを学ばせてくれました。クラブ、コーチ、スタッフ全員に感謝しています。そして、トップに入ってから良いときも良くないときも、チーム状況が良くない中での遠い遠征の時も、常に応援し続けてくれたファン、サポーター、ボランティアの方には本当に感謝しています。ありがとうございました。今年はカテゴリーがJ3になりますが、少しでも気にして観に来てくれたら幸いです」、移籍先のYS横浜の公式HPを通じては「初めまして。東京Vから来ました。北脇健慈です。Y.S.C.C.の為に全力で頑張ります。よろしくお願いします!」とコメントした。
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FC東京のMFハ・デソンがFCソウルに完全移籍。「自分が思い描いていたようにはならなかった」
FC東京はMFハ・デソンが韓国・Kリーグに所属しているFCソウルに完全移籍することが決定したと発表した。
ハ・デソンは昨季、北京国安からFC東京に加入したが、シーズン途中の6月に名古屋に期限付き移籍していた。J1リーグ戦12試合に出場し1得点、ACLではFC東京の一員として3試合に出場し得点はなかった。
クラブを通じてハ・デソンは「FC東京に加入することが決まったときには、日本でプレーしたいと思っていたことが現実になり、うれしさと期待感は大きなものでした。ですが、プロの世界はそう簡単ではなく、自分が思い描いていたようにはなりませんでした。ファン・サポーターのみなさんに喜びよりも失望をたくさん与えてしまったことは、自分としてもとても悔しく思います。このたび韓国のチームに戻ることになりましたが、自分がいたFC東京というチームをこれからも応援していきます。ファン・サポーターのみなさんも、これからもFC東京はもちろん、ハ・デソンもずっと応援していただけたらうれしく思います。短い間でしたが、本当にありがとうございました」とコメントした。
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高萩洋次郎獲得に乗り出しているFC東京。GK、DF、FWに続きMFも日本代表経験者を補強なるか
FC東京が、元日本代表でFCソウル(韓国)に所属するMF高萩洋次郎の獲得に乗り出していることが分かった。また、昨季加入しシーズン途中に名古屋に期限付き移籍していたMFハ・デソンが、古巣のFCソウルに期限付き移籍することも分かった。(両者はトレード交渉ではなく、あくまで別交渉)。
高萩は15年1月に広島から豪州のウェスタンシドニーに移籍し、その年の夏にはFCソウルに加入。昨季はKリーグクラシック(1部)で優勝を経験し、ACLでもチームの準決勝進出に貢献している。
17年シーズンに向けて、FC東京は大型補強を敢行。川崎Fから大久保嘉人、名古屋から永井謙佑と二人のアタッカーを獲得し、さらに最終ラインにはオランダ・フィテッセから太田宏介を復帰させ、GKにも鳥栖から林彰洋が加入した。最前線から最後尾まで即戦力を加えていく中、残る補強ポイントとして挙げられていたのが中盤。特にパスを配給できるボランチの獲得は、チームの弱点を補うためにも不可欠だった。
かつて広島ではトップ下やシャドーストライカーの位置など、主に2列目で仕事をしていた高萩。足元のテクニックやパスセンスを活かした司令塔のようなプレースタイルが持ち味だった。しかし、FCソウルに移籍後は、かつて日本でもプレーしていたチェ・ヨンス前監督(現・江蘇蘇寧監督)のコンバートによりボランチでもプレー。ACLやKリーグの舞台で、当たりの激しい相手選手に負けないタフな守備を見せるなど、プレーの幅を広げている。
FC東京は得意のパス出しと新たな武器である球際の激しさを併せ持つ高萩を、ボランチやトップ下で起用する方針を定め、獲得に動き出している。この実力派MFが加われば、クラブは今回のストーブリーグにおいて全ポジションで日本代表経験者の補強に成功することになる。悲願のリーグ制覇に向けて、FC東京は着々と強化を進めている。
文:西川結城(エルゴラッソFC東京担当)