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パワーシューターぶりをPKで示したケヴィン・オリス。イメージは「GKに触られても決まるボール」
5日に行われたJ2第17節・熊本戦で2ゴール1アシストと活躍し、3-0の快勝に大きく貢献したケヴィン・オリス。圧巻の強さを見せていた空中戦もさることながら、注目したいのがオリスにとって今季初となるPKでのゴールだ。51分、京都が得たPKのキッカーを任され、もしGKが読み切っていても恐らく止められないであろう高さ、スピードの、強烈な一撃を突き刺した。
京都に戻ってリカバリーメニューを終えたオリスに話を聞くと、「PKは得意。これまでのキャリで2回しか外していない」とのこと。さらに「自分の場合はスピードやパワーを最も重視して蹴っている。GKに触られても決まるぐらいのボールをイメージして、インステップで振り抜くんだ」と、最大限のパワーをボールに伝えることを意識しているようだ。
オリスは自身のキック力のすさまじさを、これまでも練習や試合でたびたび披露してきた。記者の脳裏に鮮明に残っているのが、J2第7節・横浜FC戦で遭遇した目を疑うようなワンシーンだ。この試合でベンチスタートだったオリスが参加していた控え組の練習中、枠を大きく逸れたオリスのシュートがニッパツ三ツ沢球技場のスタンドを超え、なんと場外へと消えていった。まさに規格外のパワーの持ち主である。
このケタ外れのパワーシューターが渾身の力を込めるPKを止めるのは、どんなGKにとっても至難の業だろう。これまでは田中マルクス闘莉王や大黒将志がPKのキッカーを務めていた京都だが、今後は背番号『9』がPKキッカーとして定着するかもしれない。
文:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)
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ハリルからの期待感じた今野泰幸、本能のままに「自分の良さ」発揮を誓う
日本代表は5日、ワールドカップアジア最終予選、イラク戦に向けた合宿を都内で本格的にスタートさせた。国内組が合宿に合流し、負傷から復帰したMF今野泰幸も改めて緊張感が高まる場所であることを認める。続きは…(提供元:goal.com)