EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.6.14(Wed)

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  • 清川浩行監督と財前恵一ヘッドコーチの解任を発表。後任監督には池谷友良氏が4年ぶりに現場復帰

    清川浩行監督と財前恵一ヘッドコーチの解任を発表。後任監督には池谷友良氏が4年ぶりに現場復帰

     熊本は14日、清川浩行監督および財前恵一ヘッドコーチの解任と、池谷友良新監督の就任を発表。同日、熊本市東区のクラブハウスで記者会見を行った。

     飯田正吾チーム統括本部長によれば、1カ月ほど前から検討した結果、池谷氏が持っているクラブへの熱量や、チーム状況を把握していることから、内部昇格や外部からの後任監督招聘よりもリスクが少ないと判断したという。

     池谷氏の現場復帰は、当時指揮を執っていた吉田靖監督を解任して監督代行となった13年以来4年ぶりで、今回はクラブ社長の職を辞しての監督復帰となる。記者会見で池谷氏は次のように述べた。

    「社長として今回こういう状況に至ったということ、ここにすごく責任も感じていますし、修正、浮上、改善というものを目指してこの1カ月やってきました。その中でなかなか思うように進んでいかず、最終的に強化からの提案を含めて、クラブとして監督を代えるという決断をしました。4年前は、代行を半期やったら社長に戻るという中で指揮を執ったんですけど、今回は社長の座を退いて現場一本でやらせていただくことにしました。それは選手、スタッフ、前監督、コーチに対するリスペクトでもありますし、選手と対峙する中では同じ状況でやるべきだろうという決断。一番変えなきゃいけないのは、やっぱり負けに慣れているというそのメンタリティーだと思います。そのこだわりを僕自身が誰よりも強く持ち、いろいろな部分にこだわって、選手とともに歩んでいきたいと、いまは思っています」

     今節の徳島戦が復帰戦となるが、そこまでの数日間で、選手たちの戦う気持ちを再び奮い立たせる。

    文・写真:井芹貴志(エルゴラッソ熊本担当)

  • 14試合連続先発中のDF實藤友紀。自己分析でチームの進化を証明!?

    14試合連続先発中のDF實藤友紀。自己分析でチームの進化を証明!?

     「しばらくなかったことですね」と實藤友紀が言ったのは、自身の先発連続出場について話を振ったときのこと。J2第5節の山形戦から前節第18節の千葉戦までの14試合で先発フル出場を続けているのだが、實藤のこれまでの連続先発の最高は川崎Fに所属していた13年で19試合。その好調ぶりを自己分析してもらった。

     まず、前提として"自身の良好なコンディション”を挙げた。「これまでけがが多かった。しかも筋肉系ではなく骨折など。いま、コンタクトプレーを避けてはいるわけではないが、倒れ方や着地の仕方には注意しているので大きなけががない」。「練習後にマッサージを受けるなんて"オジさん”のやることだと思ってやらなかったけれど、いまは少しでも違和感があるとトレーナーのところに相談に行くし、練習前に体をほぐしてもらうこともある」。そういう細部の気遣いによる良好なコンディションが理由の一つ、との分析。

     面白かったのは以下の分析だ。「僕はどちらかというと攻撃力が特長の選手。昨季はJ1での戦いということもあるが、3バックが5バック気味になって前の選手も下がって守る時間が長かく、スペースもなかったので自分の特長を出しづらかった。でも今季は同じ3バックでもチームが攻撃的に出る試合が多いので、僕がボールを持ち運ぶ場面も多く、特長を出しやすい。僕の出番が増えたのはチームの攻撃的な進化の証明でもあるのでは。でも、警告3回で粘っているけれど(第9節・水戸戦で3回目)、そろそろ出場停止で連続先発も途切れるかも、ですね」。

     まあまあ、そんなこと言わずに『19』越えを。

    文:島田徹(エルゴラッソ福岡担当)

  • 「もう一度、上を向かせる火を起こさせたかった」。前節終了後、GK山本海人が発した言葉の真意とは?

    「もう一度、上を向かせる火を起こさせたかった」。前節終了後、GK山本海人が発した言葉の真意とは?

    「なかなか結果が付いてこないチームにもう一度、上を向かせる火を起こさせたいと思っていた」

     前節・福岡戦で移籍後初先発を果たした千葉のGK山本海人。後半に2度のビッグセーブでチームを救い、首位を相手にスコアレスドローながら5試合ぶりのクリーンシートに導く活躍を見せた。

     試合後に発した冒頭の熱い言葉。14日の練習後、その真意を尋ねると、「このチームは能力の高い選手が多くて、この順位(14位)にいるのは納得がいかない。僕自身もベンチに座りながら『何かもっとできたんじゃないか』と歯がゆい気持ちで毎日を過ごしていた。試合に出るということは直接的に火を付けることができやすい立場になったので、プレーも含めて火を付けたかった」と心に秘めた思いを吐露してくれた。

     同じピッチに立ったMF町田也真人の「海人くん(山本海)があれだけ新しい風を吹かせてくれていたので、やられる気はしなかったが、それに応えたかった」と無得点を悔やむ言葉には、「プレーで反応してくれる気持ちはすごくありがたい。1試合とか1日で終わらすのではなく、続けることがいまの自分の責任だと思っている」と応じた。

     加入1年目ながら31歳のベテランらしく、特に出場機会の少ない若手のケアに心を砕く姿が印象的だ。

    「1年をどんな状況であれ、棒に振ってほしくない。ちょっと上から目線のような気もするが、やり切った自信を持って、1年を終えてほしい。これは自分にも言い聞かせている」

     今季の目標については、「チームとしてはもちろんJ1昇格が絶対。個人としては、自分がどうこうよりも、出ている選手・出ていない選手を含めたチーム全体で、最後は笑って昇格の喜びを分かち合いたい。出ていない人は悔しいし、ほぼ無理だとは思うけど、少しでも良かったと心の中で思えるような振る舞いはしていきたい」。最後までチームメートを気遣う“気配りの人”らしさあふれる答えが返ってきた。

    文・大林洋平(エルゴラッソ千葉担当)

  • J1昇格を呼ぶ吉兆!? 京都の練習場でツバメが子育て中

    J1昇格を呼ぶ吉兆!? 京都の練習場でツバメが子育て中

     長く、し烈なJ2のシーズンは、ようやく中盤戦に入ったところ。選手たちは表情を緩めることなく、タフなトレーニングに日々取り組んでいる。そんな中、京都のクラブハウスに、選手、スタッフの表情をしばし和ませてくれる存在が出現した。プレスルームのドアの上で子育ての真っ最中である、ツバメの親子だ。

     しばらく前から卵は確認されていたが、無事に雛が誕生したのは先週のこと。いまでは、餌を待ちわびる6~7羽の雛たちが、愛くるしい頭を巣からのぞかせている。選手たちもグラウンドへ出る際、引き上げる際に足を止め、餌をねだる雛、せっせと餌を届ける親ツバメを、やさしい眼差しで見守っている。

     ツバメの巣は昔から、幸運を呼び込むものとされてきた。それを信じるなら、子育てに励むツバメはクラブに幸運が訪れる吉兆なのかもしれない。

    実はこの巣、完成したのは1年前。しかし、糞が落ちることを心配したチームスタッフが糞の受け皿を巣の下に設置したところ、ツバメに警戒され、巣を放棄されたという経緯があった。現在ある巣は、それが再利用されたものである。

     ツバメが巣を放棄した昨季はJ1昇格プレーオフで敗れ、悲願のJ1昇格に惜しくも届かなかった。では、そのツバメの巣がしっかりと役目を果たしている今季は…? シーズンの最後に、京都にビッグな幸運が訪れていることを期待しよう。

    文・写真:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)

     

  • 金沢に加入した庄司朋乃也に早期デビューの可能性。指揮官も「チーム力がアップする」と期待

    金沢に加入した庄司朋乃也に早期デビューの可能性。指揮官も「チーム力がアップする」と期待

     10日、金沢はC大阪からDF庄司朋乃也が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。その庄司は14日にチームに合流し、早速フルメニューを消化した。

    「(C大阪では)トップチーム、J1のほうに絡めていなかった。そんな中で金沢からのオファーだった。自分でいろいろ考えて、セレッソのスタッフとも話した結果、金沢に来たほうがいろいろな経験ができる、成長できるんじゃないかと思って選んだ」。

     今季、ルヴァンカップではトップチームでの出場はあったものの、C大阪の選手層は厚く、出場機会を求めて移籍を決断した。合流初日のトレーニングを終えた庄司は「あまり(金沢の)サッカー自体がまだ分かっていないと感じた。これから金沢のやり方に合わせていけたら良い」と語り、「来たからには、試合に絡み続けること」を目標に掲げた。

     柳下正明監督は「落ち着いてやっている。ルヴァンカップでのプレーをやっていれば(試合に)出られる」と話し、「力になると思う。チーム力がアップする」と期待を寄せた。登録が済み次第、早速の金沢デビューも十分あり得る。

    文・写真:野中拓也(エル・ゴラッソ金沢担当)

  • 三竿健斗が忘れられない相手、小野伸二。「2年前のリベンジをしたい」

    三竿健斗が忘れられない相手、小野伸二。「2年前のリベンジをしたい」

     鹿島の三竿健斗には、忘れられない対戦相手がいる。

     「ホームで対戦したとき、小野選手が試合に出ていて、何も通用しなかった。衝撃的だった」

     小野というのは、もちろん札幌の小野伸二だ。

     2年前の10月4日、J2の東京Vに所属していた三竿健は小野と初対戦し、33分に先制点を決められるなど、まったく歯が立たず。「遊ばれていた感じもあった」と語るほど強烈な印象ばかりが残った。

     その後、三竿健は鹿島に移籍することを決意し、いま初めてボランチのポジションを獲得するチャンスと向き合っている。小野を封じることが、自信の成長を確かめることにもつながるだろう。

     「あれから2年経っているし、リベンジしたい」

     右足首を痛めていた小野の状態次第だろうが、静かな闘志を燃やしていた。

    文:田中滋(エルゴラッソ鹿島担当)

  • 東京VのGK柴崎貴広がおこなう独特のキープ、通称・シバ焦らし。その意図とは?

    東京VのGK柴崎貴広がおこなう独特のキープ、通称・シバ焦らし。その意図とは?

     東京Vの柴崎貴広は「ああ」と言ってうなづいた。「知り合いからけっこう連絡がありましたね。なんか取り上げられているよって」。ネット上を中心に話題となったのは、東京Vがリードしていた前節・名古屋戦終盤での、柴崎の”時間稼ぎ”についてだ。通称・シバ焦らし。かねてより、少し独特な形で時間を稼ぐGKの姿は一部で話のタネとなっていた。

     相手ボールがGKのもとへ飛んできた際、足下にそのボールを置いて相手選手が近づくまで待つ、試合でよく見る光景がある。少しでも時間を掛けられるように、柴崎は股の間にボールを置くなどして工夫する。考えはこうだ。「賛否両論あるのは知っています。でも、それはチームが勝つためですから。ルール上は問題ないのでやっています。勝つために考えれば、普通なこと。特別なことではないと思っています」。たしかに、わざと痛がってあざむいているわけではない。相手からもたらされたボールを、ちょっとの時間キープしている。

     味方にとっては助かり、相手にとってはイライラさせられる、あのGKの光景。柴崎はいたって真剣に、チームが勝つための最善を考えてプレーを選択しているという。

    文:田中直希(エルゴラッソ東京V担当)

  • 吉田麻也、「僕らは受け身になった」…イラク代表の試合運びを称賛

    吉田麻也、「僕らは受け身になった」…イラク代表の試合運びを称賛

    2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選で日本代表はイラク代表と対戦し、1-1で引き分けた。試合後、日本代表DF吉田麻也が試合を振り返った。続きは…(提供元:goal.com)

  • ケガ人続出でプラン崩壊…トラブルを嘆くハリルホジッチ監督「まったく違う戦略を練っていた」

    ケガ人続出でプラン崩壊…トラブルを嘆くハリルホジッチ監督「まったく違う戦略を練っていた」

    2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選・第8戦が13日に中立地・イランの首都テヘランで行われ、日本代表はイラク代表と1-1で引き分けた。この結果、勝ち点を17に伸ばしてグループBの首位をキープした。日本は8月31日に行われるオーストラリア戦に勝てば、6大会連続のW杯出場が決まる。続きは…(提供元:goal.com)