EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.10.4(Wed)

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  • 復帰間近の新潟・森俊介「23歳はしっかり試合に出て、めっちゃ活躍したい」

    復帰間近の新潟・森俊介「23歳はしっかり試合に出て、めっちゃ活躍したい」

     新潟の大卒ルーキー・森俊介が4日に23歳の誕生日を迎えた。新たな1年に向け、「22歳は何も成し遂げていないので、23歳はしっかり試合に出て、めっちゃ活躍したい」と抱負を語った。

     今季、関西学院大から加入した左利きのサイドアタッカー。リーグ戦4試合、カップ戦5試合と出場機会を得ていたが、7月2日の練習中に右いhざ大腿骨顆部軟骨を損傷。そこからリハビリの日々を送ってきた。

     これだけの長期離脱は初めての経験というが「この3カ月間、これまで鍛えられなかったところを鍛えてきた。(もともと)右足の筋肉が少なかったが、バランスが良くなった。食べたら太る体質なので糖質を抑えて、体重も1kg落ちた」と肉体を改善。また「けがをする前は、出られないときにその悔しさもあって、変な気持ちで試合を見てしまっていた。でも、けがをしてからは、客観的にどうプレーをしたらいいか見られるようになった」と、心身ともにポジティブな変化を遂げた。

     この日はスパイクを履き、ボールを使ったトレーニングも再開。「痛みは少しあるけれど、パス回しは問題ない」と笑顔を見せた。ここからフィジカルコンディションを上げ、1日でも早くチームへの合流を目指す。

    文・写真:野本桂子(エルゴラッソ新潟担当)

  • 自身の得点目標を上方修正。中美慶哉が今季も金沢のヒーローになる

    自身の得点目標を上方修正。中美慶哉が今季も金沢のヒーローになる

     金沢の中美慶哉が、前節・湘南戦で今季10点目をマーク。開幕前に掲げた目標の二ケタ得点を達成した。

     「いまはたまにFWをやったりするけど、中盤の選手なので、開幕する前は自分が10点くらい、二ケタ以上取れば(J2)残留争いからは出ている(離れている)状況になっているかなと思っていた。だけど、フタを開けてみれば残留争いをしている。自分の得点が必ずしも勝利につながっているわけではないし、点を取れば良いというわけでもないと思う。やっぱり勝負どころでの1点、大事なところでゴールを挙げたい気持ちがある」

     20位・金沢と21位・山口の勝ち点差は『6』。シーズンも残り7試合となり、残留争いもいよいよ大詰めを迎える。中美は「僕が点を取ってというよりも、みんなが点に絡んで、みんながお互いを助け合えれば、自分にも得点のチャンスが来るし、味方にアシストするチャンスもある。そのときが一番チームの調子が良い」と前置きした上で、自身の得点目標を上方修正した。

     「ゴールにたくさん絡んで、あと5点。7試合で5点は結構(難しい)。でも、そこを目標にしていけば、自ずとチームの助けにもなる」

     トータルで15点。昨季のJ2・J3入れ替え戦で金沢を救ったヒーローが、今季も残留に導くべく、自らに難題を課す。

    文:野中拓也(エルゴラッソ金沢担当)

     

  • J1昇格レースを走る長崎に新たなパワー。元陸上選手の為末大氏が初の座学を開く

    J1昇格レースを走る長崎に新たなパワー。元陸上選手の為末大氏が初の座学を開く

     8月に長崎とフィジカルアドバイザー契約を結んだ元陸上選手の為末大氏が4日、長崎の練習場を訪れ、選手、スタッフを前に初めて座学を行った。

     400m障害走で過去、世界選手権で2度の銅メダル、五輪には3度出場と輝かしい経歴を持ち、世界の第一線で戦ってきた為末氏。この日の座学では「速く走るということが何となくは分かっていても科学的にどういうことなのかというのが、そんなにちゃんと伝わっていないところもある。私たちが速く走るときには一体、何をしているのか、筋肉がどういうふうに動いているのか」をテーマに、約1時間程度、話が行われた。

     しかし、陸上とサッカー、競技の違いがあるために「われわれの理屈を当てハメていいのか」が為末氏にとって、いま悩んでいるところだと言う。

    「例えば、サッカーで選手が良い栄養士を雇って栄養学をやったとします。ただ、それでチームが強くなったとして、それが戦術的な話(が理由)だったのか、それとも筋力アップしたからなのか、いろいろな要素があり過ぎる。陸上は自分の体だけなので。これをやったら速くなった、しかも、数字が出るので実験しやすいんです」

     サッカーという競技の複雑さは、陸上の世界から見ても明らかな様子だった。

    「われわれは一部を担うので、本当に1%も貢献できるかどうか分からないですが、まずはチームがやりたい方向に対して、われわれが貢献できるようなことをサポートしたい。正しい走り方は、けがが少なくなる。選手の足を速くするのは難しいにしても、なるべくけがなく、すべての選手がシーズンを終えることが幸せだと思うので、そのあたりは多少貢献したいです」

     そう、今後の抱負についても語った為末氏。今後もチームへのサポート、将来的にはシーズン前のキャンプへの帯同などもプランにはあるようだ。

     J1昇格というレースをまさに走っている最中の長崎。ここで得た知識も生かしてラストスパートにつなげたいところだ。

    文・写真:杉山文宣(エルゴラッソ長崎担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面]日本代表に新たな可能性を

    [本日のエルゴラッソ1面]日本代表に新たな可能性を

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