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大分の鈴木義宜、福岡の強力攻撃陣を封じ、さらに今季5得点の目標達成へ。「僕があと2点取れたら…」
今節の福岡戦は、大分にとって、昇格戦線への生き残りを懸けた大事な試合。ウェリントン、仲川輝人、松田力ら、前線で躍動する強烈なタレントをはじめ、中盤にもポテンシャルの高い多彩な戦力をそろえる福岡の攻撃は破壊力満点だ。
そんな福岡を「アキラさん(竹内彬)と声を掛け合いながらしっかりと抑えたい」と話すのは鈴木義宜。「上位に食らいついていくためにはここを勝ち切らないといけない。これ以上、上と離されるわけにはいかない。みんながそういう思いでいれば、自ずとプレーに出てくると思う」と士気を高める。
開幕前、今季の個人目標を「5得点」と設定していた。開幕のアウェイ福岡戦でいきなり今季初ゴールを挙げ、第9節・湘南戦、第32節・名古屋戦で着々と得点。リーグ戦残り6試合で目標達成を狙う。
「僕があと2点取れたらプレーオフ行けるんじゃないですか。わからないけど」と笑ったが、まんざら冗談でもなさそうだ。
文・写真:ひぐらしひなつ(エルゴラッソ大分担当)
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『左サイドのスペシャリスト』。松本の那須川将大、最終盤でチームに帰還
前節・熊本戦で今季初となるメンバー入りを果たした那須川将大が、リーグ戦出場を目指して準備を進めている。
昨年11月に右第5中足骨の疲労骨折により手術を行い、今季は開幕前キャンプから別メニューで調整。一時は快方に向かったものの再びコンディション不良となるなど一進一退を強いられたが、この夏に完全復帰。以降はトレーニングマッチへの出場で試合勘とゲーム体力を養い、アピールを続けていた。
熊本戦翌日のアルティスタ東御とのトレーニングマッチでも左サイドからの鋭いクロスで、三島康平の得点をアシストした。また積極的なミドルシュートで自らゴールを狙うなど状態は上向き。自身も「体は動いているし、コンディションも整ってきた」と話しており、手応えをつかんでいる様子だ。
シーズンも最終盤となり、各チームは台所事情に苦しむ時期でもある。長いリーグ戦によって、累積警告による出場停止や負傷者頻発など一人でも多くの戦力が欲しい状況。松本も例外ではなく、左サイドのスペシャリストの帰還は朗報と言える。「ここまで来たら、総合力が問われる」と、チームの一員として勝利に貢献する構えだ。
文:多岐太宿(エルゴラッソ松本担当)
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人気漫画『キングダム』とのコラボデー開催。鳥栖の高橋義希、谷口博之、水野晃樹が魅力を語る
15日に行われるJ1第29節鳥栖vsC大阪では週刊ヤングジャンプで連載中の人気漫画『キングダム』とのコラボデーが開催される。作者の原泰久氏が鳥栖のホームタウンである鳥栖市のお隣、三養基郡基山町出身という縁もあり、今回、実現となった。
当日は高橋義希、谷口博之、水野晃樹のキングダム愛読者3人による特別対談が掲載された小冊子が配られる予定となっており、そのほかにもコラボグッズの販売など、さまざまなイベントが用意されている。
その対談に登場した3人にそれぞれ、キングダムの面白さについて聞いてみた。
高橋
「目標はすごく高いところにあるんですけどそこに向かって勝ち進んでいく姿、のし上がっていく過程が面白い」
谷口
「戦い方とか戦術とかサッカーに似ているというか置き換えることができる部分もあって面白い。軍略とか全体が見えていないと機能させられないから」
水野
「成り上がっていくところ。ぺーぺーから始まって武将になったりしていく過程が面白い。武将が死んでその武器の継承があったり、男が好きな要素が詰まっている」
とそれぞれキングダムの面白さについて触り程度に教えてくれた。対談ではよりディープな話に発展している様子。選手たちを魅了する成り上がりの一端をこの特別対談をとおしてのぞいてみるのも楽しいかもしれない。
文:杉山文宣(エルゴラッソ鳥栖担当)
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[本日のエルゴラッソ1面]極まる円熟。フロンターレの14番
[明治安田J1第29節 プレビュー]
■川崎F vs 仙台
川崎Fは走り続ける。いまを生きる男とともに[明治安田J2第37節 プレビュー]
■名古屋vs 湘南
昇格が懸かる湘南。意識するのは目の前の一戦のみ[日本代表]
■日本 vs ハイチ
消化不良に終わったアピールのための試合