EL GOLAZO(エルゴラッソ)FLASH NEWS

2017.10.18(Wed)

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  • BMWスタジアムでは初の古巣戦。愛媛の白井康介が、湘南のピッチを切り裂いてみせる

    BMWスタジアムでは初の古巣戦。愛媛の白井康介が、湘南のピッチを切り裂いてみせる

     今節、初めて敵チームとしてかつての古巣・湘南のホームへと乗り込むことになる愛媛のMF白井康介。この一戦に向けて「気合いは入っている」とは言いつつも、「緊張はない」と心境はいたって自然体だ。

     というのも湘南在籍時の白井は、ホームのshonan BMWスタジアム平塚でリーグ戦のピッチに立ったのは一度だけ。「良いピッチ」という印象はあれど、スタジアム自体への思い入れは「それほどあるわけではない」というのが率直な感想のようだ。

     ただ、その古巣で契約満了になった悔しさは胸の中にある。それだけに「見返してやろうという気持ちと、自分はこれだけやれるというのを見せたい気持ちはある」と、この試合にかけるモチベーションは必然的に高まる。

     当然、その思いを実現するためにはミラーゲームになるであろう今節でマッチアップする選手を上回る必要がある。白井は「マッチアップするのは藤田征也くんになると思う」と予想。藤田征は白井にとって湘南在籍時の先輩にあたり、「いろいろお世話になっている」と話すが、ピッチでは「ぶっち切ってやりたい(笑)」と上下関係はお構いなし。

    「ストロング(ポイント)のドリブルで切り裂きたいし、自分のサイドを制圧したい」

     下克上を起こし、チームの勝利のために邁進することを誓っていた。

    文・写真:松本隆志(エルゴラッソ愛媛担当)

  • 大学屈指のボランチ、京都の特別指定選手・重廣卓也が練習に合流

    大学屈指のボランチ、京都の特別指定選手・重廣卓也が練習に合流

     8月に京都の特別指定選手として登録されたMF重廣卓也(阪南大)が、トップチームの練習に合流している。

     重廣は今年の8月に行われたユニバーシアード台北大会に日本代表の主将として参加し、金メダル獲得に貢献した大学屈指のボランチ。これまで練習非公開日に合流したことはあったが、公開日の練習に参加をするのは今回が初めて。サポーターが見守る中でのトレーニングを体験した感想を尋ねると、「大学の環境とはまた違って、生活が懸かっている。いままで親のスネをかじってきたので…。そういう部分は、徐々に実感が沸いてきています」とのこと。

     練習ではプレッシャーを受けている局面でも落ち着いたボールさばきを見せていたが、「僕的にはまだまだです」。大学で求められるプレーとの違いに、戸惑いを感じることも多いらしい。

    「パスの質や、止める・蹴る・動くというところで、もっと人と差をつけたい。“動く”ことも僕の特長だけど、布部監督や闘莉王さんからは『動くな』とよく言われています。それに早く対応して、攻撃のスイッチを入れるようなパスをどんどん供給していきたいです」

     京都のメンバーとして公式戦に出場することも可能だが、「出たい気持ちはありますけど、いまはまだ阪南大学サッカー部の選手。あまり欲は出さずに、練習参加で得たものを(阪南大の)チームに持ち帰りたい」と話す。

    「いま、阪南大学は3連敗していて、チームがちょっとグダグダになっているんです。ここ(京都)での経験を持ち帰って、みんなに刺激を与えたり、還元したりしてあげたい。こっちで試合に出ることよりも、その思いのほうが強いです」

     重廣のプレーがプロのピッチで見られるのは、しばらく先のことになりそうだ。

    文・写真:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)

  • 2試合連続、今季ラスト。福岡の松田力がこだわる「古巣戦でゴール」

    2試合連続、今季ラスト。福岡の松田力がこだわる「古巣戦でゴール」

     前節・大分戦、今節・千葉戦と、2試合連続の“古巣戦”に臨むのがFW松田力。びわこ成蹊大時代に特別指定選手としてプレーした大分、プロデビューを果たした名古屋、そして名古屋からの期限付き移籍の形で15年のシーズン後半戦をプレーした千葉の3クラブが松田にとっての古巣となる。

     そしてその古巣戦は、今季すでに5試合を実施済みで、残すは今節の千葉戦のみ。気になるのは戦績で、大分=1分1敗、名古屋=1勝1敗、千葉=1分と、勝利は名古屋戦の1試合のみとなっている。だからこそ、「もちろん千葉には勝ちたい」という言葉につながるわけだが、それよりも強い口調で残したのが「古巣戦でゴールを奪いたい」という言葉だった。

     松田は今季、トップに加えてサイドハーフでのプレーも経験しており、それを「慣れないポジション(サイドハーフ)でプレーすることもあるが、それでも勉強しながらやれているので楽しい」と、前向きな姿勢で“幅”を広げている最中。それでもやはり、こだわっているのはゴールだ。 

     今節の千葉戦は、松田にとってはもちろんだが、背後に3位・長崎と4位・名古屋が迫るチームにとっても大事な一戦。そのゲームで自身今季5つ目となるゴールを奪い、それが勝利につながれば、チームも自身も大きな波に乗ってJ1昇格争いも佳境に入るリーグ最終盤に臨むことができる。リキも力が入る今週末のゲームは、きっと熱くなる!

    文・写真:島田徹(エルゴラッソ福岡担当)

  • 運命のACL準決勝第2戦。3回連続でACL前日会見に出席した遠藤航「必ず勝って次に進みたい」

    運命のACL準決勝第2戦。3回連続でACL前日会見に出席した遠藤航「必ず勝って次に進みたい」

     17日、浦和の堀孝史監督とDF遠藤航が、本日18日に行われるACL準決勝第2戦・上海上港戦の前日会見に臨んだ。

     堀監督は「ACLに残っている日本で唯一のチームなので、日本の代表としてしっかり責任を持って戦いたい。相手の上海上港も非常に良いチームだが、今までの戦いで自分たちの力をしっかり証明できている部分もあると思う。明日はホームと戦える。埼スタに来てくれるであろう多くのファン・サポーターのためにも、そして浦和に関わるすべての人たちのためにしっかり戦って勝ちたい」と意気込みを語った。

     遠藤は「たくさんのサポーターの方が最高の雰囲気を作ってくれると思うので、サポーターのみなさんの声援を背に、僕らは100%以上の力を出して必ず勝って次に進みたい」と話す。上海上港が誇る強力な攻撃に対しては「1対1で負けないこともそうだけど、チームとしていかにチャレンジ&カバーや味方との距離感を良くして守れるか。中盤、最終ライン、前線の選手を含めていかにコンパクトにして守れるかがすごく大事」とポイントを語った。

     また、準々決勝第2戦の川崎F戦、準決勝第1戦の上海上港戦に続いて3回連続、ラウンド16第2戦の済州戦を加えて今季4回目のACL前日会見出席となった遠藤。「川崎F戦のときに『今日は会見』と言ったら槙野くんから『前回の結果は?』と聞かれた」ことに端を発し、遠藤曰く「ルーティーン」、いわゆるゲン担ぎとなっていることを会見後に明かした。ここまで遠藤が前日会見に出た試合は3勝1分と負けなし。今回もスタッフから「お前しかいない」と言われたという。そして「このまま勝って決勝の前日会見にも出たい」と意欲を示す。

     ゲン担ぎは今回も効力を発揮するのか、そして遠藤は今季あと2回、前日会見に出席できるのか。すべては今日18日、19時30分キックオフの第2戦で決まる。

    文・写真:菊地正典(エルゴラッソ浦和担当)

  • 退場、完敗、エースの負傷…三重苦の清水はこの危機を乗り越えられるか

    退場、完敗、エースの負傷…三重苦の清水はこの危機を乗り越えられるか

     前節・磐田戦、静岡ダービーはDF松原后の退場、さらに0-3というスコアで大敗と、清水にとっては厳しい結果となったが、さらに追い打ちをかける出来事が起こっていた。

     13分、FWチョン・テセが左サイドでパスを受けた瞬間、相手ディフェンスと接触。67分に交代していた。17日、清水から出たリリースによると、右ひざ内側側副じん帯損傷で、全治は4週間を要する見込み。まさに三重苦となってしまった。

     チョン・テセは「このタイミングでけがをしてしまって、チームに申し訳ない」とコメント。予定どおり進んだとして、11月18日の第32節・札幌戦まで欠場することになる。

     14位の清水は現在、J2降格圏となる16位・広島に勝ち点2差に迫られている状況。ここまで9得点を挙げ、チーム得点王のチョン・テセを欠くという大きなダメージを負ってしまった。

    文・田中芳樹(エルゴラッソ清水担当)

  • [本日のエルゴラッソ1面(全国版)]埼スタからファイナルへ

    [本日のエルゴラッソ1面(全国版)]埼スタからファイナルへ

    [AFCチャンピオンズリーグ](全国版のみ掲載)
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    埼スタ決戦。見せつけろ、浦和の誇り

    [明治安田J2第37節 マッチレポート]
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    これが積み上げの差。群馬、降格圏21位以下が確定

    [明治安田J1第29節 マッチレポート]
    ■鳥栖 vs C大阪
    新攻撃カルテットのC大阪が逆転勝利

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