（写真）© FC町田ゼルビア

　11月19日にJ2リーグ戦の全日程が終了したあともトレーニングを続けていた町田は、12月5日のトレーニングを最後に今季の全体練習を打ち上げた。

　今季11得点で昨季に続くチーム得点王に輝いたFW中島裕希が「1シーズンは本当にあっという間だったけど、今日の練習がこのメンバーでできる最後の練習だった」と話したように、寂しさを隠し切れず。17シーズンのチームはこの日を最後に解散するが、「サッカーを続けている限り、またどこかで会える。今度は対戦相手として再会できるという楽しみもできる」という中島の言葉はチーム全員の総意だろう。トレーニング後の小野路グラウンドでは、トライアウトに臨む選手へエールを送る姿も見られた。

　チームは10日のシーズン終了報告会の前に、15時から『FC町田ゼルビア2017シーズン御礼街頭パレード』を実施する。同パレードは町田駅を起点に選手らが2グループに別れ、多くの店舗が立ち並ぶ町田の二大商店街通りを練り歩くものだ。町田加入2年目の中島は言う。

「多くの方にFC町田ゼルビアを知ってもらう良い機会ですし、良い機会にしたいです。あとは感謝の気持ちを持って、見に来てくれた方々にありがとうという感謝の気持ちを伝えたいですね」

文・郡司聡（エルゴラッソ町田担当）