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C大阪・ソウザが持論を述べる。「自分と(マテイ・)ヨニッチにも(Jリーグ)ベストイレブンの資格はあった」
13日、23日に神戸との天皇杯準決勝を控えるC大阪が、寒風吹きすさぶ舞洲の練習場にて、午前、午後の2部練習を行った。
C大阪U-23からも8人の選手が加わった練習は、各々がそれぞれに自身の持ち味をアピールするなど活気も漲る中、リカルド・サントス、ソウザ、マテイ・ヨニッチの“助っ人トリオ”も元気に参加。以前、「タイトルを獲るためならオフが短くなっても構わない」と話していたソウザは、「今もその気持ちは変わらない。自分たちは23日に試合がある。そこに向けていい準備をしたい。ポジティブに考えて、いい試合をして、決勝に進みたい」と話した。
もっとも、5日に行われたJリーグアウォーズについて話が及ぶと、「(ベストイレブンの投票は)平等ではなかったと思う。どこを見て評価されたのか分からない。(杉本)健勇と(山口)蛍と(ユン・ジョンファン)監督が選ばれたことはすごくうれしかったけど、自分と(マテイ・)ヨニッチにも、その資格はあったと思う」と真剣な表情で持論を述べた。
ただし、最後は、「(選んだ人に)言っておいて下さいね(笑)」とおちゃめな笑顔を取り戻し、「サムイ、サムイ」と呟きながら、クラブハウスに引き上げていった。
文:小田尚史(エル・ゴラッソC大阪担当)