-
岐阜が今季最後のチーム練習を打ち上げ。リーグ戦終了から約1カ月間も練習を行った意図とは
本日12月14日、岐阜は今季の日程における最後のチーム練習を行った。
リーグ戦の最終節をもってオフに入るチームが多い中、岐阜は最終節から約1カ月間もチーム練習を実地。選手たちは監督をはじめとするチームスタッフらとともに汗を流してきた。
練習は軽めのアップを済ませたあと、ハーフコートでのゲーム形式練習がチーム全体で行われ、選手たちは時に激しく競り合いながらプレーする姿を見せていた。そして最後には、リーグ戦期間中と同様に円陣を組み、手拍子とともに練習を打ち上げた。
すでにオフに入っているチームもある中、練習期間を長く設定した理由について、大木武監督は「体を休めることも重要だけど、選手たちには頭を休めてリフレッシュしてほしい。リーグ戦が終わったあとの練習は頭を休めることも兼ねての時間」と理由を説明。大木監督によれば「頭を休めることによって、今季の練習をとおして教えてきたことが整理される。整理されることによって、プレーの仕方は変わってくる」と、体を休めることと同様に、頭をリフレッシュさせることへの重要性に言及した。
「攻撃も守備も練習中に教えたことが試合で実践できるようになってきている。キャンプインした時期から、そこが今季一番変化したところ」
最後に大木監督は、練習に向かう選手たちの姿勢を賞賛し、今季積み上げてきたことに対する充実ぶりを語った。
リーグ戦の最終順位を18位と不本意な形で終えた岐阜だが、監督、選手をはじめとして、気持ちはすでに来季に向かっているように見える。明日からのオフ期間からは体を休め、頭をよりリフレッシュさせて、クラブ全体で来季へと向かう。
文・写真:岩波陽平(エルゴラッソ岐阜担当)