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韓国代表としてE-1優勝を果たし、母国で挙式を終えたC大阪のGKキム・ジンヒョンが合流
韓国代表の連覇で幕を閉じたEAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会を戦い終えたGKキム・ジンヒョンが、19日、チームに合流。午前、午後の2部練をフルで元気にこなした。
キム・ジンヒョンは、韓国代表にとっての初戦、中国戦こそ先発したが、2-2と勝ち切れず引き分けると、その後の2試合は出番なく終えた。「(特に)日本戦は出たかった。(韓国)代表として活躍している姿を日本のサッカーファンに見せたかったし、こういうGKがセレッソにいるということを知ってもらって、またセレッソを応援してもらえるきっかけになればと思っていた」と悔しさも明かす。
それでも、「決めるのは監督ですし、出られなかったということは、自分には足りないモノがあるということ。チームの一員として、試合に出なくても、韓国代表としてやるべきことをやろうと思った。(4-1で韓国が勝利したことについては)日本が弱かったというより、韓国がいい準備をして試合に臨んだ結果」だと話した。
また、日本戦の翌日には、韓国国内で結婚式も行った。「緊張しました(笑)(奥様に惚れ直した?)自分の口からは何とも言えませんが(苦笑)、いろいろ準備してもらったので、助かりました。(韓国代表の)チームメートからは(優勝という)最高のお祝いをしてもらったと思っています」とハニカミながら感謝の言葉を述べた。
韓国代表としてのE-1優勝に続く、自身にとって最良の1日。新たなエネルギーを蓄えたキム・ジンヒョンが、C大阪にとって今季2つ目のタイトル、天皇杯優勝を目指す。
文:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)