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吉田監督のバースデー勝利に向け、小川慶治朗が残す“激アツ”コメント
14日のルヴァンカップグループステージ第2節・鳥栖戦当日、吉田孝行監督は41歳の誕生日を迎える。ただ、「関係ない」ことを強調し、「勝たなきゃいけない」と語気を強めた指揮官は、12日の練習ではポゼッション練習などの指導に没頭した。
それでも、指揮官の奇縁を伝え聞いたMF小川慶治朗のコメントは力強い。
「監督が選手のために声をかけて、すごく考えてくれているのは伝わっている。それを返すことができるのは勝利だと思う。監督の立場を考えると、想像もできないプレッシャーがあると思うし、勝利が一番のプレゼント。その日は、監督のために戦います」
14日はホワイトデー。感謝を伝える記念日でもあるが、小川は「誰かのために戦いますけど、その日は監督に“重きを置いて”戦います(笑)」と笑顔を寄せた。
鳥栖戦へ、吉田監督は「前回(J1開幕戦の鳥栖戦)は、相手がバッとくる中で試合の入りが悪かった。そこは修正しないといけない」と話し、同じ轍を踏まず、強い姿勢で臨む大切さを語っていた。
文・写真:小野慶太(エルゴラッソ神戸担当)
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ACLグループステージ突破をかけて。ケガ人続出も鹿島は前向きに戦う
12日、鹿島は翌日に控えたACLグループステージ第4節のシドニーFC戦を前に、カシマサッカースタジアムで前日会見を行った。
シドニーFCとは先週対戦し2-0の勝利を収めていることから、会見に臨んだ大岩剛監督は「明日の試合もホームでしっかり勝点3をとるという形で、スタートからしっかり入っていきたいと思います」と抱負を述べた。
ただ、先のリーグ戦でも安西幸輝が負傷するなど、続出しているケガ人については「非常にハードな日程と試合の強度を踏まえると、ケガ人が出るのは致し方ない」としながらも、「それに代わる若い選手がこういう大舞台でチャンスをつかむいい機会になると思うので、そういうところはポジティブに考えながら準備をしていきたいと思います」とした。
前回のシドニーFC戦では5人の選手が今季初先発となったが、明日の試合でも大胆な起用が期待される。
鹿島が勝利し、さらに同組のもう一つの対戦で水原三星が上海申花に勝利すると、鹿島のグループステージ突破が決まる。
会見に参加した永木亮太は「そういうのは気にしないで明日の試合だけに集中して、出る選手、サブの選手、一丸となって戦わないと勝てる相手ではない」と気を引き締めていた。
文・写真:田中滋(エルゴラッソ鹿島担当)
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